スターフライヤーは乗り心地が良く、座席間隔の広さが特徴の航空会社です。今回はスターフライヤーの運航機材や座席仕様に関する情報をまとめました。
※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。
スターフライヤーの座席とは
スターフライヤーが国内線で使用している運航機材はエアバス社のA320型機です。他社の同型機は、ANAの例では166席を設定している一方、スターフライヤーでは余裕を持たせた150席となっており、全体的に座席間隔が「広め」なのが特徴です。
種類はカバー部分にやや厚みがあるType1と傾斜角度が大きい最新型のType2の2種類あり、最前列の6席と10・11列目のリクライニング無し12席は、他の席に比べてさらに座席間隔に余裕があります。
座席のシートピッチはどれくらい?
スターフライヤーの座席のシートピッチは平均で34インチあり、非常口付近と最前列の席はさらに広いです。全ての座席で窮屈さを感じさせない程度のスペースがあります。圧迫感の無い、広々とした座席で快適な時間を過ごせます。
全席が統一感のある黒の革張りシート
スターフライヤーの座席やインテリアは、クラシカルな機体の外装に合わせたシックな黒色で統一しています。また、ゆとりのあるシートは全席が革張りでシートは少し硬めです。ヘッドレストやリクライニング、フットレストは可動式で角度や高さを自由に調節できます。全体的に適度なホールドを感じられるシートは体を休めたいときに最適です。
便利なエアコンや読書灯の調節ボタンあり!
スターフライヤーの各座席上部には読書灯とコールボタン、エアコン調節ノズルがあります。ボタンは大きめで、かつ操作も簡単なため、周囲の様子が分かりにくい夜のフライト時などでも安全です。
液晶モニターやACコンセントを使用可能!
スターフライヤーの機内にはビデオや音楽、電子書籍が楽しめる液晶モニターと、携帯電話やノートパソコン等を充電できるACコンセントが足元にあり、全席で利用可能です。
液晶モニター下部のUSBポートはスマートフォンの充電にも使えますが、USBポートから給電したくない場合は携帯用充電器を無料で借りることもできます。一部機材ではUSBポートは利用できません。
前後に動くセンターテーブルも!
各座席には前後位置を調節できるセンターテーブルがあります。また、テーブル上部にはコートフックもあるため、食事時にコートや上着をかけておくことができます。センターテーブルは手前に倒した後に前後の位置を調節できます。
その他の注意点
非常口座席に位置する10・11・12列目のシートでは、緊急時に客室乗務員やパイロットの指示に従って行動する必要があります。そのため、緊急時に乗客の脱出を援助できない可能性がある方は非常口座席を利用できない場合があります。
スターフライヤーのおすすめの座席
非常口座席
スターフライヤーの座席は元々国内線エコノミークラスでは最大のシートピッチ34インチで、JALやANAのシートピッチ31インチよりも広い設計です。その為どこの座席を選んでも快適なのですが、特にお勧めなのは非常口座席の10・11列目です。足元の広さは他の座席の1.5倍ほどあります。リクライニングが出来ないデメリットはありますが、スターフライヤーの売りでもある個人モニターも利用できます。ただし非常口座席の指定は年齢など、いくつかの条件がありますのでご注意ください。また最前列の座席は更に足元が広く普通席の2倍ほどあります。ただし足元に荷物を置くことは出来ず、モニターも共有になります。
さいごに
スターフライヤーは、シート間隔に余裕を持たせ、便利な設備を整えることにより、他社の路線との差別化を図っています。休息や仕事など、移動時間を有効に活用したいとお考えの方は、スターフライヤーのこうしたサービスを考慮に入れてみましょう。
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