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自然や動物と触れあえる!井の頭恩賜公園の楽しみ方・見どころ


2017年に開園100周年を迎える井の頭恩賜公園は、日本最初の郊外公園です。今回は、井の頭恩賜公園の楽しみ方や見どころについて紹介します。

井の頭恩賜公園ってどんなところ?

日本最初の郊外公園として1917年(大正6年)に開園した井の頭恩賜公園。その中心には三代将軍徳川家光によって命名されたと伝わる「井の頭池」があり、江戸時代初の水道である神田上水の水源として使われていました。42.8ヘクタールにおよぶ園内は、井の頭池周辺、雑木林と自然文化園のある御殿山、運動施設が設置されている西園、第二公園の4区域に分かれており、イヌシデやイロハモミジ、サクラ、サワラをはじめとした、さまざまな植物が季節ごとに姿を変えて、訪れる者を楽しませてくれます。

園内には動物たちと間近に触れ合える動物園や、ボート場、テニスコート、野外ステージなどもあり、さまざまな楽しみ方ができます。入園は無料ですが、予約や利用料が必要な施設もあります。

井の頭恩賜公園のアクセス

井の頭恩賜公園は最寄り駅から徒歩圏内に位置しています。駐車場はありますが、警察の指導により右折入庫ができず、また吉祥寺通は7~19時まで駐停車禁止で、吉祥寺通りでの入庫待ちもできないため、電車での来園がおすすめです。最寄り駅は2つあり、JR中央線「吉祥寺」から徒歩5分、京王井の頭線「井の頭公園」から徒歩1分です。

井の頭恩賜公園の楽しみ方

四季折々の自然を楽しむ!

園内の広大な敷地内は自然豊かな環境で、四季折々で異なる景色を見ることができます。春には、井の頭池の周辺に植えられた約250本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇り、池の周囲を散策しながら花見を楽しむことができます。池に浮かべたボートから眺める桜は格別です。園内には約500本の桜があり、毎年3月下旬~4月上旬には見ごろを迎え、桜の名所としても知られています。夏には、クヌギ、シラカシ、ケヤキなどが生い茂り、涼しげな木陰を散策できます。また、秋には池の水面に映るイロハモミジやイチョウ、ケヤキなどの色鮮やかな紅葉を見ようと多くの人が訪れます。紅葉の時期は毎年11月中旬~12月中旬あたりまでです。冬には、公園内にある日本庭園で水墨画のような雪景色を見ることができます。

動物と触れ合う!

井の頭恩賜公園の3分の1にもおよぶ広大なエリアを占めるのが「井の頭自然文化園」です。開園は1942年(昭和17年)で、園内は資料館や彫刻館も設置されている「動物園(本園)」と「水生物園(分園)」とに分かれており、200種以上の動物たちが展示されています。

井の頭自然文化園には天然記念物のツシマヤマネコをはじめ、フェネックやカピバラなどが飼育され、「リスの小径」では放し飼いにされたリスたちの愛くるしい姿を間近で見ることができます。モルモットと触れ合えるコーナーもあり、ミニ遊園地「スポーツランド」も併設され、メリーゴーランドやティーカップ、木馬などで遊ぶことができます。

入園料は一般400円、中学生150円、65歳以上200円で、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。中学生は生徒手帳、65歳以上は年齢の証明となるものの持参が必要です。

ボードやスポーツを満喫!

井の頭恩賜公園では、ボートやスポーツを楽しむこともできます。ボートは3種類あり、利用料はローボート(大人3人まで)60分700円(以降30分ごとに300円)、サイクルボート(大人2人・小人1人まで)30分600円(以降30分ごとに600円)、スワンボート(大人2人・小人2人まで)30分700円(以降30分ごとに700円)です。

テニスコートや野球場、競技場などもあり、緑に囲まれた開放感あふれる空間でさまざまなスポーツを楽しむことができます。施設によっては事前予約や利用料が必要なものもあります。

さいごに

大正の頃より100年にわたって多くの人々に愛されてきた井の頭恩賜公園。広大な敷地内には豊かな自然に囲まれて動物たちと触れ合える憩いの空間が広がっています。四季折々の美しい景色を眺めながらスポーツやボート遊びを楽しむこともできます。都心の中のオアシスを一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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