心躍る絶景の旅！関東で死ぬまでに見ておきたい絶景

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海の中に立つ鳥居が荘厳な茨城の大洗磯前神社

海を目の前にした神社というと厳島神社が有名ですが、関東県内にも荘厳な雰囲気で人気の神社があります。そこは茨城県大洗町磯浜町の大洗磯前神社です。大洗磯前神社は平安時代から続く歴史ある神社で、神社の社殿は水戸黄門で知られる水戸光圀によって造営されました。こちらの絶景ポイントは磯の岬に立つ鳥居と背景に広がる海の景色です。鳥居の立つ岩には容赦なく太平洋の荒波が砕け寄せ、白い泡となって流れ落ちていきます。次々と表情を変える空と海の風景は一瞬一瞬がシャッターチャンスです。すがすがしい朝日が昇る日の出や、空を真っ赤に染めて夕陽が落ちていく様子はとりわけ美しいものです。

奇跡のようなユーシンブルーが見られる神奈川のユーシン渓谷

神奈川県の西側に位置する丹沢山の近くにあるユーシン渓谷は絶景が見られる場所です。新緑や紅葉の名所として知られていますが観光地化が進んでおらず、知る人ぞ知る絶景ポイントです。車両は通行できず丹沢湖周辺から山道を数時間歩いた人だけが見ることができるというまさに秘境の地になります。そんなユーシン渓谷では、通称ユーシンブルーと呼ばれる色に染まった川が見られます。コバルトブルーのような濃い青に見えたり、エメラルドグリーンのように見えたり、天候によってかなり違った表情を見せるといわれています。特に紅葉の時期は青い水と赤い紅葉のコントラストが非常に美しいと評判です。

千葉県のウユニ塩湖！江川海岸

まるで湖の表面が鏡になったかのように、空の色が水面に映し出されるウユニ塩湖は死ぬまでに絶対行きたいスポットの代表格としてあまりにも有名です。でも、世界各地にはウユニ塩湖と似たような景色が見られる場所があります。例えば、東京から電車で約1時間という場所にある千葉県木更津市の江川海岸は、ウユニ塩湖の日本版として評判の絶景ポイントです。陸から海の中へ向かって電柱が立っているのが江川海岸の風景の特徴で、とても風情があります。特に、日の出前のブルーアワーや日没から数十分ほどのマジックアワーといわれる時間帯には、太陽がないことから影が少なく幻想的な写真が撮れることで人気です。

埼玉県の氷の芸術！三十槌の氷柱

冬の観光名所としておすすめなのが、埼玉県ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場近くの河川敷で行われる大滝氷祭りです。そこで見られる三十槌の氷柱は幅約30メートル、高さ8メートルにもなります。岩清水が自然に凍りつき、滝がそのまま魔法にかけられて流れを止めたかのような姿を見せてくれます。川の水面に大小さまざまの氷柱が反射する様子はとても美しく迫力があります。夜には期間限定でライトアップがされ、さらに幻想的な風景が見られます。厳しい大自然が作り出した繊細かつ大胆な造形美を見て、きっと心が洗われることでしょう。

住所は東京の絶景スポット扇池

ユネスコの世界自然遺産に登録されている小笠原諸島は、東京特別区に属する自然豊かなエリアです。その中でもひときわ有名なのが、小笠原きっての絶景が見られるといわれる南島です。南島は沈水カルスト地形と呼ばれる特殊な地形になっています。南島の中の扇池はコバルトブルーの美しい海に、白い砂浜が広がるいかにも南国リゾートらしい場所です。透き通ってしまうような水質の良さと、サンゴでできた真っ白な砂浜がため息が出てしまうほど優美なコバルトブルーを作り上げています。砂浜を散策すると1000～2000年ほど前に絶滅したヒロベソカタマイマイと呼ばれる貝の化石も見られ、ロマンティックな雰囲気抜群です。