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八代市立博物館で八代の歴史・文化を堪能しよう

熊本県にある八代市立博物館は、八代に縁の深い美術品・工芸品・歴史史料などが充実した博物館です。この記事では、八代市立博物館の基本情報からおすすめの展示品までお伝えします。

八代市立博物館ってどんなところ?

八代城跡の近くにある「八代市立博物館」は、八代の歴史の紹介をテーマとした博物館です。八代城址の近く、文化施設の集まる緑豊かな文教ゾーンの中心にあります。かつて八代城主であった松井家所蔵の美術品を中心に、豊富秀吉や宮本武蔵の書状などさまざまなものを展示しています。

開館時間

開館時間

9:00~17:00 (入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)※その他臨時休館あり

観覧料

大人 300円
高大生 200円

また、5月5日(子供の日) と11月3日(文化の日)は無料となります。

※中学生以下の入館は無料です。
※特別展開催時はその時によって料金が異なります。
※障がい者手帳等の交付を受け、手帳をお持ちの方及びその介護者1名は無料です

アクセス

バス・電車利用の場合

JR八代駅の「八代駅前」バス停からバス乗車、『北荒神町福祉センター前』下車(約12分)。徒歩約2分で博物館到着。

新八代駅の「新八代駅西口」バス停からバス乗車、『八代市役所前』下車(約15分)。徒歩約5分で博物館に到着。

バス利用料金はいずれも150円です。

車でのアクセス

九州自動車道八代インターチェンジより約6km。
駐車場は、博物館南側(乗用車50台、大型バス4台収容)があります。また、警察署との間にある通りの駐車場も利用できます。

八代市立博物館の見どころ

展示品

八代の歴史に焦点を当てている八代市立博物館では、熊本藩(肥後藩)ゆかりの品を展示しています。その中でもおすすめは「宮本武蔵自筆書状」。宮本武蔵が、肥後藩の家老松井興長宛に送った礼状で、宮本武蔵の直筆が見られる貴重な史料となっています。また豊臣秀吉が、かつて八代を統治していた小西行長宛に送った「豊臣秀吉朱印状」も展示しています。
陶磁器では、400年の伝統を持つ八代焼(高田焼)の香炉や茶器などの名品が展示されています。また「八代城城郭模型」と、妙見宮(現八代神社)の「妙見祭」の神幸行列(国の重要無形文化財)の様子を人形で再現した「妙見宮祭礼神幸行列人形模型」などの模型、八代周辺から発掘された土器なども展示しています。八代市立博物館では、八代にまつわる歴史・伝統文化を生き生きとした形で学ぶことができます。

特別展・企画展

八代市立博物館では、定期的に特別展・企画展が行われています。これまでの特別展覧会では、熊本地震復興祈念として江戸時代の絵師「円山応挙」の名宝展を催したり、夏休みの子供たちが文化財に興味を持ってくれるような「探してみよう!やつしろの宝もの~指定文化財大集合~」などが開催されました。
2018年には、「縁起の良さ・めでたさ」を象徴する模様・図柄である松竹梅・鯉・亀といった吉祥文様がテーマの「福よ来い -吉祥文様の世界-」を予定しています。

カフェでほっと一息!

八代市立博物館内には、「花鳥風月」というカフェがあります。有機農法栽培の豆を使ったコーヒーの他、日替わりメニューやハヤシライスも提供しています。展示品をたっぷり鑑賞した後は、挽きたてのコーヒーで一服したり、ランチを楽しむのも一興です。

さいごに

八代市立博物館では、古代の土器から江戸の道具まで、熊本八代の歴史・文化を今に伝える品々を展示しています。八代の時代の流れを学ぶのに最適な場所である八代市立博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。

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