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日帰りでも楽しめる!梅ヶ島温泉の魅力をご紹介

数多くある温泉の中に、南アルプスの麓に位置する梅ヶ島温泉があります。今回は、自然湧出天然黄硫泉の梅ヶ島温泉についてご紹介いたします。

梅ヶ島温泉ってどんなところ?

梅ヶ島温泉は、静岡県北部の南アルプス麓に位置する安倍川の最上流域にあります。梅ヶ島温泉は静岡市で唯一の自然湧出天然硫黄泉です。2017年には、梅ヶ島温泉、新田温泉、金山温泉、コンヤ温泉を総称した「梅ヶ島温泉郷」が国民保養温泉地に指定されています。
周辺には、ニホンカモシカが生息しています。オオイタヤメイゲツの大木が群生し、シロヤシオツツジやイワシャジンが咲き、豊かな自然を満喫できます。

安倍の大滝をはじめとした、滝の名所としても有名です。しかし、自然に恵まれた地域のため、梅ヶ岡温泉街から安倍峠への林道は冬に遊歩道が凍結します。また、阿倍峠より山梨側は開通の見通しが立っていないため、アクセス方法を確認してからの梅ヶ島温泉へ行くと良いでしょう。

梅ヶ島温泉の泉質

無色透明の単純硫黄泉です。pH9.6のアルカリ性で肌に滑りがあり、心地よい硫黄の香りに、身も心も深く癒されること間違いありません。

梅ヶ島温泉へのアクセス

バスの場合

JR静岡駅(東海道新幹線・東海道本線)からバスで1時間45分

車の場合

新東名高速道路 新静岡インターから車で50分程度
東名高速道路静岡インターから車で1時間20分程度
東名高速道路清水インターから車で1時間20分程度

梅ヶ島温泉の見どころ

日帰り温泉

梅ヶ島温泉では、宿泊での温泉はもちろん、日帰り温泉も楽しむことができます。中でもおすすめは「黄金の湯」。標高800mのさわやかな空気と肌に良い温泉を満喫できます。露天風呂はもちろん、内風呂や打たせ湯などもあります。
施設内には、特産品をふんだんに使用した料理を味わえる食事処があります。店内で一つ一つ丁寧に作っている手作りコンニャクは人気のメニューです。また、冬限定で静岡おでんも食べられます。その他、お土産を購入できるコーナーもあります。

四季折々のイベント

梅ヶ島温泉のある梅ヶ島では、四季折々のイベントを開催しています。3月には、静岡市指定無形民俗文化財にも指定されている「初午」、毎年8月13日に梅ヶ島小中学校のグラウンド(雨天時は体育館)で行われる「梅ヶ島盆踊り大会」、11月には梅ヶ島温泉地区の中にあるお湯のふるさと公園で行われる「梅ヶ島温泉紅葉まつり」、1月には湯乃神社で「初詣」が行われます。

特に梅ヶ島温泉紅葉まつりは、山女の塩焼き、こんにゃくの田楽、つきたてのお餅、しし鍋などさまざまな出し物がありおすすめです。

安倍の大滝への散策

梅ヶ島温泉では、山道の散策も楽しめます。梅ヶ島温泉には、日本の滝百選に選ばれている安倍の大滝があります。ほかにも梅ヶ島では、赤水の滝、鯉ヶ滝、三段の滝、赤水の滝、温泉湯滝、宝月の滝などを見られます。
なお、安倍の大滝が見えるポイントまでは温泉街より2.5㎞で、車で9分、徒歩で50分ほどかかります。冬期の12月中旬より4月中旬まで林道豊岡梅ヶ島線は車両通行止めとなますがり、徒歩での通行は可能です。山道に街灯がないことから、日没時間の確認と滑りにくい靴の準備が必要です。

さいごに

温泉は、泉質はもちろん、自然に囲まれた環境で日頃の疲れを癒やすことができます。梅ヶ島温泉の周辺には山女釣りを楽しめる「魚魚の里」などもあります。
静岡県へ旅行しに出かけた際は、のんびりと過ごせる梅ヶ島温泉へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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