2016年7月にオープンした岩手銀行赤レンガ館は、比較的新しいながらも盛岡を代表する観光スポットの1つとして知られています。今回は、岩手銀行赤レンガ館の見どころと楽しみ方をご紹介します。
岩手銀行赤レンガ館ってどんなところ?
ルネッサンス風の赤煉瓦造りが特徴の岩手銀行赤レンガ館は、1911年に建てられました。かつて盛岡銀行の本店として利用され、1936年に現在の岩手銀行が譲り受けるという変遷を経て、100年近くもの間営業していました。現役の銀行としては初めて国の重要文化財にも指定されています。
2012年に銀行としての役割を終えましたが、保存修理を経て2016年から一般公開されています。設計は東京駅を手がけたことでも知られる辰野金吾によるもの。レトロな趣は盛岡の街並みと調和し、当時の面影を偲ばせます。館内は無料ゾーンと有料の盛岡ゾーンに分かれており、無料ゾーンは主に市民の憩いの場となっています。有料の盛岡ゾーンでは、当時の内装を見ることができます。
岩手銀行赤レンガ館へのアクセス
バスと車でのアクセスが可能です。アクセスの詳細は以下の通りです。
バス
盛岡駅よりバスで10分 →「盛岡バスセンターななっく前」下車徒歩1分
車
盛岡ICより車で10分。敷地内に駐車場はないので、近隣の有料駐車場を利用しましょう。
営業時間・入館料
営業時間:10時~17時
入館料(盛岡ゾーン):一般300円、小中学生100円、未就学児童無料
岩手銀行赤レンガ館の見どころ
岩手の金融史を学ぼう
有料の盛岡ゾーンは、応接室や重役室・会議室といった赤レンガの重要施設が開館当時のまま復元されています。1階には設計者の辰野金吾と葛西萬司を紹介するコーナー、2階には解体時に発見された資料や、銀行として営業していた当時の資料が展示されています。見事な装飾、美しい木目を活かした内装など、明治から大正にかけての趣を感じられます。
バーチャルシアターで学ぼう
2階のバーチャルシアターでは、岩手銀行の建物の歴史や構造を紹介する映像を鑑賞できます。赤レンガの建物はバーチャルリアリティで再現しており、凝った映像となっています。
イベントを楽しもう
岩手銀行赤レンガ館では、年間を通じて写真展やコンサートなどのさまざまなイベントを開催しています。
レトロな空間の中で行われるイベントは、他のイベントホールとは趣の異なる雰囲気を楽しめます。イベント内容は公式サイトで公開しているので、確認しておくと良いでしょう。
さいごに
明治・大正レトロを感じさせる岩手銀行赤レンガ館。一歩中に入ると、タイムスリップしたかのような感覚を味わえます。盛岡を訪れたら、岩手銀行赤レンガ館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
各地からのいわて花巻空港へのアクセスについては、下記の記事をご覧ください。伊丹からは飛行機で約1時間20分、早めに予約すれば1万4000円程度で予約できます。
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