eチケットとは、航空券の形態の1つで、Webサイトまたは電話による飛行機の座席予約情報を電子的に航空会社のシステム内に記録したものです。今回はeチケットとは何か、飛行機に乗る当日の使い方、流れをまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。
eチケットとは?
eチケットとは、航空券の形態の1つで、Webサイトまたは電話による旅客機の座席予約を電子的に航空会社のシステム内に記録したものです。チケットレスサービスと呼ぶこともあります。普及率は10年間でほぼ100%になっています。eチケットと紙の航空券の違いは、 紙の航空券を持たず旅行が可能なので、航空券の紛失・盗難の恐れがない点が挙げられます。
参考:
JAL国内線 – eチケット発券
eチケットお客様控えとはあくまで控え
航空券を予約した場合には、まず「eチケット」ではなく、「eチケットお客様控え」が発行されますが、あくまで控えであり、航空券ではありません。eチケットお客様控えは「旅程表」「確認書」とも呼ばれており、航空券の情報が記載されております。飛行機に乗らずに予約変更・払戻、搭乗時にも必要となります。eチケットお客様控えには2次元バーコードが記載されており、バーコードで航空券の権利を確認する情報を読み取ることができます。
eチケットの使い方は?
eチケットは、メールで送付されたeチケットお客様控えに記載されているURLから印刷することができ、空港にある自動チェックイン機で使用します。
eチケットお客様控えを印刷した方が良い?
国内線の場合は、eチケットお客様控えを印刷しなくても特に問題はないと言えるでしょう。eチケットお客様控えは携帯電話で2次元バーコードとして航空会社のホームページや、送付されたメールから取得できます。
海外へ旅行する際は本人確認や短期の観光や商用などでビザなしで入国する場合の条件として、○日以内の復路の航空券の提示が求められることがあります。そのため、提示すればスムーズに入国できることが多いので、eチケットお客様控えをプリントアウトしておいた方が良いでしょう。
当日の流れは?
当日の流れは空港にある自動チェックイン機で搭乗手続きを行ってから保安検査場を受け、飛行機に搭乗します。
今回は、エアトリでJALの航空券を購入した場合の流れを例として説明します。
1 .自動チェックイン機で「搭乗手続き」を選択
1. 画面の案内に沿って、「予約番号」「確認番号」を入力
2. eチケットを発券
3. 預ける荷物がある場合、手荷物預かり所へ進み荷物を預ける
4. 出発20分前までに保安検査を受ける
5. 出発10分前までに搭乗口まで行く
6. 飛行機に搭乗
航空券を購入した旅行代理店や航空会社によって流れが多少異なる場合があります。不明点がある場合は、空港係員に確認しましょう。
eチケットを利用するタイミングは、搭乗手続きのタイミングです。飛行機の乗り方が分からない方はこちらの記事も参考にしてください
【初めて】飛行機の乗り方を初心者向けに解説!
まとめ
eチケットは従来の紙の航空券の紛失・盗難の恐れをなくすために導入された、ウェブサイトまたは電話による旅客機の座席予約を電子的に航空会社のシステム内に記録したものです。
チケットを購入すると、航空会社か旅行会社からメール等で、eチケットお客様控えが送付されます。
当日の流れは空港にある自動チェックイン機で搭乗手続きを行って保安検査場まで進み、出発10分前までに搭乗口まで行き、飛行機に乗ります。
※2023年4月以降、ANA、スターフライヤー、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、エアドゥ、オリエンタルエアブリッジでは、順次自動チェックイン機での搭乗手続きは終了となります。
初めてeチケットを使う場合でも、使い方がわかっていれば、搭乗手続きで慌てずに済みます。分からなくなったときは、是非この記事を参考にしてください。