インスタグラムを楽しむために、「ある程度インパクトのある写真を撮りたい!」と思ったことはありませんか?全国にはまだあまり知られていない絶景スポットがたくさんありますので、ぜひ1度訪れてみてはいかがでしょうか。ここでは、インスタグラムに投稿するのに適したフォトジェニックなスポットを5つご紹介いたします。
これって絵画?写真とは思えない絶景スポット「モネの池」
岐阜県関市板取の山間にある「根道神社」は通称「モネの池」と呼ばれており、インスタグラムでも徐々に取り上げられているフォトジェニックなスポットです。この神社が「モネの池」と呼ばれる理由は鳥居の横にある池が天候や季節によっては、まるで有名画家であるモネの描いた「スイレン」のように見えることから、名づけられています。非常に透明度の高い池は基本的にはエメラルドグリーン色をしていますが、見る位置や角度によってその色を変えるので、自分のお気に入りの場所を探してインスタに投稿してみましょう。
ただし、雨が降ると池の水が濁ることがあり、数日間は期待している写真が取れないことがありますので、訪れるときの天候は気を付けてください。
夕焼け時のグラデーションが幻想的!鶴の舞橋
「鶴の舞橋」は青森県鶴田町にあり、丹頂鶴自然公園と富士見湖パークをつなぐ全長およそ300メートルの日本一長い木の橋です。建造されたのは1994年と比較的新しいですが、雄大な岩木山の山影を移す津軽富士見湖との景色は多くの観光客の目を楽しませています。ここで写真を撮る際におすすめなのは、なんといっても夕焼けです。日中の青い空から、徐々にオレンジや淡いピンクに変わっていくグラデーションはそれだけでも十分美しいですが、そのグラデーションが津軽富士見湖にも反射してとても幻想的な光景を見せてくれます。同じような理由で朝焼けの時間帯もきれいですので、訪れる季節やスケジュールによって調整してみましょう。
レトロな雰囲気が魅力!赤銅色の屋根が特徴的な「吹屋ふるさと村」
岡山県高梁市はかつて中国地方でも有数の銅の採掘量を誇っており、江戸末期からはベンガラという赤い顔料が特産品となって栄えました。その当時にひと儲けした豪商によって建てられた豪邸が集まっている場所が現代では「吹屋ふるさと村」と呼ばれています。「吹屋ふるさと村」の特徴は、豪邸を建設する際に豪商同士が話し合って統一したコンセプトの元で街づくりを行った点です。赤銅色の屋根によって統一された街並みは、低い所から見てもあまり気づきませんが、少し高台から屋根を見下ろすようにして写真を撮ると素晴らしさがよく分かります。街にはレトロ感あふれるボンネットバスも巡回していますので、そのような風景を撮りたいときはバスの発車時間も調べておきましょう。
中世の宝石箱!?「高輪プリンセスガルテン」
東京都港区に中世のヨーロッパの世界が広がっていることをご存じですか?「高輪プリンセスガルテン」は中世の宝石箱と呼ばれるドイツのローテンブルグをモチーフにした、レストラン、コンサートホール、ショップなどがそろっている複合施設です。メルヘンチックな街並みは歩いているだけでワクワクしてしまい、思わず写真を撮るのを忘れてしまうかもしれません。夜のライトアップも非常にきれいなので、昼、夜両方訪れてみて、気に行った方の写真をインスタに投稿してみるとよいのではないでしょうか。
有名映画のモデルになった「江戸東京たてもの園」
東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」は、スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつになったといわれている施設です。園内には江戸時代から昭和初期にかけて建造された建物が立ち並んでおり、まるでタイムスリップしたような感覚におちいります。すべてをじっくり見て回ると3~4時間はかかりますが、建物にはそれぞれ異なった特徴があるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。自分のお気に入りの建物を見つけて写真を撮ってみましょう。
気に入ったスポットが遠い場合には、飛行機移動も検討してみよう!
フォトジェニックなスポットを5つ紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。これらのスポットにはそれぞれに特徴がありますので、他の人とは違う個性ある写真を比較的撮りやすいスポットだといえます。行きたいスポットが自宅から遠い場合でも、現代では比較的低料金で利用できる航空券がたくさんあります。また、飛行機で行けば移動時間も節約できますので検討してみてはいかがでしょうか。