1日目：ハートの窓がかわいらしい正寿院へ
京都といえば寺院です。中でも女子たちから人気を集めているのが宇治田原町にある正寿院（しょうじゅいん）でしょう。夏（7月上旬～9月中旬）には1,000を超える風鈴を釣る風鈴祭りを実施するため、風鈴のお寺とも呼ばれています。石川県の加賀水引風鈴や青森県の花笠風鈴など全国47都道府県からご当地風鈴が集まり、風鈴の絵付け体験もできます。正寿院の客殿（則天の間）にはハート型の窓があり四季折々の美しい風景を眺めることができます。これは猪目（いのめ）と呼ばれる日本の伝統文様で災いを取り除き、福を招く力があると信じられています。さらに時間帯（15～16時ごろ）によっては、「幸せのおかげ」と呼ばれる猪目の影ができます。とてもかわいらしいその風景を映した写真は旅行後にも待ち受け画面として使うことができるでしょう。
1日目：10円玉の裏に描かれていることでも有名！平等院鳳凰堂へ
京都には定番スポットも数多くあり、それらを外すことはできないでしょう。たとえば宇治市宇治蓮華にある「平等院鳳凰堂」は世界遺産にも登録されている歴史的なスポットです。藤原頼通が父・道長の別荘を改装して平等院鳳凰堂にしたことを学んだ記憶のある方も多いでしょう。10円玉に描かれた寺院としても有名です。京都市から車で30分ほどの距離に位置する宇治市は、どちらかというとマイナーなスポットにあたるので会話をゆっくり楽しみながら見て回れるでしょう。加えて隣接されている博物館、鳳翔館（ほうしょうかん）には国宝鳳凰1対と重文十一面観音立像などが展示されており鑑賞できます。ミュージアムショップではかわいらしいクリアファイルや付箋、あぶらとり紙などを購入できます。世界遺産を堪能するだけでなく、心がときめく京都土産を見つけられるかもしれません。
2日目：女性の守護神玉依姫尊の祀られている下鴨神社へ
どの神社にいくかを決めるにあたっては、どのような願掛け効果があるかを1つの参考にしてみるといいかもしれません。たとえば世界遺産に登録されている下鴨神社（正式名：賀茂御祖神社）は縁結びの神様をお祀りしています。また下鴨神社の摂末社である河合神社は女性の守護神、玉依姫尊（たまよりびめ）をお祀りしており、女子旅では外したくないスポットです。河合神社の絵馬は柄鏡の形をした絵馬を自分の顔を映した鏡と見立てて願いを込めていきます。化粧を施していく「鏡絵馬」であり他の神社のものとは一風変わっています。化粧を施す際には自分の道具を用いることが良いとされているため、忘れずに化粧道具を持っていきましょう。
2日目：女子旅の最後はやっぱりショッピング！
女子旅ならば時間の許す限り買い物も楽しみたいところでしょう。京都駅付近または四条烏丸付近でのショッピングがおすすめです。さらに京都ならではのショッピングを楽しみたい方は「京の台所」という別名のある錦市場に足を運んでみてください。地下鉄烏丸線四条駅から徒歩3分ほどで到着します。漬け物や昆布の佃煮、ハモの照り焼きなど、他の地域から来た方には珍しく感じられる食品が数多くあります。魚串や豆乳ドーナツ、チョコレートコロッケなど食べ歩きを楽しむこともできるはずです。
スケジュールや自分たちの興味に応じて計画を立ててみよう！
数多くの寺院を有する京都。清水寺や金閣寺など定番スポットに足を運んでみても良いでしょう。正寿院のように一般には認知度の低いスポットに行ってみることもおすすめです。京都市外にも平等院鳳凰堂のように歴史的建造物がありますのでスケジュールが許すならば、ここでご紹介したコースのように京都市外を回る日と京都市内を回る日に分けてみても良いかもしれません。ショッピングならば京都駅付近、四条烏丸付近、錦市場がおすすめです。歴史的建造物からショッピングまで楽しみ、京都旅行を満喫してみてください。
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