長崎と言ったらまずは「ちゃんぽん」！歴史も学べる四海樓
“長崎の2大名物であるのがちゃんぽんと皿うどんです。鶏ガラスープと豚骨から丁寧に取ったスープに山の幸海の幸がこんもりとのったちゃんぽんは、ここ四海樓の初代が中国人留学生のために考案したものです。安くておいしくてボリュームたっぷりのちゃんぽんは、たちまち評判となり長崎を代表する料理となりました。（※1）ちゃんぽんの麺は唐灰汁というものを使用しているので黄色味を帯び、もっちりとした独特の食感があります。具材は野菜や魚介のほか、季節に応じて牡蠣やアサリが使われます。皿うどんの具材は基本的に一緒です。違うのは麺がパリパリに揚げた細麺か、もっちりした麺を焼いたものにあんをかけたものです。お好みでウスターソースをかけるのが地元流のちょい足し技といえます。観光バスがひっきりなしに乗り付けるほどの有名店です。併設の無料のミュージアムでは創業当時に使われていた器や家具も展示されているのでついでにのぞいてみてください。
（※1）長崎市公式観光サイトあっ！とながさき
http://www.at-nagasaki.jp/champon/
地元民なら知らない人はいない！茶碗蒸しの吉宗
“長崎の中でも地元として名高い吉宗は、茶わん蒸しが有名です。中でも人気の組み合わせが蒸寿司とセットにしたメニューです。（※2）驚くのはそのサイズ感。丼ほどの大きな茶わん蒸しですが、意外とぺろりと食べることができるでしょう。柔らかく蒸しあげた卵液の中にはタケノコやアナゴが入ります。薄味ですが、だしが効いていて飽きずに食べることができます。蒸寿司は錦糸卵やたらのそぼろ、刻み穴が彩りよく飾られています。あまり食べられないという人でも心配はいりません。それぞれ単品のメニューもありますので、気軽に試すことができます。お店の雰囲気もすてきで、本店では入店の際に拍子木を鳴らして出迎えてくれます。地元の人にも人気で昼時はいつも行列ができています。
（※2）吉宗
http://yossou.co.jp/
大人のお子様ランチ「トルコライス」を楽しむならココ
“長崎市内の食堂やレストランで当たり前のようにメニューに掲載されているのがトルコライスです。他県では見慣れないこのメニューは、分かりやすく言えばお子様ランチを大人向けにアレンジしたものです。ちゃんぽんや皿うどんと並んで、長崎定番として脚光を浴びつつあります。トルコライスの基本はスパゲティとピラフの上にソースをのせたトンカツというスタイルです。ただし、そのアレンジメニューはお店の数だけあると言っても過言ではありません。オムライスやカレーピラフ、はたまたハンバーグ、エビフライやコロッケがメンバーに加わっているなど多種多様です。
中でもツル茶んは有名店です。トルコライスが誕生した店ということもあり、ベーシックなものを食べることができます。正統派のトルコライスを食べたいときはこちらがおすすめです。
雰囲気満点！夜景を見ながらのディナーをどうぞ
“世界新3大夜景にも選ばれた長崎の夜景は、必ず見ておきたいスポットです。（※3）夜景がよく見える場所はいくつかありますが、観光客でも分かりやすくアクセスしやすいのは何と言っても稲佐山です。坂の街長崎の変化にとんだ地形で、迫力ある立体的な夜景が見渡せます。そんな夜景を見ながらゆったりと食事ができるのが、山頂にある展望台のレストラン「ひかりのレストラン」です。店内はガラス張りで180度の光のパノラマを満喫することができます。大人の雰囲気を味わえるお店でデートにもつかわれています。長崎名物のトルコライスも、長崎和牛がつかわれているのでちょっとリッチな気分を堪能できるでしょう。
（※3）長崎市長崎市が日本新三大夜景に！
http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/850000/p027652.html
どれも食べたい！長崎定番グルメ
長崎ならではのご当地グルメを食べるなら、ちゃんぽんなら「四海樓」がお店の雰囲気も歴史も満足させてくれるでしょう。しっかり食事をするなら、「吉宗」で茶わん蒸しと蒸寿司のセットが人気です。B級グルメなら「ツル茶ん」のトルコライスが定番です。しっとりと大人のディナーを楽しむなら「光のレストラン」は長崎の夜景もいっしょに楽しめます。
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