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1000年以上の歴史を持つ千葉県の神社・麻賀多神社をご紹介

千葉県の麻賀多神社は、約1050年前の書籍「延喜式」に「麻賀多神社」の名前が記載されているほど歴史の古い神社です。古くから土地の人々に親しまれてきた神社で、江戸時代は佐倉藩の城地鎮護・佐倉藩総鎮守の神社としても崇められてきました。今回は、麻賀多神社の基本情報と見どころについてお伝えしてきます。

麻賀多神社の魅力

麻賀多神社の魅力と見どころについてご紹介します。

境内

古くから“まかたさま”として親しまれている麻賀多神社は、「恋愛成就・安産子育て・健康守護」のご利益があるといわれている稚産霊命が御祭神です。1,000坪もある境内には、樹齢1300年以上の大杉をはじめ古木・大樹が立ち並び、人々の憩いの場になっています。境内神社は、火防・盗賊除けの御神徳のある「三峯神社」、五穀豊穣・商売繁盛の「稲荷神社」、撫でると病気が治るといわれている御神像がある「疱瘡神社」などがあります。

お祭り・行事

麻賀多神社では毎年10月に御例祭が行われます。佐倉市の指定文化財である大神輿を担いで旧佐倉町内を練り歩く民俗行事です。千葉県内で使われている神輿では最大級(台輪の尺が1.51m)のもので、江戸中期・享保六年(1721年)に江戸の職人10人を招き、8ヶ月の月日と約360両という大金をかけて造られた神輿となっています。

その他の催事としては、毎年1月1日には歳旦祭が行われ、正月三が日には約6万人が訪れます。2月の節分祭、夏季、冬季の神御衣祭など、年間を通じてさまざまな行事が催されています。

宝物

麻賀多神社には、千葉県の指定文化財である紫裾濃同丸や、佐倉市指定文化財の鋳金釣灯籠などが所蔵されています。特に紫裾濃同丸は、佐倉藩の最後の藩主堀田正倫公の奉納品であり、麻賀多神社が佐倉藩総鎮守の神として代々の城主・家臣に篤く崇敬されてきた証です。この他にも佐倉市の指定文化財である絵馬・藤戸の渡しなど、多くの御神宝・御社宝が所蔵されています。

お守り

麻賀多神社では、健康・祈願成就、学業、安産、長寿など、さまざまな種類のお守りが販売されています。子どもにも持ちやすい小さめサイズでフクロウの絵が描かれたフクロウ守など、可愛らしいデザインのお守りもあります。

麻賀多神社のアクセス

麻賀多神社への各種交通機関でのアクセス方法は、下記の通りです。

電車利用の場合

・JR佐倉駅から徒歩15分
・京成佐倉駅から徒歩15分

車利用の場合

・佐倉インターから車で10分
・四街道インターから車で10分

さいごに

麻賀多神社は今も昔も変わらず人々の憩いの場所であり、心の支えである歴史と風格のある神社です。千葉県へ旅行に出かけたときは、古くから人々に親しまれている麻賀多神社に足を運んではいかがでしょうか。

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