伊豆シャボテン動物公園はカピバラ露天風呂の元祖ともいわれています。ゆずを浮かべた温泉にゆったりと浸かるカピバラの姿は心が和みます。そんな伊豆シャボテン動物公園ですが、その魅力はカピバラだけではありません。ここでは伊豆シャボテン動物公園の魅力をご紹介します。
伊豆シャボテン動物公園ってどんなところ?
伊豆シャボテン動物公園は、1959年にシャボテンセンターを中心とする岩室山頂一帯を一般に有料で公開した「伊豆シャボテン公園」がはじまりです。伊豆シャボテン公園は開園以来「動物」と「植物」を両輪としたコンセプトとしていましたが、この名前だと「動物」の存在が認知されにくい、という理由で2016年に伊豆シャボテン動物公園に改称されました。
約1,500種類のサボテンや多肉植物を見られます。また、チンパンジー、ロバ、カピバラ、ハリネズミにモモンガ、ハシビロコウなどさまざまな動物が飼育されています。放し飼いで飼育している動物もおり、近い距離でふれあえます。
アクセス
東京駅からは新幹線または東海道本線を利用し伊東駅へ向かいます。伊東駅からシャボテン公園行のバスが運行しています。伊東駅からは約35分です。
伊豆シャボテン動物公園の動物たち
伊豆シャボテン動物公園にはたくさんのかわいい動物たちがいます。餌やりやボートツアーズなどふれあい体験も豊富です。
伊豆シャボテン動物公園といえばカピバラの露天風呂
2012年に30周年を迎えた「元祖!カピバラの露天風呂」は、伊豆シャボテン公園の人気エリア。
水に入ることが大好きなカピバラですが、冬は冷たくては入れませんでした。そんな中、掃除中に使用していたお湯の溜まったところに体を寄せ合っている姿を見て、飼育員が露天風呂をひらめいたそうです。カピバラがゆっくりと露天風呂に入っている姿はなんとも微笑ましく、穏やかな気持ちにさせてくれます。
アニマルボートツアーズ
アニマルボートツアーズでは、園内中央に位置する池をボートで巡り、ガイドの説明を聞きながら動物を近い距離で観察できます。池の中には大小9つの島と沿岸があり、それぞれに動物が生息しています。リスザルやワオキツネザル、ブラウンキツネザル、ジェフロイクモザルなどを見られます。またフラミンゴやカピバラなども優雅に暮らしており、南米にいるかのような雰囲気を楽しめます。
放し飼いの動物と触れ合う
園内にはインドクジャクやリスザル、モモイロペリカンに、アフリカハゲコウなど放し飼いの動物が数多くいます。色鮮やかな美しいインコもおり、放し飼いの動物たちを探してみるのも一興です。
サボテンもいっぱい
伊豆シャボテン動物公園の名前にもあるサボテン。園内には約1,500種が生育されており、珍しいサボテンを目にすることができます。色鮮やかな花をつけるサボテンは観賞用としても親しまれており、花をつける季節には園内でも美しい姿を見せてくれます。
サボテン狩り
この伊豆シャボテン動物公園では、サボテン狩りを楽しめます。大きい温室の中にはさまざまな種類のサボテンがあり、その中から好きなサボテンを選び自分だけのサボテンの寄せ植えが作れます。自分で選んだサボテンの寄せ植えはおみやげにもぴったりです。
ランチもおすすめ!
レストランギボン亭ではカピバラの顔がかわいいカピバーガーやサボテングリーンカレー、サボテンアイスにサボテンステーキなど、このシャボテン動物公園ならではのメニューが食べられます。他にもラーメンや和食、パン軽食なども揃っています。
さいごに
伊豆シャボテン動物公園は、今回ご紹介したものだけではなく他にもたくさんの動物が飼育され、アニマルショーなども開催されており、魅力はいっぱいあります。ぜひ伊豆にお立ち寄りの際は伊豆シャボテン動物公園に足をのばしてみてください。