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ハイシーズンとはいつ?飛行機の繁忙期と閑散期の時期と料金差

ハイシーズンはピークや繁忙期とも呼ばれており、閑散期と比べると航空券の料金が高めに設定されています。また、割引運賃の割引率も低くなります。今回は、航空会社の繁忙期であるハイシーズンとそうでない閑散期の時期の料金差と、お得に予約する方法をまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。

ハイシーズンは、航空会社が定めた料金が高くなる時期

ハイシーズンとは航空券の料金が高くなる期間のことです。お盆を含む8月、年末年始などの12月、学生の長期休暇や大型連休などの旅行や帰省のシーズンがハイシーズンです。ピークと呼ばれることもあります。また、ハイシーズンは空港が混雑するため、余裕を持って空港へ向かうことをおすすめします。

シーズンは、ハイシーズン以外にも区分があります。区分は次の通りです。
・ハイシーズン(繁忙期)
・レギュラーシーズン(通常期)
・ローシーズン(閑散期)

閑散期の時期については次の記事も参考にしてください
旅行に行くならいつ?航空券が安い時期4選

ハイシーズン(繁忙期)とローシーズン(閑散期)は数千円異なることも

ハイシーズン(繁忙期)と連休が少ないローシーズン(閑散期)は、時期や曜日、時間帯によって異なりますが、航空券の料金が数千円程度異なる場合があります。通年で航空券の料金が安いジェットスターなどのLCCもハイシーズンの時期は10,000円を超えることも少なくありません。

ローシーズンはハイシーズンよりも割引率が高いのが特徴です。一方で、ハイシーズンはローシーズンと比べると割高です。次の表は、羽田空港-新千歳空港間の、繁忙期と閑散期の金曜日以外の平日の夜と金曜日の夜の料金を比べた表です。(JAL・ANAは早期購入割引75日前の料金、スカイマークはいま得の料金)

時期 JAL ANA スカイマーク ジェットスター
ローシーズン 金曜以外の平日 14,540円 14,540円 9,340円 6,440円
金曜 19,540円 19,540円 13,540円 8,440円
ハイシーズン 金曜以外の平日 13,540円 18,240円 10,040円 7,440円
金曜 22,940円 22,940円 20,840円 10,640円

平日の場合、ローシーズンとハイシーズンではそれほど料金は変わりませんが、金曜日の夜の場合、料金の差が大きくなります。JAL・ANAで比べた場合、3,000円程度の差があります。

※2022年12月調査時点での料金
ローシーズン
平日の夜、金曜の夜
JAL:2023年4月4日、7日 羽田空港19:45発-新千歳空港21:15着
ANA:2023年4月4日、7日 羽田空港20:00発-新千歳空港21:35着
スカイマーク:2023年2月14日、17日 羽田空港20:30発-新千歳空港22:05着
ジェットスター:2023年4月4日、7日 成田空港18:10発-新千歳空港20:00着

ハイシーズン
平日の夜、金曜の夜
JAL:2023年3月14日、17日 羽田空港19:40発-新千歳空港21:10着
ANA:2023年3月14日、17日 羽田空港20:00発-新千歳空港21:35着
スカイマーク:2023年3月14日、17日 羽田空港20:30発-新千歳空港22:05着
ジェットスター:2023年3月14日、17日 成田空港17:55発-新千歳空港19:40着

ハイシーズンは早期購入割引の割引率が低いがそれでもお得

ハイシーズンはローシーズンと比べて早期購入割引の割引率が低くなります。一方で、スカイマークの場合はハイシーズンでもある程度お得に航空券を予約できます。ただし、座席の残数によって料金が変動するいま得の場合、ローシーズンと比べて早く座席がなくなる可能性もあるので、できる限り早く航空券を予約すると良いでしょう。

次の表はローシーズンとハイシーズンの普通運賃と早期購入割引(JAL・ANAは早期購入割引75日前、スカイマークはいま得)の料金を比較した表です。

時期 JAL ANA スカイマーク
ローシーズン 普通運賃 41,990円 39,940円 24,940円
早期購入割引 14,540円 14,540円 9,340円
ハイシーズン 普通運賃 44,590円 42,240円 34,440円
早期購入割引 13,540円 18,240円 10,040円

ローシーズンとハイシーズンでは普通運賃の料金が異なります。JAL・ANAの場合、ローシーズンのほうが2,500円程度お得です。

※2022年12月調査時点での料金
ローシーズン
JAL:2023年4月4日 羽田空港19:45発-新千歳空港21:15着
ANA:2023年4月4日 羽田空港20:00発-新千歳空港21:35着
スカイマーク:2023年2月14日 羽田空港20:30発-新千歳空港22:05着

ハイシーズン
JAL:2023年3月14日 羽田空港19:40発-新千歳空港21:10着
ANA:2023年3月14日 羽田空港20:00発-新千歳空港21:35着
スカイマーク:2023年3月14日 羽田空港20:30発-新千歳空港22:05着

ハイシーズンでも利用者が少ない・比較的安い時間帯は?

ハイシーズンでも、早朝に出発する便や、目的地に夜遅く到着する便は、比較的利用者も少なく、その分料金も安く設定されています。例えば、羽田発の新千歳行きの便だと、一番早い出発は6:15なので、羽田空港に5時過ぎには着いていなくてはいけないため、公共交通機関の利用が難しいです。また、新千歳到着が一番遅い便は22:35に到着なので、その日はホテルにチェックインして終わりになってしまいます。そのため、この時間帯の便は割引率が高いです。

ハイシーズン(繁忙期)でもお得に予約できる方法あり!

予定が分かっているのであれば、早期購入割引を利用すればハイシーズンでもある程度航空券の料金を安く予約できます。また、金曜日の夜、土曜日の朝の航空券は比較的航空券の料金が高めに設定されています。そのため、都合がつくのであれば平日の昼に出発することで航空券の料金を安くできます。また、早期購入割引でも出発予定日まで日数が短い場合、普通運賃(ノーマルチケット)とほぼ同じ料金になる場合があります。

ハイシーズンでも航空券をお得に予約したい場合、株主優待券割引がおすすめです。前日からでも利用でき、日数が短い早期購入割引より安く航空券を予約できることがあります。株主優待割引の航空券は予約の変更が可能、マイルがたまりやすいなどのメリットがあります。

旅行に行きやすいお盆や年末年始で格安の航空券を予約する方法は次の記事も参考にしてください
保存版!お盆の国内線の航空券を安くとる方法
必見!夏休みの旅行の航空券をお得にとる4つの方法
保存版!年末年始や冬休み、正月の航空券を安く予約する方法

株主優待割引については次の記事も参考にしてください
当日に格安で予約するならこれ!飛行機の株主優待券ってなに?

さいごに

航空会社にはハイシーズン(ピーク)があり、ハイシーズンの時期は航空券の料金が高いです。また、ハイシーズンは早期購入割引75日前でも目的地によっては、18,000円を超えることがあります。ローシーズンと比べて割引率が低くはなりますが、普通運賃と比べると非常にお得です。早期購入割引や株主優待券割引を利用することで、ハイシーズンは比較的安く予約できます。

ハイシーズンとローシーズンの料金差を知り、お得に航空券を予約しましょう!

格安の航空券を予約する方法は次の記事も参考にしてください
安く旅行に行きたい!航空券を格安で買う5つの方法
早期購入割引はどのタイミングで予約すればお得?
急な出張でも大丈夫!格安の航空券を当日に予約する方法

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