山形市街地を中心に山形観光をしようと考えているなら、「霞城公園」(かじょうこうえん)を訪れてみてはいかがでしょうか。霞城公園は山形城が建てられていた場所に造られた城址公園で、山形の歴史が詰まった県内でもおすすめの観光スポットです。今回は「霞城公園」の見どころや、アクセス方法についてご紹介します。
霞城公園とはどんな場所?
「霞城公園」は廃城になった山形城の跡地にある公園で、約35.9ヘクタールの広い敷地面積を有する城址公園です。現在、園内にある城跡は二ノ丸の堀や土塁・石垣を残すのみとなりましたが、その歴史的価値の高さから1986年(昭和61年)には「国指定史跡」に、2006年(平成18年)には「日本100名城」に認定されています。また公園自体も「日本の歴史公園100選」や「日本の都市公園100選」に選ばれています。
園内に植えられた桜の木が「霞城の桜」として山形市の天然記念物に指定されており、霞城公園は山形市民の憩いの場所であると同時に、山形を代表する観光名所として知られています。
霞城公園の見どころと観光スポット
霞城公園の主な見どころや、周辺地域も含めた有名な観光スポットをご紹介します。
二ノ丸東大手門
「二ノ丸東大手門」は、山形城の二ノ丸の大手(正面)にある門のことで、霞城公園のなかでも特に有名な観光スポットです。山形城は全国5位の広さを誇る大きな城であったため、「二ノ丸東大手門」は城の大きさにふさわしく、江戸城にも勝るとも劣らない規模のものとなっています。また「二ノ丸東大手門櫓」では毎年期間限定で館内が公開されており、山形城の古地図や山形城復元模型など、山形城の歴史に関するさまざまな資料を見ることができます。
山形県立博物館
「山形県立博物館」は、山形県内に3施設ある総合博物館を指し、その本館が霞城公園の敷地内にあります。山形県立博物館の本館には、国宝である「縄文の女神」をはじめとする山形県の自然と文化に関する資料が総体的に展示されています。
山形市郷土館
「山形市郷土館」は、1878年(明治11年)に山形県立病院として建設された「旧済生館本館」を1969年(昭和44年)に霞城公園内に移築復元させた、擬洋風の病院建築物です。現在は一般公開されている1階~2階で郷土の医学・医療関係資料などが展示されています。建物自体も国の重要文化財に指定されており、見応えのある観光スポットとなっています。
最上義光騎馬像
「最上義光騎馬像」は、1977年(昭和52年)に二ノ丸東大手門近くに建立された、山形藩初代藩主である最上義光(もがみよしあき)の騎馬像です。馬が二本足で立っているとても勇ましい騎馬像になっており、全国の武将の騎馬像のなかでも屈指の美しさを誇るといわれています。
霞城の桜
霞城公園は、約1,500本の桜の木が植えられている桜の名所でもあります。なかでも西側のソフトボール場横にあるエドヒガンの木は、山形城が築城された当時から存在している樹齢600年を超える木であると考えられており、「霞城の桜」として山形市の天然記念物に指定されています。
山形美術館
「山形美術館」は、東大手門からすぐ近くの霞城公園敷地外にある美術館です。延床面積6,400平方メートルの敷地と8つの展示室を有する広い美術館で、館内には「日本および東洋美術」「郷土関係美術」「フランス美術」の3つの柱を中心としたさまざまな美術品が展示されています。
霞城公園へのアクセス方法
霞城公園は山形駅から近く、アクセスのしやすい場所にあります。各交通手段を使った場合のアクセス時間は以下の通りです。
電車:JR山形駅西口から徒歩約10分
自動車(レンタカー):山形自動車道山形蔵王ICから約15分~20分
バス:山交バス「霞城公園前」下車徒歩約5分
さいごに
今回は山形の観光名所である霞城公園の見どころやアクセス方法について紹介しました。霞城公園は観光をしながら山形の歴史も知ることができる、山形を初めて訪れる方にもおすすめの観光スポットです。山形を観光する際は、一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
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