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歴史も自然も満喫したい!那覇の観光スポット12選


沖縄観光で外せないエリアといえば、那覇。レンタカーがなくても、那覇空港直結のモノレールを利用して簡単にアクセスできる立地も魅力です。那覇は沖縄本島のなかでも特に琉球王朝時代の歴史や文化がぎゅっと凝縮した地域。コンパクトに観光巡りが楽しめるので、沖縄初心者にもうってつけのエリアです。今回は那覇のおすすめ観光スポットを史跡・神社、街歩き、自然、文化の4つに分けてご紹介します。

那覇の史跡・神社スポット

波上宮


崖の淵に鎮座する、王府から特別扱いを受けた琉球八社のひとつです。琉球王朝時代の正月には国家の繁栄を祈るために王が直々に参拝したといわれており、「当国第一の神社」として崇拝されてきた沖縄屈指の格式高い神社です。沖縄の青い空と海、生い茂る樹木、そして朱色に彩られたご本殿とのコントラストが美しく、気持ちが晴れやかになるような雄大な風景も魅力です。

所在地:沖縄県那覇市若狭1-25-11

識名園(しきなえん)


「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録された琉球王家の別邸です。中国からの使者の接待所、国王一家の保養所として使用されたといわれています。一度は戦争によって破壊されたものの、のちに20年かけて再建されました。池の周囲を歩きながら四季折々の自然を楽しめる回遊式庭園で、「心」という漢字をモチーフにした心字池をはじめ琉球文化と中国文化が融合した建造物が点在しています。

所在地:沖縄県那覇市真地421-7

首里城跡


【エアトリよりお知らせ】
首里城正殿火災の影響により、首里城公園(有料施設を含む園内施設)は、一部施設を除き、立入制限を設けております。※2019年11月14日現在
最新情報は公式サイトでご確認ください。



約450年続いたといわれている琉球王国の栄華を伝える国王の居城です。那覇市を見下ろせる小高い丘の上に位置します。沖縄戦で焼失しましたが1992年「首里城公園」として整備復元されました。琉球石灰岩を積み上げた城壁、優美な守礼門、沖縄のシンボルとして有名な色鮮やかな正殿など、日本と中国の建築様式が融合した沖縄特有の建造物はどれも見応えがあります。

所在地:沖縄県那覇市首里金城町1-2

玉陵


琉球王国を統治したといわれている第二尚氏王統歴代の陵墓です。自然のままの崖壁に穴をあけた横長の墓室で、中は3つの部屋に分かれています。外観は1500年頃の板葺き屋根の宮殿を模したもので、その周りを石垣が囲み、陵墓前に1対の石彫り獅子像が置かれています。風格ただよう石造り建造物群の光景は圧巻です。

所在地:沖縄県那覇市金城町1-3

那覇の街歩きスポット

牧志第一公設市場


沖縄の食文化を体感できるグルメスポットです。1階の市場ではカラフルな魚介類、沖縄の島野菜やフルーツ、島豆腐、加工品など、眺めているだけでも楽しい沖縄食材がずらりと並び、2階は沖縄料理が味わえる人気の飲食店が軒を連ねています。早朝から地元の方々や観光客で賑わいをみせています。1階の市場で食べたい食材を購入して2階の飲食店で調理してもらえます。

所在地:沖縄県那覇市松尾2-10-1

国際通り


全長約1.6kmに渡って土産店や飲食店が軒を連ねる沖縄一の繁華街です。太平洋戦争後にいち早く復興を遂げたことから「奇跡の1マイル」と称された歴史的な一面もあります。那覇市内で街歩きをするなら外せないスポットで、路地裏に入れば赤瓦や石垣などの昔ながらの沖縄の街並みも楽しめます。毎週日曜12時~18時は歩行者天国として開放されエイサーやライブ、大道芸などのイベントが開催されています。

所在地:沖縄県那覇市 県庁北口交差点(パレットくもじ前交差点)~安里三叉路

壺屋やちむん通り


国際通り近く位置する焼物で有名な壺屋地区の通りです。「やちむん」とは沖縄の方言で「焼物」を意味します。沖縄各地に点在していた陶窯を約300年前に琉球王府がこの地に集めた歴史があり、琉球石灰岩が敷き詰められた通りには陶芸工房やギャラリーなどが軒を連ねます。焼物のお買い物だけでなく、昔ながらの沖縄の風景も見どころのひとつ。赤瓦や石垣などの素朴な街並みが広がる絶好の散策スポットです。

所在地:沖縄県那覇市壺屋

首里金城町石畳道


16世紀に造られたといわれている、首里城から那覇港や本島南部へ続く主要道路「真珠道」の一部です。もともとは総延長約10kmを超える長い石畳道でしたが、沖縄戦で大部分が崩壊してしまいました。首里金城町に現存する石畳道は約238mの区間。風情ある赤瓦の街並みを眺めながら、貴重な石畳の上を実際に歩くことができる貴重なスポットです。

所在地:沖縄県那覇市首里金城町2-35付近

那覇の自然スポット

波の上ビーチ


那覇市にある唯一のビーチで、那覇空港から車で15分程度の場所にあります。更衣室やロッカーはもちろん、広々とした公園や飲食店、バーベキュー場まで備えた充実した設備があります。さらにダイビングやシュノーケリングが楽しめる専用ビーチもあります。那覇市内に宿泊する方でも早朝から海水浴ができ、日没後には夜景が楽しめるおすすめのスポットです。

所在地:沖縄県那覇市若狭1丁目周辺

福州園


中国とゆかりのある那覇市久米に位置する、異国情緒あふれる中国式庭園です。1992年に完成した比較的新しい庭園で「那覇市制施行70周年記念」と、中国福州市と那覇市の「友好都市締結10周年」を記念して造られました。樹木や草花で季節の移ろいを演出した園内には中国の伝統的な建造物が配されています。中国福州地方の雄大な風景を彷彿させるというユニークな庭園は観光客のみならず那覇市民の散策スポットとしても親しまれています。

所在地:沖縄県那覇市久米2-29-19

那覇の文化スポット

沖縄県立博物館・美術館


琉球王朝期の城をイメージした白い外観が目印の複合文化施設です。沖縄の自然・歴史・文化が学べる博物館、沖縄出身の作家などによる作品を展示した美術館が併設されています。博物館では海に囲まれ固有の文化をもつ沖縄の特性が分かりやすく展示されています。美術館では絵画や彫刻、工芸など、沖縄ゆかりの作品をはじめ近代美術、アジア諸国の現代美術までを扱っています。

所在地:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1

那覇市伝統工芸館

那覇が誇る伝統工芸品を扱う買い物・体験スポットです。壺屋焼、首里織、紅型(びんがた)、琉球ガラスなどがずらりと並び、なかには貴重な人間国宝の作品なども展示されています。制作工程を間近で見られる実演コーナーのほか、琉球ガラス吹きや紅型体験なども楽しめます。国際通りの真ん中にあるので気軽に立ち寄れる便利な観光スポットです。

所在地:沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2階

さいごに

沖縄の歴史と文化が色濃く残る那覇は何度も訪れたい人気の観光スポットが数多くあります。賑やかな街並みでの買い物やグルメ、散策も楽しめ、空港へ行く前にサクッと立ち寄れる名所が点在するアクセスの良さも魅力です。まだ訪れたことのない方、首里城しか行ったことのない方は、那覇市内をじっくり巡る沖縄旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

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