東京都にある国立科学博物館は、国立としては国内唯一の総合科学博物館です。今回は、国立科学博物館の楽しみ方や見どころについて紹介します。
国立科学博物館ってどんなところ?
1877年(明治10年)に創立された国立科学博物館は、日本でもっとも長い歴史を持つ博物館の1つです。日本最大級の総合科学博物館でもあり、2016年(平成28年)には上野本館、筑波実験植物園、附属自然教育園をあわせた来館者が247万人を超えました。
国立科学博物館のテーマは「人類と自然の共存をめざして」で、地球と生命の歴史や科学技術の歩みに関する実物標本資料を中心とした貴重なコレクションは452万点以上にもおよびます。「日本館」と「地球館」で構成されており、それぞれのテーマに沿った数多くの展示品を見ることができます。
国立科学博物館のアクセス
国立科学博物館は最寄り駅から徒歩圏内にあります。館内には駐車場・駐輪場はないため、公共交通機関の利用がおすすめです。
・JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
・京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
国立科学博物館の料金
常設展示入館料
一般・大学生:620円
高校生(高等専門学校生含む)以下:無料
夜間天体観望
一般・大学生:310円
高校生(高等専門学校生含む)以下:無料
※第1・3金曜日開催(1/2~3は開催されません)
4~9月は19:30~、10~3月は18:30~(晴天時、約2時間)
※65歳以上、18歳未満の場合は年齢が分かる証明書などの提示が必要です。
混雑具合
館内の混雑状況はあらかじめwebサイトで確認することができます。特別展のチケットの有無や、シアター・レストラン利用などについて現在の待ち状況が表示されるため、事前に確認して来館しましょう。
国立科学博物館の楽しみ方
常設展示物が面白い!
国立科学博物館では、日本館と地球館の常設展示で数多くの貴重な資料を見ることができます。
日本館では、地殻運動によって形成された日本列島の成り立ちを、鉱物や隕石、植物の標本や化石などで辿ることができます。最古級の魚竜ウタツサウルス、フタバスズキリュウの化石などの貴重な資料が並び、また4万年前に遡る日本人の歴史と日本列島の自然との関わりを暦や地震計・時計などの古い文化遺産を通して知ることができます。
地球館では、宇宙史・生命史・人間史にわたる138億年の歴史を標本や資料、映像などで辿ることができます。地球の成り立ちや、約40億年前に誕生した生命の進化の道のりを、恐竜をはじめとしたさまざまな生物の化石を年代ごとに見ていくことで辿っていきます。また、変動する地球の様子を画像やデータで紹介、観測技術の基礎となる光や磁気などを体感できる展示もあります。
特別展も面白い!
国立科学博物館では、常設展示だけでなく、さまざまな特別展も開催されています。上野本館や筑波実験植物園でも行われ、特別展のほかに企画展やミニ企画展などもあります。
シアター36○で科学を学ぼう!
「シアター36○(サンロクマル)」は、直径12.8mのドームの内側すべてがスクリーンになっている全球型映像施設です。球体の直径は実際の地球の100万分の1の大きさで、内部にあるブリッジに立ってスクリーンに映し出される映像を眺めることができ、まるで宙に浮いているような不思議な感覚が味わえます。
360度の音と映像が楽しめるシアターは世界初で、2005年(平成17年)に開催された「愛・地球博」の長久手日本館で好評を博した「地球の部屋」を移設したものです。1回の上映時間は約10分で、浮遊感やスピード感があるため、幼児や高齢者、妊娠中や心臓疾患がある場合などは注意が必要です。未就学児童は保護者同伴での参加となります。
さいごに
国立科学博物館には、地球が生まれたばかりの太古の昔へと見る者を誘う膨大な実物標本や資料が眠っています。ぜひ一度は訪れてみましょう。
各地からの羽田空港・成田空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。大阪からは飛行機で約65分、早めに予約すれば新幹線より安い7,500円程度で予約できます。
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