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オホーツク海と大自然を堪能!網走のおすすめ観光スポット11選


網走市といえば、オホーツク海と流氷などの大自然、そして有名な網走監獄を思いうかべる方も多いのではないでしょうか。網走市には、監獄以外にもさまざまな観光スポットがあります。今回は網走でおすすめの観光スポットをご紹介します。

網走のおすすめ観光施設

網走には、他の地域ではあまり見られない特徴的な観光施設があります。

博物館 網走監獄

博物館網走監獄は、明治時代から実際に刑務所として使用されていた網走監獄の建物を保存公開している野外歴史博物館です。保存されている最も古い建物は100年以上前もので、2016年に展示施設2件8棟が重要文化財の指定を受けています。

重要文化財の1つである「舎房及び中央見張所」は、網走監獄の中でも代表的な建物です。1912年に建築されたもので、見張所を中心に5つの舎房が放射線状に延びています。中央見張所に立つとどの舎房も奥まで見通せるようになっており、独居房を見てまわると、監視や脱獄防止のためのいろんな工夫がされていることが分かります。
その他にも、重厚な正門、庁舎、職員官舎、浴場など、多くの施設を見学できるほか、監獄食の体験や網走刑務所で作成した製品も購入できます。

住所:北海道網走市字呼人1-1
電話番号:0152-45-2411
開館時間:5月~9月 8:30~18:00  10月~4月 9:00~17:00 年中無休
入館料:大人1,080円 大学生・高校生750円 小中学生540円

オホーツク流氷館

ダイナミックなスケールで雄大な流氷の世界を体感できる施設です。「景色の美術館」をコンセプトに、他では体験できないオンリーワンの体験を味わうことができます。入り口をくぐると、壁一面に流氷をかたどったオブジェがあり、プロジェクションマッピングで次々と姿を変える映像やアニメーションを楽しめます。さらに進むと、オホーツク海の生き物のエリアがあります。流氷の天使「クリオネ」や「フウセンウオ」などの珍しいオホーツク海の生き物を見ることができます。

他にも、総インチ数400インチの5面スクリーンでの映像を楽しめるエリアや、マイナス15℃の室内で本物の流氷に触れることができるエリア、濡れたタオルを凍らせる「しばれ体験」ができる流氷体感テラスなど、他では味わえない面白い体験をすることができます。流氷館屋上の展望テラスからは、360度の大パノラマも楽しめます。

住所:北海道網走市天都山244-3
電話番号:0152-43-5951
開館時間
5月~9月 8:30~18:00(最終入館17:30)
11月~4月 9:00~16:30(最終入館16:00)
12月29日~1月5日 10:00~15:00(最終入館14:30)
定休日なし
入館料:大人750円 高校生640円 小中学生540円

北方民族博物館

円錐型のテントは北方地域に広くみられるもので、北方民族博物館はそのテントをイメージして作られたホールが特徴的な博物館です。「北方」は北海道だけのことではなく、東はグリーンランドから西はスカンジナビアの北方民族までを対象としています。北方民族の衣服や食、住居や文化などの展示はもちろん、12種類の映像による解説やマジックビジョンなどの最新設備を備えています。

住所:北海道網走市字潮見309-1
電話番号:0152-45-3888
開館時間
7月~9月 9:00~17:00
10月~6月 9:30~16:30
7月~9月と2月は無休、他の月は月曜日休館(祝日の場合は翌営業日)、年末年始は休館
入館料:大人550円 大学生・高校生200円 小中学生と65歳以上は無料

モヨロ貝塚館

網走川のオホーツク海河口にある遺跡「モヨロ貝塚」に作られた、約1300年前に北の大陸からやってきて、そして忽然と消えた民族「オホーツク人」の謎を解明するための博物館です。

モヨロ貝塚が発見されてから約100年が経ち、この地にムラを構えたオホーツク人の巧みな航海術や海獣狩猟・漁場の技術など、彼らの暮らしについてさまざまなことが研究されてきました。この博物館では、豊かな自然に支えられたオホーツク文化を住居・墓・貝塚などのテーマに沿って学べます。見どころは「墓域展示室」。実際に発掘されたお墓をそのまま保存展示しています。

住所:北海道網走市北1条東2丁目
電話番号:0152-43-2608
開館時間
5月~10月 9:00~17:00
11月~4月 9:00~16:00
7月~9月 無休、10月~6月 月曜・祝日・年末年始(12/29~1/3)休み
入館料:大人300円 大学生・高校生200円 小中学生100円

