和歌山にある熊野古道は古代から変わらない豊かな自然風景を感じられるパワースポット
2004年に世界文化遺産として登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。古くから紀伊山地は信仰の対象として崇められ、その参詣道として多くの人が通った道が熊野古道です。和歌山県内には田辺から紀伊半島の内陸側を通って熊野三山に至る中辺路や、海沿いのルートを通る大辺路などがあります。また、高野山から奈良県内を通る小辺路や三重県の伊勢神宮に続く伊勢路などもあります。熊野三山がある紀伊半島の内陸部は山地が続くエリアで、緑豊富な自然も見どころです。石畳の続く参詣道を歩いてみると、古代の人が歩いた風景をそのまま感じられるでしょう。熊野本宮大社は春の桜や秋の紅葉も美しく、山々の連なる風景の中から登る朝日や沈む夕日はまさに絶景です。ほかにも熊野古道の道沿いには那智の滝を始め各地に大小さまざまな滝もあります。また、パワースポットとしても人気です。
四季折々の借景が美しい京都の瑠璃光院
京都にはさまざまなお寺がありますが、その中でも豊かな自然の中で風情を感じることができるお寺として瑠璃光院があります。数寄屋造りの建物はもちろん、春の桜から緑に包まれる夏、秋の紅葉まで四季折々に自然の美しさが堪能できるお寺です。参道には秋になると100種以上の楓が紅葉する風景が見られるほか、苔のじゅうたんに覆われた瑠璃の庭も紅葉に染まります。書院からは瑠璃の庭を眺めることができ、夏の緑や秋の紅葉に染まった風景がまるで絵画のようです。また、雪の積もったときには真っ白に包まれた冬景色を見ることができます。ほかにも龍が天に昇る姿が石と水で表された臥龍の庭や八瀬のかま風呂なども見どころです。
秋は光り輝くススキが一面に広がる奈良県の曽爾高原
奈良県の中でも北東部、三重県との県境付近に位置する曽爾高原は室生赤目青山国定公園の一部を占めています。周辺には屏風岩や鎧岩など緑に包まれた山の中に現れる柱状節理の岩山が見られる場所や香落渓をはじめとした紅葉スポットも点在していますが、なんといってもススキが一面に広がる高原の風景が見どころです。秋になって穂が出そろったススキが一面に風に揺れる風景は圧巻。昼間は太陽の光を浴びてキラキラと輝き、夕方には夕日に照らされて黄金色からオレンジ色に変化しながら輝くススキの穂が美しい風景を見せてくれます。近くには曽爾高原温泉「お亀の湯」もあり、風景を見ながらハイキングを楽しんだあと、ゆっくり温泉に入って体を癒すこともできます。
霧が立ち込めた上に浮かぶ天空の城として有名になった兵庫の竹田城跡
天空の城としてすっかり有名になった兵庫県の竹田城跡。虎が伏せた姿に似ていることから「虎臥城」とも呼ばれていますが、現存している山城跡として国史跡にも指定されています。山の上に石垣がそびえる姿はそれだけでも見ごたえがありますが、地形や気候の関係から晩秋になると朝霧が立ち込めます。霧の中に浮かぶ城跡がまるで天空に浮かんでいるように見える姿が幻想的なスポットです。また2012年に竹田城跡は「恋人の聖地」としての認定も受けました。ファミリーで軽く山登りを兼ねて楽しく出かけるのはもちろん、恋人同士で美しい風景を見に出かけるのもいいですね。
静かに佇む古刹を真っ赤に染めるモミジの紅葉が見どころ!滋賀県の鶏足寺
滋賀県長浜市にある鶏足寺は西暦735年、奈良時代に仏教を広め、東大寺の大仏建立にもかかわった行基が開いたお寺です。その後、荒廃した時代もありましたが最澄によって再興されました。現在お寺としては廃寺になっていますが、地域の方々がきれいに整備してくれています。参道が続く石段の両側には約200本のもみじの木が建ち並んでいます。11月下旬になると赤く色づく木々の風景が見られることに加え、石段に散ったもみじの葉が赤いじゅうたんを敷いたようです。石段の両脇には苔むした石垣が連なり、歴史を感じさせる風景を眺めながら紅葉を楽しむことができます。
関西エリアで絶景を見ながら感動を味わおう!
関西にも、死ぬまでに一度は行ってみたいと思うような絶景スポットがあります。自然が作り出す美しさや古代に生きた人たちの息づかいまで感じられるようなスポットなど、場所によって感じられるものはさまざまです。絶景を探して感動できるお出かけの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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