意外な穴場！グラバー園からスグの「5CLOVERS」
長崎に観光で訪れた人なら必ずと言っていいほど足を運ぶのがグラバー園です。定番観光地だけあって雰囲気も良く見ごたえがあり周辺は終日観光客でごった返していています。そのため、お茶をしようとしてもなかなか落ち着けるお店が少ないのが残念なところです。しかしグラバー園の入り口からちょっと奥まったところにある洋館を利用して開かれたカフェはいつも静かな空気に包まれています。外国人居留地として発展した南山手の洋館を活用してオープンしたカフェ「5CLOVERS」は、クローバーの看板が目印です。立派な趣の洋館であるため入っていいものか迷うほどですが、手書きのメニューボードも出されているので安心してください。店内も明るく光にあふれた空間で、飲み物やメニューもヘルシーで女性好みのものばかりといえます。優雅な雰囲気を味わえるはずです。
長崎のご当地スイーツを味わえる「ツル茶ん」
“ミルクセーキと言えば飲み物ですが、長崎では飲み物ではなくスプーンを使って食べる立派なスイーツです。卵に砂糖、練乳を加えて混ぜたシロップにかき氷を混ぜて作るのですが、素朴で懐かしい味わいが初めて食べる人にも懐かしさを感じさせます。
このミルクセーキを考案したのが「ツル茶ん」です。旅行ガイド本にも必ずと言っていいほど掲載され、メディアでも多く取り上げられているため地元のだれもが知っている有名店。重厚感ある古い家具や調度品が置かれる店内はレトロな雰囲気が魅力です。休みの日などは込み合うこともあります。ランチタイムなどを外した方が時間のロスがありません。長崎のB級グルメのトルコライスもツル茶んの名物です。ピラフとナポリタン、トンカツと安定のおいしさです。トルコライス目当てなら、お昼ちょっと前に入店しましょう。”
港を眺めながらくつろぐなら「Attic」
長崎港沿いは美術館や公園、大型商業施設などがあり散策するにはもってこいの場所です。大型豪華客船も寄港し優雅な姿を見せています。海沿いの広場では長崎の凧「ハタ」上げをしている人がいるなど、歩いているだけでも飽きません。海風を浴びながらウッドデッキのテラス席でカフェを楽しむなら、出島ワーフの「Attic」が人気です。カプチーノの泡で描くラテアートは長崎ゆかりの偉人を取り入れているなど遊び心も満点です。お腹が空いているなら、フードメニューのトルコライスでお腹を満たしましょう。長崎のご当地メニューとして定番のトルコランチは市内のあちらこちらのお店で出されていますが、雰囲気重視ならばこちらがおすすめです。女性ひとりでも気兼ねなく過ごせます。長崎港を行き来する船を眺めながらの食事は旅気分を盛り上げてくれるでしょう。
離島でのんびりしたいなら「高島ベースカフェ」
“日本で一番島の数が多いのが長崎県です。（※1）日常を忘れて島旅を楽しみたい人には、長崎港から船で行ける高島のカフェをお教えします。高島は炭鉱の島として栄えた過去を持ち、現代では世界遺産の一部となっています。（※2）夏には美しいサンゴ礁のビーチを目当てにやってくる人が絶えません。気軽に体験できる釣りのスポットとしても親しまれています。そんな高島にある「高島ベースカフェ」では、高島限定カステラシェークなどユニークなメニューも用意されています。店内からは軍艦島が近くに見え、天候に左右されず軍艦島を眺められる穴場となっています。最近人気の軍艦島へのツアー船は長崎港から毎日運航していますが、天候によっては上陸できないこともありますし時間も限られています。ここからであれば島の全景を心行くまで眺めることができるとひそかな人気です。島の人も良く利用しているので、地元の人との交流もできるかもしれません。
（※1）都道府県市区町村都道府県データランキング
http://uub.jp/pdr/g/island.html
（※2）高島観光ナビ高島を知る
http://www.kanko-takashima.com/shiru/”
気分に応じて個性豊かなカフェを使い分けよう！
女性同士で優雅な時間を過ごしたいのならグラバー園近くの「5CLOVERS」がぴったり。長崎のご当地スイーツであるミルクセーキに挑戦するなら街中で行きやすい「ツル茶ん」がおすすめです。港を眺めて優雅な時間を楽しむなら「Attic」へ離島に足をのばすなら「高島ベースカフェ」に足を運んでみましょう。ゆったりとした島の空気感がすてきです。それぞれ個性の異なるカフェでのひとときは長崎の旅の印象を深めてくれることでしょう。
