四季折々の風景を楽しめる「鎌倉の西方極楽浄土」長谷寺。特に桜とあじさいは、多くの人に愛され続けています。境内には池や本格的な禅庭もあるため、のんびりと散策するのにぴったりな観光スポットです。今回は、長谷寺の見どころをご紹介します。
長谷寺ってどんなところ?
長谷寺の建立は、奈良時代とされていますが、実際の正確な時期や経緯についてはわかっていません。1342年には足利尊氏が、1392年には足利義満が、そして1547年には北条氏康がそれぞれ寄進をしたといわれています。
境内は大きく分けて、山門の手前と奥に分かれています。手前には受付やカフェがあります。また、見晴台や散策路も整備されており、山の上から鎌倉の景色を見ることができます。
長谷寺のアクセスや注意点
アクセス
長谷寺は、JRの駅から少し離れています。JR鎌倉駅で降りた場合は、バスを使うことをおすすめします。江ノ電の長谷駅からは徒歩5分です。専用の駐車場がありますが、あじさいや紅葉の見ごろの時期だと満車となることが多く、公共交通機関の利用をおすすめします。
開門時間と拝観料
長谷寺は、3~9月の夏時間と10~2月の冬時間で閉山時間が異なります。夏時間では8:00~17:00まで、冬時間では8:00~16:30までです。拝観料は、大人300円、小学生100円です。
長谷寺の見どころ
庭
「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ばれる長谷寺の庭は、四季折々の花木で彩られ、年中楽しむことができます。特にあじさいは、境内に2,500株以上が植えられています。また、早春の梅と椿も有名です。秋には紅葉のライトアップも行っており、夜の帷が下りた後の静かな世界を堪能できます。
観音ミュージアム
観音ミュージアムは、2015年にリニューアルした美術館です。観音ミュージアムでは、特に観音菩薩の教えや研究について詳しく扱っており、観音信仰に寄与しています。
御朱印や写経
長谷寺の御朱印は、「御本尊 十一面大悲殿」「出世開運 大黒天」「厄除け 阿弥陀如来」の3種類です。参拝前に朱印帖を受付で渡しておくとスムーズに受け取れます。また、長谷寺では写経や写仏も盛んに行われています。写経は1時間半~2時間ほどかかります。また、写仏については下絵が印刷されているので、絵が苦手な方でも安心して体験できます。
長谷寺周辺の観光スポット
御霊神社
長谷寺から歩いて5分かからないところにある御霊神社は、あじさいで有名な神社です。
鎌倉オルゴール堂
鎌倉オルゴール堂は、長谷寺から歩いて3分のところにある大小6,000点を超すオルゴールを展示している観光スポットです。ノスタルジックな感覚を覚える鎌倉オルゴール堂は、大人も子どもも少し非日常的な空間を味わうことができるでしょう。
光則寺
長谷寺から歩いて3分ほどのところにあるお寺です。鎌倉では珍しい日蓮宗のお寺として知られています。サクラや藤、カイドウ、ヒガンバナ・シャクナゲとこちらも四季折々の花々が咲き誇る「花の寺」として多くの観光客に愛されています。
さいごに
あじさい寺として有名なお寺の1つである長谷寺。実際は、あじさいだけでなく、四季折々の花々を感じることができる、鎌倉でも指折りの人気スポットです。また、見晴台から見渡す景色は、鎌倉でも景勝地として有名です。ぜひ、鎌倉に行った際は長谷寺の自然を味わってみてはいかがでしょうか。
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