金沢駅は「世界で最も美しい駅」とも言われ、兼六園口には「もてなしドーム」といった数々の有名建築物を手掛けた白江龍三さんが設計を担当した建造物もございます。「もてなしドーム」は、『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』をコンセプトに誕生したとされています。金沢駅のフォトスポットとして有名な、鼓門の前で思い出を写真に残してみてはいかがでしょうか。

近江町市場は、金沢市民の台所として知られている市場です。
1721年に開業し、繫華街に近いエリアながら約170店舗が軒を連ねております。市場内では石川県の特産である海産物や野菜、精肉、土産物、生花が販売され、日ごろの買い物ができる市場です。また、食べ歩きができるお店や海産物を楽しめる飲食店、金沢名物の金沢カレーの店もあります。

ひがし茶屋街は、金沢を代表する国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているエリアです。
江戸時代からある建物がそのまま残り、和の趣を感じることができる街並みです。金沢名物の金箔を使ったソフトクリームや抹茶を頂ける店もあります。着物のレンタルも行っているので、着物を着ながら茶道など和体験も楽しむこともできます。和の雰囲気を味わいながら、非日常を過ごしてみてはいかがでしょうか。

金沢城公園には、重要文化財の石川門、五十間長屋、鶴丸倉庫などの見どころがあります。金沢城公園とその周辺の市街中心部の緑地は、「緑の心臓」と呼ばれており、植物や野生動物も多くみられます。
休憩所内の豆皿茶屋では、景色を見ながら可愛らしい豆皿に乗せられた和菓子、洋菓子、お寿司やお茶をいただけます。店内も日本らしい和のデザインとなっているため、着物を着て写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

長町武家屋敷跡は、土塀と石畳が連なる街並みになっており、加賀藩の武家屋敷が軒を連ねている、当時の面影が濃く残るエリアです。
黄土色の土壁と石畳の路地が続いており、伝統環境保存区域および景観地区に指定されています。そのほかには、当時の風情を感じながら、金沢らしい体験ができる場所も多くございます。また、屋敷の見学や庭園の見学ができたり、工芸品店や土産店でお買い物ができたり、とても充実しているエリアです。L字やT字の曲がり角が多く、地図を見ずに歩いて迷ってみるのも一興です。

にし茶屋街は、ひがし茶屋街に比べて小さいですが、金沢三茶屋街のひとつであり、落ち着いた雰囲気の茶屋街です。にし茶屋街には茶屋と呼ばれる伝統的な建物が並び、古き良き日本の風情を感じることができます。
また、にし茶屋街では、華やかな芸妓が活躍しているため、より昔の日本を感じることができるのではないでしょうか。そのほか、忍者ミュージアムや人形ミュージアムなどの見どころもあります。

金沢湯涌江戸村は、国指定重要文化財、金沢市の有形文化財に指定された貴重なものが集められた、江戸時代の風情を再現した村です。農家エリア、町家・武家エリアの2つに分かれており、当時の生活様式や暮らしを五感で感じることができます。
金沢湯涌江戸村では、季節ごとに様々なイベントや体験が行われており、日本の伝統文化や工芸品、食文化を体験することができます。武家屋敷や茶屋街と生活様式を比較するのも面白いかもしれません。

白鷺の湯は、718年に泉に身を癒す白鷹をみていた時に発見された温泉など諸説あり、通称「金沢の奥座敷」として知られています。
また白鷺の湯では、天然氷の製造も行われており、その氷を使ったジェラートもおすすめです。白鷺の湯で、湯船につかりながら四季折々の景色を楽しんだ後に、ぜひお召し上がりください。
そのほか湯涌温泉街では、戸室石や金箔を使用したデザインの白鷹の足湯や、食堂、カフェ、雑貨店も楽しむことができます。

高尾食堂は、地元の人々に親しまれている老舗の食堂です。昭和初期に創業され、長い歴史を持つ金沢の名物として知られています。
メニューは、食堂ならではの定食から、親子丼などの丼類、カレーライスなどの皿類、ラーメンなどの麺類、その他焼き肉など、とても豊富に用意されております。その中でも、名物である手作りのカレーはおすすめです。
種類が豊富なため、食べたい料理が合わない時にも、それぞれ食べたいものを食べることができるのではないでしょうか。

湯涌温泉街には趣のある素敵な旅館が多くございます。次回訪れた時の宿泊先を見てみてもよいのではないでしょうか。
そのほか湯涌温泉街には呉服店やうつわ・雑貨店があり、最近ではなかなか見かけることもなくなったお店の雰囲気も味わえるでしょう。旅の思い出にうつわを購入して帰るのも、形に残る思い出としていかがでしょうか。
満喫出来たら直行バスで、金沢駅へゆったりと移動しましょう。