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世界遺産を巡る旅に出かけよう!~ブラジル編~

南米の自然を満喫!イグアスの滝

ブラジルで最も人気のある観光地として、有名なのがイグアスの滝でしょう。イグアスとは先住民の言葉で「大いなる水」を意味しますが、高さ70メートル、滝幅4,000メートルの滝は文字通り世界最大です。アルゼンチン側からもこの滝を訪ねることはできますが、ブラジル側からいって遊歩道を歩けば、「水のカーテン」と呼ばれるこの滝の全景を見渡すことができます。場所によってはびしょ濡れになるのでカッパーやカメラのカバーが必要になります。滝つぼから跳ねる水しぶきや音によって、五感で南米の自然を感じることができる場所です。

絶好の写真スポット!コルコバードの丘

リオデジャネイロの街とコパカバーナ海岸を一望できる場所が、標高710メートルにあるコルコバードの丘です。街から丘まではケーブルカーやバスを使って移動することができます。海と山と都市が織りなす美しい景観は、2012年に「リオデジャネイロ : 山と海との間のカリオカの景観」として世界遺産(文化遺産)に登録されました。丘にある巨大なキリスト像はブラジル100周年を記念して造られたもので、像の中は礼拝堂になっています。リオデジャネイロのシンボルとして地元の人々に親しまれるだけでなく、国内外でも有名な建造物です。コルコバードの丘からどこを撮っても、ブラジル旅行の印象的な1枚を撮ることがきる絶好の写真スポットです。

ブラジルの動物たちを間近に!パンタナル保全地域

パンタナル保全地域は、ブラジル北西部に位置する世界最大の湿地帯です。総面積1,878平方キロメートルにも及ぶパンタナル保全地は、2000年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。観光に行くなら湿地帯の水位が下がる7月から10月の乾季がベストシーズンです。湿原や川、サバンナや落葉樹林体で数多くの野生生物を観察することができます。数百種の哺乳類や魚類、鳥類に至っては約1,000種が確認されています。ジャガー、ワニ、オオアリクイ、カピバラ、アルマジロなどが生息しています。特に、各ツアー会社によって乗馬ツアーやサファリツアーが企画されており、ブラジルの大自然に触れることができます。

カーニバルに参加!サルヴァドール デ バイア歴史地区

サルヴァドールデバイアはブラジルの北東部、大西洋に面した港湾都市です。約300万人の人口を抱え、リオデジャネイロとサンパウロにつぎブラジルでも3番目に大きな都市です。ポルトガル植民地時代に首都であったこの街は、1985年に世界遺産(文化遺産)に登録されました。植民地時代の建物の多くが修復保存さています。街全体は高さ80メートルほどの崖で上下に分かれていて、歴史的な建築物はシダーデ・アルタと呼ばれる旧市街地に残っています。ルネサンス様式やバロック様式の豪華な教会やパステルカラーの家々など、個性豊かな建築物を見ることができます。また、2月から3月に開催される参加型のカーニバルも人気で、100万人から200万人が参加するといわれています。

計画を練って広大なブラジルを旅する

“ブラジルはご紹介したおとり、自然環境・文化・歴史それぞれに多様な魅力を持つ国です。
ぜひ一度は訪ねてみたい国ですが、国土が広いため旅行する際は移動手段や時間に関してよく計画する必要があります。その点、世界遺産に登録された場所は、ツアーやガイドが充実していて旅行者にもその魅力が堪能しやすくおすすめです。
もちろん、期間と目的に合わせて観光地を選ぶことが必要になりますが、ブラジルには多くの世界遺産があるので、その中から場所をピックアップして旅行の計画を組み立てるのもひとつの方法です。”