大韓航空の魅力を生み出した歴史
大韓航空は韓国を代表する航空会社であり、その魅力の一つにサービスの充実があります。1969年に大韓航空公社から民営化した頃の業績は低迷していましたが、次々と路線を拡大していき業績も順調に伸びていきました。しかし1990年代半ば頃からは、航空業界の過当競争の波にさらされることになります。そこで2004年、創業35周年を機に再度、サービスの充実に注力するようになりました。その結果、機内食をはじめとしたサービスに対する満足度の高い航空会社として今も成長し続けています。
大韓航空の質の高いサービスとは
“大韓航空は質の高いサービスを提供するため、さまざまな取り組みをしています。そのひとつが、2000年にデルタ航空やエールフランス、アエロメヒコ航空とともにスカイチームを設立したことです。スカイチームは当初4社で設立しましたが、現在では加盟航空会社が20社になり、ネットワークの広がりとともに、運行頻度の高さと乗り継ぎの利便性が高まりました。また、スカイチームに加盟している全航空会社のマイル(ポイント)が各社の垣根を越えて獲得できるのも、喜ばれているサービスのひとつです。
そのほかに、スカイチーム以外の多くの航空会社とも、ひとつの定期便を共同で運行するコードシェア協定を結んで運行頻度を高め、乗り継ぎをスムーズにしています。”
賞を取るほどおいしい大韓航空の機内食
“大韓航空の機内食は、旅行関連の口コミサイトでも高い評価を得ています。本拠地の韓国料理をはじめ、出発地にちなんだ料理など多彩なメニューを楽しめます。そのなかでも「ビビンバ」と「ビビンククス」は、国際機内食協会により与えられるマーキュリー賞で、最優秀機内食賞を受賞したことがあるほどです。
機内食はクラス編成により分けられ、ファーストクラスでは、厳選された食材を使った一流シェフによる健康的な食事が提供されます。フライトの路線やシーズンによって異なりますが、こだわって育てられたチキンのメニューや有機栽培のパプリカなど、伝統的な高級韓国料理を堪能できます。また、飲み物はボルドーやブルゴーニュ、カリフォルニア産などのワインや最高級シャンパン、ソフトドリンクなど多くの種類の飲み物が用意されています。
続いてプレステージクラスでも、ファーストクラスと同じように厳選された素材が使用され、一流シェフによる多彩なコースメニューが楽しめます。ドリンクもワインやシャンパンからソフトドリンクまで、多くの種類から選べるようになっています。
そしてエコノミークラスでは、伝統的な韓国料理をはじめ、洋食や和食、中華など幅広いメニューが取り揃えられ、長距離路線ではおにぎりやピザなどの軽食も楽しめます。そのほか、特別メニューとして子供用メニューやアレルギー食、宗教食などもクラス編成に関係なく、事前の予約で注文可能です。”
大韓航空の機内で楽しめるエンターテイメント
大韓航空の機内サービスでは、長時間のフライトでもゆっくり楽しめるエンターテインメントが豊富に用意されています。機内サービスの内容は、英語と韓国語の2カ国語で記載された機内誌でチェックできます。その機内サービスの中でも特におすすめのオプションが、オーディオ&ビデオ・オン・デマンドシステムで楽しめるスカイプログラムです。このプログラムでは、パーソナルモニターで多くの映画やドラマ、ドキュメンタリーを見たり、好みの音楽を聴いたりできます。また、幼児向け番組やゲームも楽しめるので、お子様連れでも安心です。
大韓航空の質の高いサービスで快適な旅を
大韓航空でのフライトは単なる移動手段ではなく、質の高いサービスを堪能できます。おいしい食事に舌鼓を打ち、ゆったりと映像作品を見たり、好みの音楽を聴いたりしてリラックスして過ごせるのです。また、乗り継ぎの利便性により、移動する際のストレスも軽減されます。このようなワンランク上の快適な時間が楽しめる大韓航空で、旅行に出掛けてみてはいかがでしょうか。