沖縄本島と離島をつなぐ「海中道路」は、沖縄を代表するドライブコースです。海の上を走っているかのような絶景を見られるほか、車で4つの離島へ行くことができます。今回は海中道路から離島へのドライブコースで立ち寄りたいおすすめスポットをご紹介します。
海中道路とは?
沖縄本島中部の東側に位置する海中道路は、与勝半島と離島・平安座島を結ぶ全長4.75kmの橋です。見渡す限り青い海と空が広がり、沖縄ならではの爽快なドライブが楽しめます。橋の中ほどにはロードパークがあり、マリンアクティビティ、海水浴、バーベキューができる美しいビーチが広がっています。
海中道路を通って車で行ける離島は4つあり、最初の平安座島を拠点に、宮城島から伊計島、浜比嘉島へと、また別の橋でつながっています。
夜の24時まで、海中道路の中央部分がライトアップされており、主塔からのびるケーブルを鳳凰に見立てたロマンチックな演出がされています。季節やイベント毎に違ったデザインのライトアップもお目見えします。
那覇空港から海中道路へのアクセス
那覇空港から海中道路までは、沖縄自動車道(高速道路)を利用して合計約1時間40分です。最寄りのICは「沖縄北IC」で、そこから約20分となります。カーナビによっては「海中道路」で表示されない場合もあります。その際は沖縄北IC周辺に立つ、海中道路の標識を目印にしましょう。
海中道路から離島へ!おすすめの立ち寄りスポット
海中道路から離島へのドライブコースで立ち寄りたい、おすすめの観光スポットをご紹介します。
レアなお土産を買おう!海の駅あやはし館
海中道路の中ほどには、資料館を併設した「海の駅あやはし館」があります。沖縄土産はもちろん、海中道路から先の離島の特産品、近海で獲れた鮮魚などがずらりと並び、ビュッフェスタイルのランチも楽しめます。珍しいお土産があるのが特徴で、い草を使った工芸品、バラ売りのちんすこうなども取り扱っています。
2階の「海の文化資料館」では沖縄の自然・文化・海運に関連する資料をはじめ、かつて貿易で活躍したマーラン船の模型などが展示されています。また、屋上デッキからはエメラルドブルーの海を一望できます。
神話ゆかりのスポット!シルミチュー霊場(浜比嘉島)
赤瓦屋根や石垣といった昔ながらの集落が残る、周囲約7kmの浜比嘉島。琉球国を創造した神・アマミキヨが住んでいた島とされ、拝所や御嶽といった神聖な祈りの場が数多く残っています。立ち寄りたいスポットは、「シルミチュー霊場」。108段の階段を上り切ったところにある鍾乳洞のことで、シルミチューとは琉球神話に登場する神様です。アマミキヨと共にこの鍾乳洞で暮らし、子どもを授かったという伝説があるスピリチュアルなスポットです。また、島内には海に突き出た岩場に「アマミキヨの墓」と呼ばれる場所もあります。
天然塩の工場見学!ぬちまーす観光製塩ファクトリー(宮城島)
周囲約12kmの宮城島は天然の湧き水が多く、作物栽培に適した豊かな土地で、サトウキビ畑が広がっています。高台にある「果報バンタ」からは、紺碧に輝く大海原を見渡せます。
おすすめの観光スポットは、「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」。沖縄を代表する有名天然塩「ぬちまーす」の工場です。10名以下なら予約不要で工場見学ができます(20分毎に無料ガイドあり)。敷地内には直営ショップはもちろん、レストランも併設。ぬちまーすの塩を使ったソフトクリーム、かき氷、沖縄そばなどのグルメを味わえます。
透明度抜群!伊計ビーチ(伊計島)
海中道路から一番遠い離島・伊計島(いけいじま)は、起伏の少ない周囲約7kmの島です。おすすめの立ち寄りスポットは、島の入り口付近にある「伊計ビーチ」。沖縄本島のなかでも透明度が高いことで有名で、パウダー状の白い砂浜が広がっています。シャワールームはもちろん、マリンスポーツのレンタルショップ、レストランや宿泊用コテージもあり、小さな島ながらビーチ周辺の施設が充実しています。干潮の時でも海水浴が楽しめ、湾内に潜ればカラフルな熱帯魚を見ることができます。
さいごに
沖縄本島を代表する観光スポット「海中道路」は、車で4つの離島へ行ける魅力的なドライブコースです。美しい海の上を通り抜けた先にある昔ながらの風情ある街並み、琉球神話が残る小さな島々は、本島とはまた違った印象を受けるはずです。沖縄へ旅行に出かけたときは、海中道路に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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