宮城県の「ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所」は、見学だけではなく、試飲も楽しめる人気の工場見学スポットです。今回は、ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所の概要と見学内容、アクセス方法についてご紹介します。
ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所ってどんなところ?
「ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所」は、ウイスキーづくりに不可欠な条件がそろった宮城と山形の県境・宮城峡に位置します。北海道の余市蒸留所とは異なる個性的な原酒づくりを目的とし、1969年ニッカの第二蒸留所として誕生しました。宮城峡の美しい自然景観をそのままに、深い森の中に赤レンガ造りの貯蔵庫や蒸留棟、乾燥棟(キルン塔)など、約40の洋風の建物が点在しています。無料で工場見学、ウイスキーのテイスティングが楽しめます。
仙台から電車やバスを利用してアクセスできるロケーションも魅力の1つ。宮城蒸留所でつくられたウイスキーがずらりと並ぶ売店もあり、ショッピングも楽しめます。敷地内にレストランはないため、食事時間を考慮して出かけましょう。
ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所へのアクセス
電車で
JR「仙台駅」よりJR仙山線「作並駅」(約30分)、作並駅から徒歩約25分
※2017年の1/8~12/23の土日祝日、お盆期間などは作並駅から宮城蒸留所の無料シャトルバスが運行しています。
バスで
仙台駅前より作並温泉行き(市営バス)に乗車、「ニッカ橋」下車(約60分)
車で
東北自動車道「仙台宮城IC」より国道48号線を山形方面(約25分)
ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所での2種類の見学
工場見学は無料か有料の2種類あり、どちらも1名から参加可能ですが、事前予約が必要です。
案内係のガイド付き蒸溜所見学(無料)
無料の見学ツアーでは、案内係がウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史についてガイドしてくれます。モルトウイスキーの原料である大麦麦芽を煮込んで麦汁をつくる仕込棟、大きな樽が並ぶ所蔵庫などを回ります。
工場見学後は、ゲストホールで試飲を楽しめます。1人につきウイスキー2種類、各1杯まで無料です。運転する方や子ども向けにソフトドリンクもあるので、ファミリーでの参加も安心です。ゲストホール内の売店コーナーでは、ここでしか買えない限定品も取り扱っています。
参加したい場合は原則事前予約が必要です。1名~9名までなら公式サイトで予約申し込みができます(10名以上は電話またはFAX)。ただし、当日余裕があれば予約なしでも見学できます。
テイスティングセミナー付き見学(有料)
有料(税込1,000円)のテイスティングセミナー付き見学ツアーでは、工場見学後、レクチャーを受けながら5種類のウイスキーが味わえます。色や香り、味わい、余韻が異なる「シングルモルト宮城峡1種」、「カフェグレーンウイスキー1種」、「タイプ別モルトウイスキー3種」を各15mlテイスティングできます。見学と試飲あわせて所要時間は約80分です。有料ツアーは毎週土・日・祝日のみ1日2回開催されており、完全予約制となります。
さいごに
仙台観光とあわせて訪れたい有名スポット「ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所」。アクセスがよいため、レンタカーがなくても訪れやすい観光スポットです。宮城への旅行を検討中の方は、ニッカウヰスキー 仙台工場 宮城峡蒸留所をプランに入れてみてはいかがでしょうか。