北海道開拓の村は、歴史的建造物が一堂に集合している野外博物館です。野幌森林公園の中、54ヘクタールの敷地に52棟もの建築物が並んでいます。今回は、北海道開拓の村の楽しみ方や見どころをご紹介します。
北海道開拓の村ってどんなところ?
北海道開拓の村は、道立指定公園野幌森林公園内にある野外博物館です。自然豊かな公園の中、54ヘクタールという大きな敷地には明治から昭和初期にかけて建てられた北海道の歴史的建造物が移築再現、および復元されています。馬での移動や伝統遊具作りなどの体験型のイベントが充実しています。
アクセス
JR新札幌駅からJRバスが運行しています。乗車時間は約15分です。車利用の場合は札幌駅からは約40分、新千歳空港から約50分です。
北海道開拓の村の楽しみ方・見どころ
馬での移動
北海道開拓の村は、夏期は馬車鉄道、冬期は馬そりが運行しています。天候によっては中止になることもありますが、月曜から土曜までは40分間隔、日祝日は30分間隔で運行しています。旧浦河支庁庁舎前と旧ソーケシュオマベツ駅逓所前の2箇所に駅があります。
優しい表情の馬たちの嘶きを聞きながら、移りゆく歴史を感じる建造物を見るのは格別です。心地良い揺らぎの中で、ゆっくりと街の風景を楽しめます。
広大な敷地に建つ歴史ある建造物
54ヘクタールもの広大な敷地内には、明治から昭和初期にかけて建てられた北海道の建築物52棟が移築復元、再現されています。市街地群、漁村群、農村群、山村群の4つのエリアに分かれており、それぞれの特色に沿った建築物が並びます。和洋折衷の洒落た建物や人々の日常を感じさせる商店や理髪店、民家など、建物内の内観も再現されています。
伝統遊具作りや野点などの体験型のイベント
北海道開拓の村では、さまざまな行事が開催されています。大道芸人の実演、野点、昔の菓子作り実演などの伝統技術や文化、昔のおもちゃや写真の展示、七夕や五月人形の季節展示も開催されています。
また、お手玉や風車、竹笛、剣玉、飛んだり跳ねたり、豆鉄砲といった伝統遊具作り体験が開催されています。遊具作りだけではなく、昔の遊びの体験や農作業体験、わらぞうりづくり教室なども行われています。
食堂で名物のいももちやジンギスカンも
村の中にある食堂では、北海道の郷土料理としても有名な開拓の村名物「いももち」が食べられます。醤油とバターの風味が食欲をそそります。口に含めばパリっとした表面と中のもちもちとした食感がおいしさをアップ。テイクアウトやおみやげ用もあります。また、北海道といえばジンギスカンを想像する人も多いのではないでしょうか。ジンギスカンメニューもあります。
さいごに
レトロモダンな建築物や馬の移動、伝統遊具と、北海道の明治から昭和初期までの歴史を感じられる北海道開拓の村。懐かしさを感じる大人も新鮮さを感じる子どももどちらも夢中になれる北海道開拓の村に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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