世界遺産も穴場スポットも！広島観光で外せないスポット4選

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重要な歴史を伝える場所「平和記念資料館」

広島に来たことをアピールするために、ザ・王道の写真を原爆ドームの前で撮影して、すぐそばの平和記念公園をそぞろ歩きするだけではもったいなくありませんか。原爆ドームや平和記念公園を訪れたのなら平和記念資料館の見学も外せません。1945年に広島に原爆が投下されたという歴史を伝える資料館です。テーマはとても重たいものですが、日本人なら知っておきたい歴史です。原爆で亡くなった人々の遺品やその当時を再現した展示から、核兵器の恐ろしさや戦争のむごたらしさを学ぶことができます。中には、原爆が原因の白血病で亡くなった被爆者が「折り鶴を千羽つくれば願いがかなう」という言い伝えのもとでつくり続けた折り鶴を復元したものもあります。

名物・お好み焼きをほおばるなら！「お好み村」

原爆ドーム周辺を散策したあとの腹ごしらえには「お好み村」がぴったりです。広島の誇るお好み焼きの名店が一堂に会するスポットといえます。広島の名物グルメといえば、お好み焼きです。大阪のお好み焼きとは一線を画す存在でしょう。原爆投下直後の広島で、庶民に親しまれていたおやつ「一銭洋食」がルーツとなっています。広島名物のお好み焼きにはキャベツや卵、シーフードなど、ボリューム満点の具が入っています。そこに焼きそば麺が入るのが広島名物のお好み焼きの特徴です。焼きそば麺の代わりにうどん麺を入れて、さらにボリュームたっぷりの1枚にするのもローカルな楽しみ方のひとつといえます。お好み村はローカルで親しみやすい雰囲気のスポットで、どの時間にも行列が絶えることのない名店ぞろいです。どのお店のお好み焼きにするか目移り必須のスポットとなっています。

愛らしい海の生物に会いに行くなら「宮島水族館」

「宮島水族館」は幅広い種類の海の生物が展示されている水族館です。水族館へ行くにはフェリーで海を渡る必要があります。広島の海にまつわる生物が多いのも特徴です。宮島水族館のシンボルといえばスナメリで水族館のイメージキャラクターにもなっています。スナメリとは小型のイルカの種類で宮島が面する瀬戸内海に生息しています。ここに展示されているスナメリは人懐っこく水槽の窓をのぞきこむと近寄ってくるので水族館の人気者です。このほか敵が近づくと体を穴に引っ込める姿が愛らしいチンアナゴや、餌やりショーが人気のコツメカワウソなど、注目の生き物が目白押しといえます。水族館の生き物をモチーフにしたお土産も、喜ばれやすくておすすめです。

瀬戸内海に浮かぶ「厳島神社」

「厳島神社」は水族館と同じく宮島にあり由緒あるスポットです。満潮時には赤い鳥居が海の中から抜き出ているような様子が神秘的。なお干潮時は鳥居の近くまで歩いていくことができます。世界遺産にも登録されており、神社の社殿は平安時代に平清盛によって整えられました。寝殿造りを神社建築に応用したというデザインです。以降も毛利元就や豊臣秀吉など、時の支配者によって崇拝されてきました。台風や大雨により大きな損壊をこうむったこともありますが、そのたびに大規模な修復が行われています。鳥居の背に夕日が沈む光景はとても美しく人々を魅了しています。思わず息をのむような絶景は広島観光の締めくくりにもぴったりです。