伊豆・三津シーパラダイスは、日本で2番目に長い歴史がある水族館です。目の前には駿河湾と、世界遺産の富士山を望めます。今回は、家族で楽しめる伊豆・三津シーパラダイスの魅力をご紹介します。
伊豆・三津シーパラダイスってどんなところ?
伊豆・三津シーパラダイスは1930年に「中之島水族館」として誕生しました。日本で初めてバンドウイルカの飼育を始めた水族館です。また、ジンベエザメやミンククジラ、セイウチやラッコの飼育も日本で初めて手がけており、世界的にも貴重な実績を残しています。
園内には、イルカと触れ合えるゾーン、オットセイやアシカやアザラシなどがいる自然飼育場、駿河湾にそそぐ伊豆の河川や水辺に生息する生き物を集めた「イズリバ」、魚と遊べる水遊びプール「モット!いそあそび~ち」、かわいいコツメカワウソなどがいる「みとしーの森」などがあり、大人から子どもまで楽しめる水族館です。クラゲを展示している「クラゲ万華鏡」、深海生物を集めた大型水槽「DON底(ドンゾコ)」も見逃がせません。
みとしーのアイドル「バンドウイルカ」は日本のいろんな水族館で飼育されているイルカです。「カマイルカ」はバンドウイルカに次いで多く飼育されているイルカで、ジャンプが得意。水面から6mも飛ぶことができます。
海獣の仲間も多く、「カルフォルニアアシカ」「キタオットセイ」「トド」「セイウチ」や、かわいい「ゴマフアザラシ」などがいます。毎年7月ごろにはカルフォルニアアシカの赤ちゃんが産まれています。その他にも、「フンボルトペンギン」や「ケープペンギン」などのペンギンの仲間。駿河湾に生息する魚や、駿河湾の深場に推測する魚たちなどの展示もしています。
料金・営業時間
料金
大人(中学生以上):2,200円
こども(4歳~小学生):1,100円
営業時間
営業時間は9:00~17:00、最終入館は16:00までです。ゴールデンウィークや夏期、年末年始などは延長する場合もあります。
みとしーへのアクセス
電車
電車の場合は、JR三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り換え、伊豆長岡駅まで行きます。そこからバスで約20分、タクシーの場合は約15分でみとしーに到着です。
車
車の場合は、伊豆中央道伊豆長岡ICから県道130号線で約5分、沼津市内から約20分で到着します。
みとしーの見どころ
ショーやイベントを楽しむ!
みとしーおすすめのイベントは、イルカやアシカのショーです。「ショースタジアム」では愉快なしぐさがかわいいアシカ、飛ぶように泳ぐカマイルカが入れ替わりステージに登場します。約30分のショーで、回によってパフォーマンスが変わりいつ見ても楽しめます。
バンドウイルカのショー「イルカの海ショーステージ」は、会場をイルカたちが泳ぎまわります。冬以外はトレーナーも一緒に水中ショーを見せてくれます。イルカの海ショーステージの後は、ドキドキイルカウォッチングの時間です。ボートに乗ってイルカのすぐそばまで会いに行けます。定員は4名、約15分間の体験で料金は1人1,000円です。
一風変わったイベントの「ブリ・マダイ釣りに挑戦!」に参加すれば、イルカの海仲良しステージでブリ・マダイを釣ることができます。釣った魚は持ちかえることができます。
ショーやイベントのタイムスケジュール
2017年11月から2018年3月のタイムスケジュールです。
10:30 ショースタジアム
11:10 セイウチのお食事タイム
11:25 セイウチのヒゲにタッチ
11:30 イルカの海ショーステージ
11:50 ドキドキイルカウォッチング
12:30 ショースタジアム
13:10 セイウチのお食事タイム
13:25 セイウチのヒゲにタッチ
13:30 イルカの海ショーステージ
13:50 ドキドキイルカウォッチング
14:30 ショースタジアム
15:30 イルカの海ショーステージ
15:50 ドキドキイルカウォッチング
ショッピングを満喫!
みとしーの売店は、伊豆ならではのお土産だけでなくみとしーオリジナルグッズも販売しています。ショップに入ると、みとしーオリジナルキャラの「うちっちー」の巨大オブジェが出迎えてくれます。かわいいうちっちーを始め、イルカやコツメカワウソなどのかわいい海の仲間たちのぬいぐるみは人気のあるお土産の1つです。また、オリジナルのお菓子「セイウチのふん」や「みつしーぺんぎんのたまご」などもおすすめです。
さいごに
静岡県沼津市の水族館、伊豆・三津シーパラダイス、通称「みとしー」をご紹介しました。海の仲間たちが迎えてくれる、楽しい水族館です。伊豆の温泉旅行の途中や、伊豆半島観光の際は、ぜひみとしーへ足を運んでみてはいかがでしょうか。