あまり旅に慣れていないという方のなかには、旅館にいる時間をどう過ごせばいいのか分からず不安に思う方もいるのではないでしょうか。今回は「旅館の上手な楽しみ方」についてご紹介します。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。
予約する部屋・料金はしっかり確認を
旅館には、リーズナブルなお部屋から特別室まで、様々なお部屋が用意されています。また、宿泊プランも素泊まりから朝夕食付、SPAなどのサービスが受けられるものまあります。チェックアウト時に精算の宿も多いので、支払いの際にトラブルにならないよう、予約時のお部屋やプランは再度しっかり確認してから出発しましょう。
車で行くなら事前に伝える
旅館によっては、駐車場が狭い場合もあります。いざ行ってみたら「車を止める場所がない」などということにならないように、車を利用する場合には事前に旅館に伝えておきましょう。
キャンセルの際もマナーをも守って
突然のトラブルなどで、予約をキャンセルしなければならなくなった時には、キャンセルが決まった時に、早めに旅館に連絡しましょう。旅館では、担当の中居さんがお客様の到着を待っており、食事の用意なども進められています。直前のキャンセルは、宿にも迷惑をかけてしまうので、時間や食材を無駄にしないためにもキャンセルの連絡は必ずしましょう。
チェックイン
まずはチェックインについてですが、旅館ではチェックインの受付を開始する時間(多くの旅館は15時)が決められており、その時間よりも前に到着しても部屋に通してもらうことができないことが多いです。チェックインの受付開始前に旅館に到着すると待ち時間を過ごすことになってしまうので、旅館にはチェックインの受付が始まってから到着するようにしましょう。たとえば15時にチェックインが開始される旅館であれば、15時30分~16時ごろに到着すると、受付の混雑も解消されてスムーズにチェックインができます。またチェックイン時に住所や連絡先の記入を求められることがありますが、忘れ物をしたときなど万が一の場合に役に立つので、極力住所や連絡先は記入しておきましょう。
チェックインに遅れそうな場合は
もしも予定していた時間よりもチェックインが大幅に遅れそうになった場合は、旅館側に迷惑をかけないためにも必ず電話でその旨を伝えておきましょう。
服装は露出のし過ぎに注意
主に休暇での利用が多いので、基本館内はラフな格好でも構いませんが、宿泊する旅館によっては服装に注意しましょう。旅館では浴衣が用意されていますが、他にも宿泊者の方がいらっしゃるので、あまり気崩すのはお勧めしません。
履物は丁寧に預けよう
玄関で靴を脱いであがる場合には、出迎えの方にお尻を向けるのはマナー違反だとされています。靴は、正面を向いたまま、つま先を付けて脱いであがります。下足番や仲居さんが揃えてくれる場合には「よろしくお願い致します」や「ありがとうございます」と、お礼の挨拶を忘れないようにしましょう。
1回目の入浴は時間を置いてから
旅館の大きな楽しみのひとつである温泉ですが、チェックイン開始時間から1~2時間くらいの間はほかのお客さんで混雑していることが多いです。そのため、どうしても一番風呂に入りたいという方以外は、少し時間を置いてから1回目の入浴をすると良いでしょう。誰にも邪魔されずに温泉を満喫したいという方には、貸切風呂がおすすめです。
旅館内は浴衣で
浴衣を着るのが苦手という方もいるかと思いますが、せっかく旅館に来たならチェックアウトまで浴衣で過ごしてみてはいかがでしょうか。温泉地にある旅館の多くは、浴衣のまま外出できます。休日を普段と違う服装をして過ごせば、きっと良い気分転換になることでしょう。
朝風呂
多くの旅館は1日おきに男湯と女湯を交換しているので、温泉を存分に満喫したいという方はぜひ翌日の朝にも入浴をしましょう。朝は空気が澄んでおり、夜とは異なる雰囲気が楽しめます。
チェックアウト
旅館ではチェックアウトの時間が決められていますが、ギリギリの時間にチェックアウトをしようとすると、ほかの宿泊客とタイミングが重なって受付が混雑してしまうことが多いです。せっかくの温泉旅行でストレスを感じてしまわないためにも、チェックアウトは少し早めに済ませるか、もしくは可能であれば先にお会計だけ済ませておきましょう。先にお会計を済ませておけば、あとは部屋の鍵をフロントに返すだけなので、受付が混雑していてもスマートに旅館を出ることができます。
旅館ではホテルにはない楽しみ方ができる
旅館ではホテルと違って、女将さんや仲居さんが食事の説明や布団の用意をしてくれたり、部屋食の場合は食事を部屋まで運んできてくれたりと、そこで働くスタッフの方と接する機会が多くなっています。そのためスタッフの方とのコミュニケーションを楽しむのも、旅館の楽しみ方のひとつといえるでしょう。
日本には基本的にチップの習慣はありませんが、旅館の世界にはそれに当たる「心づけ」というものがあります。もし女将さんや仲居さんに感謝の気持ちを表したくなったときは、夕食時やチェックアウトの前に「心づけ」を渡すと喜ばれることでしょう。「心づけ」の金額は、「宿泊料金の10%~」が目安となっています。
さいごに
今回は「旅館の楽しみ方」をテーマに、旅行に役立つ情報をお伝えしました。日本独自の宿泊施設である旅館はさまざまな楽しみ方ができる場所となっていますので、旅行の際にはぜひ旅館で過ごす時間も存分に楽しんでみてください。
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