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遺骨は機内に持ち込める?飛行機に遺骨を持ち込む際の注意点

遠方で納骨を行う場合やお墓の引越しで遺骨を持ち帰りたい場合など、遺骨を持って飛行機を利用する必要が生じる場合があります。今回は飛行機に遺骨を持ち込む際の注意点をまとめました。

飛行機に遺骨は持ち込める

飛行機内に遺骨は持ち込めます。遺骨の運び方の制限はありませんが、他の乗客を配慮し、遺骨と分からないよう風呂敷に包む、バッグに入るなどして持ち込みましょう。

3,000円~5,000円程度で遺骨専用のバッグが市販されているので、良いサイズの風呂敷やバッグが無い場合は購入するとい良いでしょう。

遺骨を入れた骨壷を機内に持ち込む際は、サイズにとっては持ち込めない場合があります。あらかじめ確認してから機内に持ち込みましょう。

機内に持ち込める手荷物のサイズは知っておくと安心!荷物の持ち込みの条件まとめを参考にしてください。

機内に持ち込む際は証明書を持参することで手荷物検査がスムーズに

金属製の骨壷は、X線検査機で中身を明瞭に確認できないことがあります。中身を確認できなかった場合詳細な検査が必要となる場合があります。詳細な検査をする場合、下記のいずれかの証明書を提出することで検査をスムーズに受けられます。

・埋葬証明書
・火葬証明書
・埋葬許可証
・火葬許可証
・死亡証明書

遺骨を機内に持ち込む際は、あらかじめ以上の証明書を用意しておきましょう。

埋葬許可証は既存の墓地管理者から、火葬証明書などは既存の墓地のある市区町村の役場で発行できます。

X線検査をスムーズに終えられるよう、木材やプラスチックなどの軽い素材の骨壷にしましょう。

遺骨の大きさによっては共用収納棚にしまう必要あり

機内に遺骨を持ち込む際、骨壷のサイズによっては膝の上に置けない場合があります。サイズが大きい骨壷は、緊急時の安全性を確保するために頭上にある共用収納棚にしまう必要があります。

客室乗務員に他の荷物と同様に遺骨を収納するか、膝の上に置けるかを確認しましょう。

共用収納棚にしまう際は、遺骨が入った骨壷が動かないよう、他の荷物で押さえて収納することで飛行機が揺れても衝撃を和らげることができます。

さいごに

飛行機に遺骨は機内に持ち込むことができるサイズの条件を満たした場合、持ち込めます。遺骨が入った骨壷のサイズによっては、機内に持ち込めない場合があります。

遺骨は詳細な検査を受けなければならない場合があります。死亡証明書や火葬証明書などを提示することで、スムーズに検査を受けることができるため、飛行機に持ち込む際はあらかじめ発行しておきましょう。

遠方の地域から運ぶ際も、安心して運ぶことができます。