沖縄の離島のビーチで人気のある「ハテの浜」。そこは、コバルトブルーの澄んだ海が広がる楽園のような景色が広がっています。今回はハテの浜の概要と行き方、楽しみ方についてご紹介します。
ハテの浜ってどんなところ?
沖縄本島の離島・久米島の沖合に浮かぶ「ハテの浜」は、約7kmに渡って細長く横たわる砂洲(さす)です。砂洲とは砂礫(されき、砂と小石)が堆積した地形のことで、ハテの浜は3つの砂洲からできています。「東洋一美しいビーチ」と称されるハテの浜に降り立てば、周囲には360度海と空がどこまでも広がっています。ハテの浜には施設はありませんが、海水浴やシュノーケリングなどが楽しめる各種ツアーが開催されており、オンシーズン中にはパラソルなどのレンタルも可能です。
久米島とは?
ハテの浜のある久米島は那覇の西側約100kmの沖合に位置します。沖縄の離島の中では、宮古島に次いで5番目に大きな島です。周囲は1,000kmにも及ぶ深い海に囲まれ、多種多様な熱帯魚をはじめ、ザトウクジラ、ジンベイザメ、イルカなどが生息しており、日本有数のダイビングスポットとしても有名です。南東の海岸地帯には、ハテの浜だけでなく、美しいイーフビーチもあります。毎年旧暦の5月4日には海への感謝と大漁・航海安全を祈願する「ハーリー」、旧暦のお盆期間には「旧盆エイサー」など、大規模な伝統行事が開催され、期間中には多くの観光客で賑わいます。
ハテの浜へのアクセス
ハテの浜へ行くためには、まず久米島へ向かいます。島への行き方は2通りあり、飛行機か船での移動となります。所要時間は、久米島到着後、「泊フィッシャリーナ」よりハテの浜行きツアーボードなどを利用して約20分です。基本的には事前予約が必要です。
那覇空港から飛行機で
那覇空港からJTA日本トランスオーシャン航空(JAL)を利用し、久米島空港まで約35分です。片道1日7本運航しています。
沖縄本島から船で
那覇市の泊港から乗船し、最短2時間50分です。片道1日2本運航してます。
ハテの浜の楽しみ方
ハテの浜へ上陸するには、ツアー会社への予約が必要です。シーズンやメンバーに合わせて好みのツアーを選びましょう。
海水浴&シュノーケリング
ハテの浜でのアクティビティは、シュノーケリングがおすすめです。初心者でも気軽に楽しめるため、未経験の方でもチャレンジしやすいのも魅力の1つです。子連れであれば、絶景を眺めながら海水浴をしたり、砂浜で遊んだりと、開放的になってはしゃぐのも良いでしょう。
ハテの浜には売店や更衣室、トイレなどの施設はないため、注意が必要です。オンシーズンのみ、現地でパラソルなどのレンタルは可能ですが、いずれにしても屋内施設がないため、日焼け止め、水分補給の対策は必須です。
ダイビング
ダイバー憧れの美しいビーチとあって、ダイビング体験にトライしてみるのもおすすめです。ダイビングスポットが近く、季節に関わらず体験できるのが魅力です。カラフルなサンゴ礁や熱帯魚はもちろん、優雅に泳ぐマンタ、イルカにも出会えるかもしれません。
グラスボート
普段着のまま参加できるグラスボートは、シーズン、年齢問わず楽しめるアクティビティです。ガラス張りになったボートの底から海中の様子を覗けるほか、ハテの浜に上陸できるツアーも開催されています。非日常空間が広がる砂洲をのんびり歩いたり、綺麗な貝殻を探したりできます。
さいごに
沖縄本島の那覇市からアクセスできる絶景ビーチ「ハテの浜」。八重山諸島まで行かなくとも、離島の美しさを体感できるスポットです。久米島にはリゾートホテルやレストラン、シーサー作りなどができる観光施設が数多くあります。久米島に行き、非日常的な気分を味わってみてはいかがでしょうか。
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