海峡ゆめタワーは山口県の国際交流の促進や産業・貿易の振興を図るためにつくられた「海峡メッセ下関」という施設の一部で、国際貿易ビル、アリーナと一緒にシンボルタワーとして建てられました。山口県下関市のランドタワー「海峡ゆめタワー」をご紹介します。
下関のランドマーク 海峡ゆめタワー
海峡ゆめタワーは全長153mある長方形の上に球体が乗っているような形をしたタワーです。タワーに使っているガラスは全部で8,700枚にのぼり、キラキラと輝くクリスタルのようなタワーからは、関門海峡の刻一刻と変化する風景を見ることができます。最上階は球形総ガラス張りの展望室になっています。展望室の高さ143mは国内有数です。展望室からは瀬戸内海、関門海峡、巌流島、九州の山々、日本海まで360度見渡せます。エレベーターはシースルーなので、乗っている途中も景色が楽しめます。
海峡ゆめタワーのアクセス・営業時間・料金
アクセス
海峡ゆめタワーはJR下関駅から徒歩約7分で行けます。下関駅からバスに乗れば乗車1分、豊前田下車約5分で到着です。車の場合は、下関ICから約15分です。
飛行機の場合、山口宇部空港からバスで75分、北九州空港からバスと電車で約50分、福岡空港から電車と新幹線を使って約65分で、下関駅に到着します。
営業時間
営業時間は9:30~21:30。最終入館は21:00です。営業期間は1月1日~12月31日、1月第4土曜日のみ休館日となります。
駐車場は150台分あり、料金はタワー利用者については5時間無料で、以降30分毎に100円です。
お得な料金
入場料金は、大人600円、65歳以上・高校生以下小学生以上は300円です。
海峡ゆめタワーの公式ホームページに入場料金が10%OFFになるWEB割クーポン券があるので、印刷するかスマホに送って持って行きましょう。
また、毎週金曜日は「カップルデー」となっており、18歳以上65歳未満の男女のペアで行くと2割もお得になる上に、恋みくじ2名分プレゼントの特典があります。ただし、特典を受けるには「夢かなう 恋かなう 海峡ゆめタワー」という合言葉をチケット窓口でいう必要があります。
海峡ゆめタワーの見どころ
夜景とライトアップ
海峡ゆめタワーのてっぺんにある展望室は360度のパノラマが見渡せるガラス面になっているので、周囲全方向の夜景を楽しむことができます。昼間は雄大な関門海峡や九州が見渡せますが、夜には昼間とは趣が異なる関門海峡の夜景を楽しめます。
夜の海峡ゆめタワーは外から見上げてもキレイなのも見どころの1つです。暗くなるころにライトアップされ、月曜日はホワイト、火曜日はグリーン、水曜日はブルー、木曜日はイエロー、金曜日はレッドブルー、土曜日はブルーグリーン、日曜日はレッドと、毎日ライトアップカラーが変わります。
金・土・日は毎正時に7色を1分間隔で点灯しているので、週末は全色楽しめます。タワーの下部は4月~9月が寒色、10月~3月は暖色でライトアップされます。
恋人の聖地
恋人の聖地とは、恋人たちが訪れることで幸せになれるスポットです。2006年10月1日に、山口県では初めて海峡ゆめタワーが恋人の聖地に認定されました。
海峡ゆめタワー28階の展望室には、恋愛がうまくいくといわれる「縁結び神社」があり、カップルに大人の気恋みくじ(1枚100円)をひくことができます。また、恋人の聖地公式グッズ「恋人証明書」も販売しています。二人で訪れた記念にいかがでしょうか。
28階で販売しているハート形南京錠にメッセージなどを書き、思いを込めて絆をロックできる「ラブネット」もカップルに好評です。
海峡ゆめタワーのグルメとおみやげ
グルメ
海峡ゆめタワーに隣接する海峡メッセ下関にある「海峡バイキング シーガーデン」では、料理長が出汁からこだわって作ったおばんざいや、秘伝のタレに漬け込んだ唐揚げなど、50種類以上の料理、飲み物、デザートをお得な料金で楽しめます。
ランチの営業時間は11:30~14:30(ラストオーダー14:00)、ディナーの営業時間は18:00~21:30(ラストオーダー21:00)、月曜日が定休日です。
料金はランチ・ディナーともに大人が1,080円、65歳以上のシニアが980円、小学生が880円、3歳以上の幼児が580円で、60分間食べ放題です。飲み放題も60分1,080円で付けることができます。
お土産
海峡メッセ下関にはお土産も取り揃えています。下関の特産品であるフグやウニ、鯨を始め、下関の銘菓、ひれ酒、グッズなど、お土産に最適なものが揃います。
営業時間は、平日が11:00~15:00、土日祝日が11:00~17:00で、毎週火曜日が定休日です。
さいごに
下関のランドマーク、海峡ゆめタワーをご紹介しました。
昼も夜も楽しめて、下関全体を上から眺めるには最適の海峡ゆめタワー。下関を訪れる際にはぜひ立ち寄ってみてください。