早朝便を利用する方の中には、飛行機の出発前後の時間に飛行機内で髭を剃りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。カミソリは形状や刃の長さなど条件によっては機内に持ち込めないことがあるので要注意です。今回は、カミソリや電気シェーバーに関する飛行機への持ち込み制限についてまとめました。
カミソリは条件によっては機内に持ち込み可能
機内には形状がT字型のカミソリであれば持ち込めます。しかし、床屋で使用するような折りたたみ式のカミソリは危険物の刃物に該当するため機内に持ち込めません。
また、T字型のカミソリであっても刃体の長さが4cm以上のものは機内には持ち込めないため、普段使用しているカミソリが機内に持ち込めるのか、刃体の長さを事前に確認しておきましょう。持ち込めない場合、保安検査場に設置されている廃棄箱にカミソリを捨てる必要があります。
電気シェーバーは制限なく持ち込み可能
電気シェーバーは特に制限をかけられておらず、機内に持ち込めます。JAL・ANA、スカイマークやスターフライヤーといった一般航空会社だけでなく、ジェットスターやピーチ・アビエーションといったLCCでも、制限なく持ち込むことができます。
飛行機は突然揺れることがあるので、飛行機内で髭を剃る場合は、安全を考えてシェーバーを利用した方がよいかもしれません。
そのほか機内でのマナーについては次の記事を参考にしてください
飛行機にのるときの8つのマナー
機内で髭を剃る場合、ジェルの容量などに制限があるため要注意
持ち込める髭剃り用のジェルやシェービングクリームの容量には制限があります。国内線の場合、機内に持ち込める髭剃り用のジェルなどを含む化粧品は、1つの容器あたり「0.5Lまたは0.5kg以下」、1人あたり「2Lまたは2kg以下」と定められています。国際線の場合は100ml(g)以下の容器に入れて1L以下のジッパー付き透明プラスチック製の袋に入れた場合は機内に持ち込むことができます。
飛行機内で髭を剃る場合、シートベルト着用のランプが点灯している間は、座席から立つことはできず化粧室にいけません。そのため、離着陸前には済ませておましょう。
さいごに
カミソリは「T字型のもの」「刃体の長さが4cmまでのもの」であれば持ち込めます。また、電気シェーバーは持ち込む際の制限は特にありません。
髭剃り用のジェルやシェービングクリームは持ち込めますが、1つ辺りの容器あたりの容量によって持ち込めない場合があります。
シートベルト着用のランプが点灯している時は席を立つことができないため、ひげ剃りは離着陸前に済ませておきましょう。
飛行機の持ち込みについては、さまざまな基準があるため、不安な方は次の記事も参考にしてください。
化粧品は持ち込める?飛行機に乗るときの液体の持ち込み制限について解説!
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