網走のおすすめ自然スポット

オホーツク海に面した網走には、豊かな自然を体感できるスポットが多数あります。

天都山

天都山は網走で一番高い山です。他に高い山や構造物がないので、山頂から360度のパノラマを一望できます。西には網走湖、能取湖が見え、網走市街地も見ることができます。市街地の先には青いオホーツク海、知床の山並みまで見渡せます。網走市街地から天都山に向かう道も見どころの1つです。「感動の径」と呼ばれるコースからは、広大な農村景観を望めます。その季節によって黄金色の小麦や満開のジャガイモ、ビートの緑など、北海道らしい見事なコントラストを楽しめます。

能取岬

能取岬は、網走市の北にあるオホーツク海に突き出した岬です。岬には灯台と管理事務所があり、素晴らしい景色を堪能できます。岬の目の前に広がるのは雄大なオホーツク海。西方には能取湖と常呂町の美しい海岸、東側には知床連山を眺めることができます。夏冬を通じて景観の名所で、特に冬は流氷見物の特等席になります。

能取湖

能取岬の西にある湖で、オホーツク海とつながる海水湖です。能取湖の青い湖水と赤いサンゴ色のじゅうたん。この見事なコントラストは、他では中々見ることができない光景です。一時期、サンゴ草の面積が減っていっていたのですが、地元観光協会と網走市、東京農業大学で協力して再生活動を行った結果、2015年に復活宣言が出され、一面のサンゴ草を見ることができるようになりました。能取湖は海水湖なので、時期によっては潮干狩りなども楽しむことができます。

あばしりフロックス公園

能取湖の東側、網走市呼人地区の丘陵地に広がる公園で、およそ10haの公園内に約15万株ものフロックスが植えられています。園内の路にはホタテの貝殻が敷き詰められていて、赤・ピンク・紫などのフロックスと、真っ青なオホーツクブルーの空、白い路、全てが美しい風景を作り上げています。園内にある展望ポイントでは、網走湖や女満別方面の平野が一望できます。目の前にはフロックスの美しい花々、遠くは大雪山系の山並みも見渡すことができる、フォトジェニックなスポットとなっています。

流氷

網走では、1月下旬から3月中旬の間で流氷を見ることができます。網走の海岸は砂浜が多いので、まずは海岸で生き物のように動く流氷を体感できます。1月~2月は、網走駅から知床斜里駅間を「流氷物語号」が運行します。オホーツク沿岸をゆっくりと進みますので、約1時間、流氷見物を楽しめます。海の上で流氷を楽しめる「流氷観光砕氷船おーろら」もおすすめです。流氷に覆われた海を砕氷しながら進みます。船底が氷塊にぶつかり船が振動する迫力は圧巻。運が良ければ悠然とはばたくオジロワシや流氷の上にいるアザラシなどを見ることができます。

流氷物語号:1月~2月、1日2便運行 片道大人840円(子供半額)
流氷観光砕氷船おーろら:1月中旬~3月末ごろ、1日2~5便運航、大人(中学生以上)3,300円 小学生1,650円

東藻琴芝桜公園

東藻琴芝桜公園の最大の特徴は、名前にも入っている「芝桜」。開花の時期になると、一面の芝桜で公園中がピンク色に染まります。園内には周囲を一望できる展望台や、休憩所、キャンプ場やバンガロー、日帰り温泉と足湯、釣り堀などの施設が充実しています。

小清水原生花園

小清水原生花園は、オホーツク海と濤沸湖に挟まれた約8kmの細長い砂丘で、クロユリ、センダイハギ、ヒオウキアヤメ、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナスなどが植えられています。特に夏の時期は、黄色やピンク、紫と色とりどりに咲く天然の美しい花畑を見ることができます。5月~10月限定で停車駅になる原生花園駅の古い駅舎は、フォトスポットの1つ。まっすぐに進む線路も美しい風景の1つとなっています。また、小高い砂丘の上からは、斜里岳、知床連山、藻琴山、能取岬などを見渡せるので、潮風の中でのんびりと絶景を楽しむこともできます。

さいごに

北海道網走の観光スポットをご紹介しました。北の大地の大自然を堪能できるスポットや、学びを得ることができるスポットがたくさんある網走。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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