クラーク博士の像で有名な羊ヶ丘展望台は札幌を代表する観光スポットの1つです。今回は、羊ヶ丘展望台の楽しみ方や見どころについて紹介します。
羊ヶ丘展望台ってどんなところ？
羊ヶ丘展望台は、「ボーイズ、ビーアンビシャス（少年よ大志を抱け）」の言葉で有名なクラーク博士の立像があります。北海道農業試験場の一角にあり、この地では戦前から研究施設である「農商務省月寒種羊場」が設置されていました。最盛期には2,000頭を超える羊が飼育されており、のどかに草を食む羊たちの牧歌的な光景を一目見ようと多くの人が訪れるようになったといわれています。訪れる人は年々増加し、やがて研究に支障を来すほどになったため、1959年（昭和34年）に札幌観光協会が運営管理する形で比津が丘展望台が誕生しました。
眼下に石狩平野を望む眺望は絶景で、のどかに羊たちが群れる彼方には銀色に輝く札幌ドームの姿も見ることができます。敷地内には純白の結婚式場「札幌ブランバーチ・チャペル」や、北海道名物ジンギスカンを堪能できる「羊ヶ丘レストハウス」もあり、北海道の大自然やグルメを楽しめる人気の観光スポットです。
羊ヶ丘展望台のアクセス
自動車
新千歳空港→羊ヶ丘展望台（約40分）
JR札幌駅→羊ヶ丘展望台（約30分）
バス
地下鉄東豊線「福住駅」→「羊ヶ丘展望台」（約10分）
電車
新千歳空港→JR札幌駅（約30分）
羊ヶ丘展望台の入場料と営業時間
入場料
大人 520円
小・中学生 300円
未就学児童 無料
営業時間
5月〜6月：8:30〜18:00
7月〜8月：8:30〜19:00
9月：8:30〜18:00
10月〜4月：9:00〜17:00
羊ヶ丘展望台の楽しみ方
北海道名物のジンギスカンを満喫！
北海道といえばグルメを忘れてはいけません。羊ヶ丘展望台の敷地内にある「羊ヶ丘レストハウス」では北海道名物のジンギスカンをいただくことができます。特選ラム肉のジンギスカン定食をはじめ、えぞ鹿や豚といった、珍しいジンギスカンも堪能できます。食べ放題メニューも用意されており、新鮮なラム肉を思う存分食べることができます。
ジンギスカン以外には、鮭・いくら弁当やみそラーメンなど、北海道ならではのグルメもそろっています。夏季限定メニューの「北海道の生乳で作った濃厚ソフトクリーム」はレストラン内でのみ販売されています。
四季折々の風景を楽しむ！
豊かな自然に囲まれた敷地内では季節ごとに移り変わる、美しい景色を楽しむことができます。
春には、さまざまな花が一気に咲き誇ります。夏にはラベンダーが明るい紫色の絨毯を広げ、秋には紅葉が見ごろを迎え、冬はあたり一面を銀世界に変えて幻想的な雪景色を見ることできます。
足湯でほっと一息！
歩き疲れたら、道内各地の温泉水を使用している足湯「羊ヶ丘ほっと湯」を楽しみましょう。クラーク博士像の横にあり、北海道のカラマツやトド松を使用した足湯でのんびりと旅の疲れを癒せます。足湯は無料で利用できます。
さいごに
素晴らしい景観と豊かな自然に囲まれた羊ヶ丘展望台にはゆったりとした時間が流れています。羊がのどかに草を食む牧歌的な光景を眺めながら、のんびりと過ごせば身も心もリフレッシュできます。北海道に来たら一度はぜひ訪れたい観光スポットの1つです。
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