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ロマンティックな小樽を満喫しつくす!観光スポット4選

歴史が息づくロマンティックな小樽運河

北海道有数の観光地である小樽ですが、小樽のシンボルといえば小樽運河でしょう。1923年に完成した運河で、長さ1キロメートル以上、幅は約20メートルというスケールです。かつては舟運のために利用されていましたが、現在は北海道屈指の観光地として賑わっています。目玉は運河沿いに並ぶ石造りの倉庫で、運河が栄えていた当時の面影を残しています。夕方からは運河沿いのガス灯でライトアップされ、幻想的なオレンジ色の灯りのもと、昼間とは違う街並みを鑑賞できます。ショップやカフェ、レストランも充実しており、地ビールやスープカレー、ラーメン、寿司、スイーツなど北海道ならではの食べ物を満喫できるでしょう。周辺のホテルには、一部の客室から小樽運河を見下ろせるところがあり、夜景までしっかりと楽しめます。

まるで宝石かゼリーのよう!神秘的な青の洞窟

「青の洞窟」と聞くと、沖縄や静岡が思い浮かぶかもしれません。実は青の洞窟と呼ばれる場所は日本に数カ所あり、小樽にも立派な青の洞窟が存在しているのです。切り立った崖にぽっかりと空いた洞窟には、静かに海面がゆらめいています。そこに太陽の光が絶妙な角度で差し込むことによって、海面がまるで宝石のように青く透明に輝き、きらきらと光が反射するのです。そんな青の洞窟に行くためには、シーカヤックやシュノーケリング、クルージングなどのツアーに参加することがおすすめです。ただし、小樽の青の洞窟は春から秋までの期間限定であるため、立ち寄る際はツアースケジュールをしっかり確認しておきましょう。

天狗山で北海道三大夜景を目の当たりにしよう

北海道三大夜景といえば、函館山から見る函館の夜景、藻岩山から見る札幌の夜景、そして天狗山から見る小樽の夜景です。標高約532メートルの山で、山頂が港や市街地に近いため、夜景のひとつひとつの光がはっきりと見えることが特徴です。そんなロマンティックな夜景が臨める山頂展望台は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の一つ星としても知られています。山頂にはシマリスと出会えるシマリス公園や、天狗のお面が700点近く展示された天狗の館などバラエティ豊かな施設があり、昼間からじっくり楽しむことができます。夜景の見える山頂レストランでは、現地の食材をふんだんに使った料理や地元ワインを味わいましょう。

モダンな建築物で金融の歴史に触れよう!日本銀行旧小樽支店金融資料館

小樽の穴場スポットが、日本銀行の旧小樽支店にある金融資料館です。小樽はかつて北のウォール街と呼ばれるほど金融業が盛んでした。そんな時代の面影を残す重厚でモダンな建物は、東京駅の設計者として有名な辰野金吾らが設計したものです。日本銀行や旧小樽支店の歴史、文化財にも指定されている建物についての展示・紹介ゾーンや、実際に利用していた金庫を開放しているゾーンなどがあり、大人から子どもまでが楽しめる観光スポットとなっています。ぜひチェックしたいのが、建物の内外壁にあるシマフクロウをモチーフにした塑像です。シマフクロウはアイヌの守神として知られています。全部で30体あるため、目を凝らして探してみましょう。

朝から夜まで小樽を楽しみつくそう

舟運や金融で栄えた小樽には、かつての面影を残す街並みが多くあります。小樽運河のようにカフェやショップが集まるエリアや、金融の歴史が学べる日本銀行旧小樽支店金融資料館など表情はさまざまです。ゆったり市内を巡り、ノスタルジックな街並みを味わいましょう。夜にはライトアップや夜景が充実しており、ロマンティックなひとときを過ごせます。天気が良ければ青の洞窟まで足を延ばし、自然の神秘に触れるのもおすすめです。

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