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安くても楽しめる!学生旅行の費用を抑える方法


社会人になればある程度お金を使える幅が広くなりますが、学生の間はアルバイトなどで得たお金の中でやりくりしないといけません。今回は、学生旅行の費用を抑える方法をご紹介します。

旅行に行く時期を選ぶ

旅行は、行く時期によって費用が異なるケースが多いです。平日と比べて金曜日や祝日の前の日は宿泊費や航空券の料金が割高になります。次に、オンシーズン(繁忙期)とオフシーズン(閑散期)です。オンシーズンは、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの時期です。この時期は、「たくさんの人が移動する時期」です。年末年始やお盆には帰省ラッシュも重なりますので、旅行費用が全体的に割高になります。

ただし、年末年始やGWなどの集中期は除いて、シーズンや繁忙・閑散期は旅行先によって変わります。夏に人気がある地域は夏が繁忙期ですが、冬に人気がある地域の夏は閑散期です。その地域の特性も把握して、できるだけ繁忙期を避けて計画を立てると良いでしょう。

お得な移動手段は?

国内旅行の場合の主な公共の移動手段は、電車・飛行機・バス・フェリーです。選択のポイントとしては、価格、移動時間、使い勝手などを総合的に見る必要があります。

JRなら青春18きっぷ

JRの普通列車・快速列車の自由席、BRT(バス高速輸送システム)やJR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷです。「18きっぷ」となっていますが、年齢制限はなく、利用期間や利用方法に制限があります。発売期間と利用期間は下記の通りです。

春季用 販売期間:2月20日~3月31日 利用期間:3月1日~4月10日
夏季用 販売期間:7月1日~8月31日 利用期間:7月20日~9月10日
冬期用 販売期間:12月1日~12月31日 利用期間:12月10日~1月10日

価格は11,850円で5枚つづりです。きっぷは1枚で1日乗り放題なので、1人で使えば5日分、5人で使えば1日分です。料金はお得ですが、特急電車や新幹線には乗れないため、長距離の旅行に向いているとはいえません。

お得に飛行機を利用するには

値段が高いと思われがちな飛行機ですが、ANAやJALなどを利用する場合は早期購入割引を利用すれば料金はお得になります。また、ジェットスターやピーチ・アビエーションなどのLCC(格安航空会社)も便利です。
格安の航空券を予約するには、早めに予約することと、安い時期に旅行に行くことです。飛行機のチケットが高い時期は、やはり年末年始や夏休みなどの繁忙期です。それ以外の時期であればお得な航空券を予約できます。

飛行機のメリットは、移動時間が短い点です。ただし、LCC航空券の種類やによってはキャンセルや変更が自由にできない場合があります。計画をしっかり立てて、予約した航空券は確実に利用するようにしましょう。

高速バス

高速バスも安い価格で長距離を移動することができる交通手段です。日本全国の主要都市は高速バスで移動できます。高速バスの価格も一定ではありませんので、格安の高速バス会社を探せば費用を抑えることができます。また、早割や往復券などのチケットを利用すればお得に購入できます。車内や座席の快適性を向上したバスも多く、ネットで予約ができるバス会社も多数あります。

高速バスのメリットでもありデメリットでもある点は、夜間移動が主流であることです。寝ている間に目的地へ到着できるというメリットはありますが、バスでは寝られないという方には向きません。また、朝早く目的地に到着する便も多く、あまりに早い時間だと、観光スポットやお店が開いていないので、待ち時間が生じる点もデメリットです。

フェリー

フェリーも格安で移動できる手段の1つです。1つのフェリーの中でもランクが異なる乗船方法があるので、もっとも安い二等船室(フェリーによって呼び名が異なる場合があります)を使えばお得です。船内もある程度広さがあり、大浴場やレストランなどの施設で過ごせます。夜間の移動であれば寝ている間に目的地に着きます。追加料金を支払えば、自家用車を載せて目的地へ移動ができるなどのメリットもあります。デメリットは、発着する場所が限られるので利用目的に合うかどうかという点と、移動時間が長くなる点、天候に影響されることと、船酔いなど船に弱い方には向かないことです。

お得な宿泊方法

宿泊する施設選びも重要なポイントです。

宿のタイプ

宿のタイプはさまざまありますが、「旅館・民宿」「ホテル」「ユースホステル」についてご紹介します。

旅館や民宿は、一般的に「最も和風な宿」という認識で、部屋も和室であることが多いです。民宿は個人宅を改装したようなところもあり、アットホームな雰囲気を味わえることでしょう。2人以上の宿泊を想定した部屋が多く、朝食や夕食付の旅館も多くあります。大人数の宿泊にも対応可能です。価格は旅館の方が高めで、民宿のほうが低いことが多いので、価格を重視するのであれば民宿がおすすめです。

ホテルは、ビジネスホテルやシティホテル、観光ホテル、カプセルホテルなど多種多様なタイプがあります。シティホテルは都市部や駅周辺にある大型ホテルです。有名ホテルチェーンも多く、施設内や室内の設備も整っていますが、価格が高めになるのがデメリットです。観光ホテルは観光地やリゾート地のホテルで、繁閑によって価格が大きく異なります。

ビジネスホテルは名前の通り、ビジネス目的のホテルで、都市部や交通が便利な場所にあることが多いです。部屋は狭いケースが多く、機能的で無駄を省いた作りなので不便はありません。1名でも2名でも宿泊可能な反面、大人数の宿泊はできない場合が多いです。価格は低めの設定なので、プライバシーを重視したい学生にはおすすめです。

ホテルでもっとも安いのはカプセルホテルです。カプセル状の簡易ベッドに泊まりますが、大浴場やサウナが併設されていることも多く、意外と便利です。数千円で宿泊できるので費用を抑えるのには向いていますが、プライバシーの面ではビジネスホテルに劣ります。

学生向けの格安宿泊施設としては、ユースホステルも便利です。世界各国にある最大の宿ネットワークで、会員になっていれば国内では3,000円前後で宿泊できます(会員でない場合はプラス600円)。大人数でも1人でも利用可能です。

Airbnb

Airbnbは、シェアリングエコノミーの1つで、個人のお宅に宿泊するサービスを提供しているwebサービスです。その家の方とのふれあいなども体験できることもあります。全体的に費用をかなり抑えられます。

さいごに

学生旅行の費用を抑える方法についてご紹介しました。時期を選ぶ、移動手段を選ぶ、宿泊施設を選ぶとなると、かなり手間がかかり大変です。パッケージツアーを選ぶ方もいるかもしれませんが、パッケージツアーはいざ行ってみると思ったものと異なるなど、トラブルの可能性も捨てきれません。いろんな条件やパターンから自分なりの旅行プランを作った方が、安くすみますし、旅行プラン作成は旅行の醍醐味の1つです。ぜひ、いろんなパターンを試してみてください。

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