旧海軍の軍港として栄えた京都府舞鶴市では今も艦船めぐりを楽しむことができます。今回は、舞鶴の軍港の見どころや楽しみ方をご紹介します。
舞鶴では艦船めぐりを楽しめる!
1901年(明治34年)に旧海軍舞鶴鎮守府が置かれて以来、軍港として栄えてきた京都府舞鶴市。その港には今も自衛艦が停泊し、最新鋭の護衛艦が姿を現すこともあります。旧海軍ゆかりのスポットを巡るクルージングツアー「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」では、潮風に吹かれながら、迫力ある艦船の雄姿を間近に眺めることができます。2017年の運航は3月18日~11月26日の土・日・祝日とお盆期間に実施されています。便によっては海上自衛隊OBが乗船し、ガイドを務めてくれます。
料金
港めぐり遊覧船のコースは2つあり、整理券は運行日の10:30~14:00に乗り場で配布されます。
配布は当日券のみです。なくなり次第、終了となるため、早めに乗り場に出かけて整理券を受け取ると良いでしょう。
乗船開始は出航時間15分前からで、整理券があっても出航時間までに乗船できない場合は無効となります。時間に遅れないようにしましょう。料金は次の通りです。
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
大人 1,000円(税込)
3歳~12歳 500円(税込)
2歳以下 無料
※「舞鶴かまぼこ手形」の提示で乗船料半額
引揚ゆかりの港めぐり遊覧船
大人 1,200円(税込)
3歳~12歳 600円(税込)
2歳以下 無料
※「舞鶴かまぼこ手形」の提示で乗船料半額
出港時間
海軍ゆかりの港めぐり遊覧船
1便:11:00発(船内ガイドあり)
2便:12:00発(船内ガイドあり)
3便:13:00発(船内ガイドなし※音声テープガイド)
所要時間は約30分です。
引揚ゆかりの港めぐり遊覧船
1便:14:00発(船内ガイドなし※音声テープガイド)
所要時間は約45分です。
舞鶴でのその他の楽しみ方
赤れんが博物館
舞鶴にはほかにも見逃せない観光スポットが点在しています。赤れんが博物館もその1つです。明治期に旧海軍舞鶴鎮守府が置かれてから、舞鶴の港周辺には数多くのれんが建造物が建設されました。博物館の建物は1903年(明治36年)に造られ、当初は旧舞鶴海軍の魚雷の倉庫として使われていました。鉄骨とれんがを組み合わせた建築物として現存しているものの中で最古級ともいわれ、100年を超える歳月を経て、当時の建築美を今に伝える貴重な史跡です。
館内には1万年前に遡るれんがの歴史を紹介、また、かつてれんが製造の主流だったホフマン窯を再現しており、製造過程について知ることができます。入館料は大人300円、学生(小学~大学)150円です。
自衛隊桟橋
国道27号線沿いにある自衛隊桟橋では、毎週土・日・祝日に岸壁が一部開放され、停泊中の艦船を間近で見ることができます(10:00~15:00)。桟橋からの見学は岸壁からのみで、艦内に入ることはできないので注意しましょう。
業務の都合により、見学できない場合もあります。中止の際は事前にサイトで告知されるので、あらかじめ確認しておきましょう。また、艦船の停泊予定は公開されていません。
海軍記念館
海軍記念館は、旧海軍機関学校大講堂の一部に設置された資料館です。明治期に東郷平八郎中将を初代司令長官に迎え、鎮守府が設置されて以来、軍港として発展してきた舞鶴。その歴史を物語る旧海軍関係の記念品や資料など、約200点余が展示されています。開館は毎週土・日・祝日の10:00~15:00、入館料は無料です。
さいごに
明治の頃より旧海軍の軍港として栄えてきた舞鶴市。旧海軍ゆかりのスポットも多く、自衛艦が停泊する港では艦船めぐりも楽しめます。迫力ある艦船の雄姿を間近に眺め、明治期の史跡を辿る旅にあなたも出かけてみませんか。
京都に近い空港の航空券を予約するなら国内航空券最大80%OFFのエアトリにおまかせ!
伊丹空港発着の航空券予約はこちら
関西空港発着の航空券予約はこちら
神戸空港発着の航空券予約はこちら
JALの航空券検索
ANAの航空券検索
スカイマークの航空券予約検索
バニラエアの航空券予約検索
ジェットスターの航空券予約検索
ピーチアビエーションの航空券予約検索