JALやANAと一般航空会社では高齢者向けのシニアサービスを利用できます。シニア向けサービスは、サービス内容が充実しています。今回は飛行機のシニアサービスについてまとめました。
JALとANAには高齢の搭乗者が安心して旅行できるシニア向けサービスあり
JALは「シニアおでかけサポート」、ANAは「シニアらくのりサービス」という高齢者向けのサービスを提供しています。
シニア向けのサービスを利用することで、安心して飛行機に搭乗できます。また、シニア向けのサービスは飛行機を降りた後も利用できるものもあります。
シニア向けサービスを利用するには?
シニア向けのサービスは、JALとANAのWebサイトもしくは電話で申し込むことができます。事前予約が必要なサービスは、インターネットで申し込んだ後、利用する航空会社のサポート窓口に電話する必要があります。
JAL・ANA両社で利用できるサービス
搭乗口までの見送り
JAL・ANAのシニア向けサービスでは、見送りの人が付き添いのうえ、搭乗口まで搭乗者と一緒に向かうことができます。1人で搭乗するのが難しい高齢者の場合、付添人に頼み、荷物などを持って搭乗口まで行くことができるサービスです。
保安上、付き添いの人は、1人までです。
車椅子の貸し出し
JAL・ANAどちらでも、空港内で車椅子を借りることができます。車椅子を借りる場合、予約の必要はありません。また、空港内だけでなく機内でも車椅子を利用できます。
事前改札サービス
シニアサービスを申し込んだ搭乗者は、機内に優先搭乗できます。搭乗口までは出発時刻の10分前に到着しておく必要があります。
事前改札サービスを利用する場合、早めに搭乗口係員に利用する旨を伝えましょう。
手荷物収納など搭乗員が手伝うサービス
シニア向けサービスを利用すれば、機内に持ち込んだ手荷物の収納などを搭乗員が手伝います。手荷物の収納だけでなく、その他の用事や困ったことがあった場合、搭乗員に声をかけましょう。
到着ロビーまで案内
飛行機が目的地の空港に到着後、到着ロビーまで係員が案内するサービスを利用できます。希望すれば空港施設内の公共機関の乗り場まで案内してくれます。
JALのシニアおでかけサービスは金属探知機に反応しない車椅子を利用可能
JALのシニアおでかけサービスでは、金属探知機に反応しない竹製の車椅子を借りられ、車椅子に座ったまま手荷物検査を終えられます。竹製の車椅子は電話での事前予約が必要です。竹製の車椅子は、「羽田空港」「伊丹空港」「大分空港」などで借りられます。
手荷物検査のときは、自分が身につけている金属は外す必要があります。
ANAのシニアらくのりサービスはリクライニングが可能な車椅子を利用可能
ANAの場合、リクライニング可能な車椅子や車椅子のまま昇降できる車を一部の空港で利用できます。また、2016年4月から羽田空港で、金属探知機に反応しない樹脂製の車椅子を利用できるようになりました。
羽田空港第2旅客ターミナル限定で電動カートサービスを利用できます。電子カートは、台数・利用に制限があるので、注意しましょう。
また、機内では、機内専用の車椅子を借りることができます。
各航空会社設定のシルバー割引あり!
LCC以外の航空会社では、高齢者向けのシルバー割引を利用できます。シルバー割引を利用すれば、航空券の料金が片道10,000円以上安くなります。航空会社によっては、当日に利用できるシルバー割引もあります。
さいごに
JALとANAでは、高齢者が安心して搭乗できるシニアサービスを利用できます。車椅子を借りることができるほか、機内で何か困ったことがあった場合でも搭乗員に声をかければ手伝ってくれます。
到着後も係員が到着ロビーまで案内するため、出発から到着まで快適に過ごせます。
また、各航空会社設定のシルバー割引があり、航空券の片道の料金が10,000円以上安くなります。
シニアサービスを利用して快適なフライトを楽しみましょう!
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