毎年4月下旬~5月上旬にかけてGW(ゴールデンウイーク)がやってきます。GWの時期になると実家に帰省するお客様で空港はごった返すのが恒例です。空港だけでなく新幹線なども混んでしまうためなかなか身動きがとりづらくなってしまいます。特に飛行機の混雑は激しく、航空券の予約すら取れないことも考えられます。今回は帰省ラッシュを避けてリーズナブルに予約ができる航空券の取り方についてご紹介します。
陸路はどれぐらい混む?東京駅発の新幹線と高速道路の混雑具合は半端ない
陸路とは新幹線や高速道路などといった飛行機や船以外の移動経路のことです。新幹線の込み具合ですが東京駅を発着する新幹線をベースにみていきましょう。毎年GW時期の新幹線は東海道新幹線・東北新幹線ともに指定席はほぼ満席傾向にあります。特にGW初日から2日目にかけては下りの混雑、最終日は上り線の混雑が予想されています。新幹線の指定席は1カ月前から予約することが可能ですが、たいていの場合すぐに埋まってしまう傾向です。旅行会社を通じて予約する場合でも席に限りがあるため必ず座れるという保障はありません。自由席はどうなのかというと、乗車率は100%を超えます。特に東海道新幹線の混雑は激しく席に座るために数時間前から待っているという方もいるでしょう。基本的に新幹線口の改札は始発電車の30分前から開きますが改札が開くのを待つ列もあるため座れない可能性が高いとみておくと良いでしょう。続いて高速道路の混雑具合です。高速道路の混雑は早朝に多く6時~7時ごろにかけて渋滞しやすい傾向にあります。特に首都圏近郊で多い渋滞箇所としては東名高速が大和トンネル付近、関越自動車道ですと花園I.Cなどがあげられます。大和トンネル付近はゆるい登り坂になっているため気づかないうちにスピードが落ちてしまい渋滞になってしまうケースが目立ちます。高速道路に設置されている標識を確認しスピードが落ちないよう調整すると良いでしょう。渋滞を避けるために早朝に出発するのは良いのですが睡眠不足による運転は避けたほうが良いです。睡眠不足は頭の回転を鈍らせてしまい事故につながる恐れがありますのできちんと睡眠を取るか交代ドライバーを用意しておくと安全です。
飛行機の移動は快適!できれば飛行機で移動しよう
なぜ飛行機の移動は快適なのでしょうか。答えは新幹線との違いにあります。新幹線は指定席・グリーン車のほかに自由席という席が設けられており乗車券と特急券さえあればだれでも乗車が可能です。しかし飛行機には自由席は設けられておらず全席が完全予約制です。各航空会社では当日のキャンセル待ちなどを実施してはいますがある程度予測は立てられます。そのため比較的快適に移動することができるというわけです。高速道路も同じで車の出入りが自由な分、利用者が多く混雑が起きてしまいます。そういった観点からもスムーズで快適な移動をしたい場合は飛行機をうまく活用すると良いでしょう。
GW後半の航空券をリーズナブルに手に入れるなら
GWの格安航空券はすぐに埋まってしまうことが多い傾向です。しかしGW後半は下り便のチケットが残るケースがあります。その理由は「すでに多くの方が地方に帰省してしまっていると考えられるから」です。東京発の飛行機の場合、地方に向かう多くの帰省客のピークは過ぎており下り便の座席に空きが出ることがあります。利用客が極端に減少するGW後半は航空会社にとって1人でも多くの客を確保したい時期ともいえます。そのためGW前半に比べて値段が落ちる傾向にあるのです。そこで使えるのが格安航空券の一括比較サイトです。ここではANAやJALなどといった大手航空会社以外にも格安航空会社の航空券を比較することができるためリーズナブルに航空券を手に入れることができることもあります。時間帯をずらすなど工夫は必要になりますが1度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
時期をずらすだけで安く旅行ができる!
このようにGWは大変な混雑を迎えます。しかし時期をずらすなどちょっとした工夫をするだけですんなりと格安航空券を手に入れられる場合があります。一斉にみんなが休みの時期に休みを取って旅行に行くのではなく少し時期をずらすことがポイントです。ひと工夫をして旅行の計画を立てると帰省ラッシュに巻き込まれずに快適な旅行ができるのではないでしょうか。