仕事や旅行の帰りに空港で荷物を預ける際に、中身がいっぱいになってしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。今回は手荷物の重量オーバーの際のデメリットと、これを防ぐ方法についていくつかまとめてみました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)や公共施設のWEBページ等でご確認くださいませ。
重量制限をオーバーすると追加料金が発生
荷物が規定の重量を超えてしまった場合、追加料金がかかります。追加料金の発生するケースは航空会社によって異なり、JALやANAなどの一般航空会社は無料で預けられる20キロを超過した場合に発生します。ジェットスターやピーチアビエーションなどのLCCの場合、重量制限が一般航空会社と比べて厳しいことが多いです。ジェットスターは基本料金が手荷物なしのプランとなっているため、手荷物を預ける場合は有料(オプション)となります。
重量オーバーの追加料金の詳細についてはお土産買いすぎに注意!飛行機の荷物は何キロまで? を参考にしてください。
重量オーバーを防ぐ方法
移動する前からスーツケースが荷物でいっぱいの状態だと、帰りの荷物が増えてしまった時などに重量が制限を超えてしまうことがあります。移動前のスーツケースの中身はなるべく少ない状態にしておきましょう。
1. 持込み手荷物として機内に持ち込む
荷物が多い時は、ケース内の荷物を紙袋や手持ちのバックに移し替えて機内に持込むことで、預け荷物の重量を減らせます。
電化製品や本などのサイズが小さく重さがある荷物を手荷物として持ち込めば、効率的に軽くすることができます。ただし、機内に持ち込める荷物にも制限はあるため、注意が必要です。
持ち込み手荷物の制限については以下の記事も参考にしてください。
知っておくと安心!荷物の持ち込みの条件まとめ
航空会社によって異なる?飛行機内に持ち込める手荷物のサイズまとめ
航空会社によって異なる?飛行機内に持ち込める手荷物の重さまとめ
2. ハンドバッグやカメラバックを活用
エコノミークラスの場合、持込み手荷物の制限はJALやANAは10kg、ジェットスターは7kg(オプションでプラス3kgが可能)です。女性のハンドバッグなどのちょっとした身の回り品は、身の回り品とは別に持ち込める場合があるため、充電器や文庫本などコンパクトで重量があるものを移しておくと良いでしょう。その際、液体など機内持ち込みに制限がある品目については注意が必要です。
3. 衣類のポケットを利用
飴玉やガム、手帳などの小物類はジャケットやスーツ内のポケットに入れて、荷物の重さを減らすことができます。この場合も、液体類などの機内持ち込み制限がある品目に注意が必要です。
4.「個数制限なし」を活用する
航空会社によっては、預け入れ手荷物に個数制限がない場合があります。そこで、スーツケースを2つ用意し、分けて預けることで重量を減らせます。旅先でお得なスーツケースやバッグを見つけた時など便利です。
5. かさばるような上着などの衣類は着てしまう
特に冬場などは厚手の衣類はスーツケースに入れずに着てしまいましょう。身に付けている物は重量に含まれません。機内では脱いでしまって大丈夫です。
6. 古い服を捨ててしまう
旅行先で新しい服などを購入すると、それだけで荷物がいっぱいになってしまいます。そんな時は古くなった服を着て旅行へ行き、現地で新しい服を購入したら、古い服を捨ててしまうのも一つの方法です。また古い服を捨てることによってお土産を入れるスペースも確保できます。旅慣れた方はこの方法を実践している方も多いです。時には思い切りも必要ですね。
その他の対処法
手持ちのバックやスーツケースがない時や重いバッグを持ち歩きたくない時などは、宅急便や郵便局の輸送サービスを利用すると良いでしょう。
さいごに
預け入れ手荷物が重量オーバーすると、追加料金が発生し、場合によっては荷物が預けられないことがあります。お土産購入の際などにはできる限り意識して重量を抑えるとともに、ギリギリの場合は搭乗前に対策方法をチェックしておくと良いでしょう。
荷物を軽くし、快適な出張や旅行にしましょう!
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