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美肌の温泉、嬉野温泉!その魅力と見どころをご紹介

美肌になるといわれる嬉野温泉は古い歴史のある温泉街で、今も多くの人が訪れています。今回は、名物の嬉野温泉湯どうふやうれしの茶などのおいしいお土産もある嬉野温泉の魅力をご紹介します。

嬉野温泉ってどんなところ?

福岡空港から1時間半ほど行ったところに旅館が並ぶ温泉街、嬉野温泉街はあります。歴史は古くはじまりは神功皇后の時代といわれています。神功皇后が戦帰りに立ち寄り、傷ついた兵士を温泉に入れると傷が癒えたことを見て「あな、うれしいの」と言われたことが嬉野の名前の由来と伝えられています。
日本三大美肌の湯とも言われる嬉野温泉は、ナトリウムを多く含む重曹泉です。乳化により皮膚表面にある分泌物や汚れを洗い流し、滑らかにする効能があるといわています。

アクセス

福岡空港からJR武雄温泉駅まで行き、そこからJRバスで30分となり、合わせて約1時間半かかります。九州佐賀国際空港からはジャンボタクシー(1人2,000円)で約1時間と便利です。ただしジャンボタクシー利用の際は事前予約が必要となります。

嬉野温泉の見どころ

公衆浴場シーボルトの湯

江戸時代には公衆浴場「古湯温泉」があり、ドイツの博物学者シーボルトが江戸への往復の際に立ち寄り泉質を調査した記録があります。大正時代に火災で全焼した後ドイツ人設計士による洋風建築の浴場が誕生しましたが、老朽化や利用客減少により閉鎖という経緯があります。そんな紆余曲折を経て新しく生まれた公衆浴場シーボルトの湯はかつてのような大正ロマンを感じさせるゴシック建築であり、オレンジ色の鮮やかな屋根が当時の雰囲気を思わせます。バリアフリーも考えられた設計で多くの人が楽しめるようになっています。

あし湯

市の足湯施設は2ヶ所あります。1つは本通筋の湯宿広場。足湯と足蒸しができる場所であり誰でも無料で利用できます。足湯は車いすの方も利用しやすいよう一部でっぱりが設けられています。

2つ目は温泉街の中心部にあるシーボルトのあし湯です。シーボルトにちなんだ名前で外観も洋風の屋根があり雰囲気があります。こちらも湯宿広場と同じく無料で利用可能です。

おいしいお土産

温泉湯どうふ

名物嬉野温泉湯どうふがとろとろでおいしいと好評のお土産です。ナトリウムを多く含む弱アルカリ性の泉質の嬉野温泉だからこその湯どうふです。温泉水で豆腐を煮込んだもので、とろりと柔らかく、口に含めばとろけるような食感があります。

うれしの茶

嬉野はお茶の生産地としても有名です。広がる茶畑は嬉野ではよく見かけるのどかな風景です。はじまりは茶祖、吉村新兵衛によるものだといわれています。釜炒り製玉緑茶、蒸製玉緑茶の2つをうれしの茶と呼びます。香ばしく後味がさっぱりとする釜炒り製玉緑茶もまろやかで飲みやすい蒸製玉緑茶もどちらもおいしいお茶です。旅の最中の一服や、お土産にもおすすめです。

周辺の観光地

豊玉姫神社

豊玉姫神社は、竜宮城の乙姫様のモデルといわれる豊玉姫神を祭神とする神社です。境内にはなまず社があり、中央に鎮座する真っ白なつるりとしたなまず様は嬉野温泉のシンボル的存在となっています。なまず様にお参りすると、美肌のご利益があるともいわれています。

轟の滝

轟の滝は、嬉野温泉街から1kmほどの場所にある滝です。塩田川と岩屋川内川の合流地点付近にあり、高さは約11mの三段の滝です。滝壺面積は2,500平方メートルあります。雷鳴のような水音が轟き、思わず足を止めてしまう迫力があります。青々とした木々や春には桜など四季により趣の異なる景色を楽しめます。

大茶樹

嬉野温泉から車で5分、歩くと20分程度の場所にある大茶樹は嬉野市のシンボルともいわれる推定樹齢350年の大樹です。国の天然記念物にも指定されています。枝張りは約80平方メートル、樹高約4.6mという大きさです。

さいごに

温泉だけではなくとろとろ湯どうふやほっとするうれしの茶、周辺には観光スポットも点在しているという見どころ満載の嬉野温泉。温泉に浸かってつるつるすべすべの肌になったあとはうれしの茶で一服という贅沢な時間をぜひ体感してください。

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