自然を楽しめるほか仏教の体験ができる！建長寺の見どころ・楽しみ方をご紹介！

鎌倉にある日本国内でも最大規模の禅寺である建長寺は、1253年に建立されました。北鎌倉駅から歩いて20分のところにあり、春には桜で賑わう建長寺は鎌倉でも有数の観光スポットです。今回は、建長寺の見どころ・楽しみ方をご紹介します。

建長寺ってどんなところ？

建長寺は、1253年に北条時頼によって建立された禅寺の1つです。建長寺には「絹本淡彩蘭渓道隆像」「大覚禅師墨蹟法語規則 2幅」「梵鐘」など国宝が3つあります。これらは、鎌倉時代の宗教的文化的資料として高く評価されています。また、境内に建て並ぶほぼすべての建築物が重要文化財に指定されています。

建長寺のアクセスは、JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩20分、またJR鎌倉駅より徒歩30分です。駐車場は境内の入り口にあります。

拝観料は大人500円、小中学生200円で、拝観時間は8:30～16:30です。

建長寺の庭園は有名で、春は桜、秋は紅葉と素晴らしい景色を見られます。方丈の平庭、池泉庭園などの有名な景勝地は、鎌倉散策には欠かせないスポットとして多くの観光客で賑わいます。

毎週金曜と土曜の17時~18時には無料の座禅会が行われます。座禅の手引きや座り方などの説明があるので座禅初心者でも気軽に参加できます。

参加費1,000円を払うことで10時～15時の間で写経を体験できます。内容は2つで、1つが般若心経で写経時間1時間、もう1つが延命十句観音経で写経時間20分です。前者は262文字、後者は42文字です。

明月院は紫陽花の名所として非常に有名です。建長寺からは約500m、歩いて10分かからない場所にあります。青い紫陽花や紫色の紫陽花だけでなく、白などの非常に珍しい紫陽花も咲いています。

鶴岡八幡宮は鎌倉最大の観光スポットの1つ。建長寺と鶴岡八幡宮のコンビは、一生に一度は必ず訪れてみたいものです。建長寺からは600mほどで、歩いて10分はかかりません。

円覚寺は北鎌倉駅から徒歩1分のところにあるため、建長寺の帰り道に寄ってみる観光スポットとしては最適です。紅葉で有名な円覚寺ですが、他にも妙香池など素晴らしい散策スポットがあります。国宝である舎利殿や洪鐘など、建造物としても注目すべきものがたくさんあるお寺として有名です。

鎌倉の座禅の歴史、そして何よりも鎌倉五山の筆頭として権威ある存在である建長寺。鎌倉観光でまだ建長寺まではいっていないという人は、この機会に訪れてみることをおすすめします。

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