くじゅう花公園では、高原を鮮やかに染め上げる花々の競演を見ることができます。今回は、大分県を代表する観光スポットの1つ、くじゅう花公園の楽しみ方や見どころをご紹介します。
くじゅう花公園ってどんなところ?
くじゅう花公園では、久住高原に広がる広大な敷地に四季折々の花が咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。特に夏のラベンダーと秋のコスモスは有名です。
夏でも涼やかな高原の気候は心地よく、多くの人々が訪れる観光地となっており、ラベンダーソフトクリームや、お土産のハーブティーも人気があります。
花の少ない冬期には入園無料や一時休園になることがあるので、来園時には事前に公式HPをチェックするか、電話で確認すると良いでしょう。
くじゅう花公園の営業時間・料金
営業時間
営業時間
8:30~17:30(最終受付17:00)
※天候により変更の場合あり
休業日
シーズン中は無休
冬期休園あり(12~2月末)
※平成29年3月1日(水)よりプレオープン
3月末ごろまでは春の植付け期間のため、来園前に確認が必要です。
料金
入園料金(アンティル入館料金含む)
高校生以上:1,300円
70歳以上:1,100円
5歳以上:500円
くじゅう花公園のアクセス
大分市内からホワイトロード~野津原~長湯経由です。所要時間は約1時間です。園内には収容台数300台の駐車場があります。
くじゅう花公園の楽しみ方
四季折々の自然を満喫!
くじゅう花公園には、年間500種500万本もの花々が植栽され、季節ごとに咲き誇るさまを見ることができます。春はもっとも花が多い季節で、春一番を告げるパンジーをはじめ、珍しい種類が揃うチューリップコレクションや、丘一面をピンクに染め上げるシバザクラ、涼しげなブルーのネモフィラなど、まさに百花繚乱の光景が楽しめます。5月には11種類の花を寄せ植えした「春彩の畑」が旬を迎え、まるでパッチワークを広げたように色とりどりの花が咲き誇り、ロマンティックカラーの花畑が見られます。
6月中旬になれば、香りの女王ともいわれるラベンダーが季節を迎えます。西日本最大級ともいわれる数のラベンダーがいっせいに花開き、紫のじゅうたんが丘一面に広がれば、豊かな香りを楽しめます。
8月には真っ青な夏空の下、大輪のひまわりが立ち並び、高原の風に揺れる景色は壮観です。
サルビアが赤と白の鮮やかなコントラストで丘を彩り、夏の終わりを告げると、秋の花々が見ごろを迎えます。10月には100万本ものコスモスが花開き、丘一面をピンクに染める光景が見られます。
温室アンティルでは一年を通してベゴニアやフクシアを楽しめ、2013年に誕生したローズガーデンでは鮮やかなバラとともにアロマ豊かなひと時を楽しめます。
食事を満喫!
くじゅう花公園では、さまざまなグルメも楽しめます。バイキングレストラン「野のやさい」では、常時40種類のメニューが並びます。旬の野菜を味わえる「蒸しやさいコーナー」や、目の前で揚げる「春の山菜のてんぷらコーナー」は特に人気です。「ジンギスカン北海道」では、ヘルシーなラム肉が堪能できます。焼き野菜とフルーツは食べ放題で、テラス席からは花畑を一望できます。ファーストフード「カモミール」では、人気のラベンダーソフトクリームを販売しています。
そのほかにも、手作りジェラートや、ジャージー牛のミルクを使ったケーキやプリン、素材にこだわった手作りパンなどもあり、この地ならではの味を楽しめます。
体験する!
ドライフラワーと雑貨のお店「ドライフラワーショップ Rose de Mai」では、オリジナルリース作りが体験できます。予約は不要で、体験料金は1,200円からです。フレームリースやハートリース、丸リース、三日月リースなど、好きな形が選べます。夏期限定の「ひまわりぼうし」作りでは、ひまわりのドライフラワー2個とお花の素材7個を選んで麦わら帽子に飾り、オリジナルの帽子を作ることができます。体験料金は税込1,800円です。
さいごに
くじゅう花公園では、久住高原を彩る四季折々の花々を楽しむことができます。緑豊かなくじゅう連山を借景に、丘一面を染め上げる花と青い空とが織りなす鮮やかなコントラストは見る者の心を癒してくれます。
大分県へ旅行に出かけたときは、くじゅう花公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。