北海道といえば札幌をイメージする人が多いですが、日本最北端にある都市として稚内も有名です。この場所には、戦争当時の日本の歴史を感じさせるスポットがいくつかあります。北海道へ旅行する場合、稚内へ行ってみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。稚内へ旅行する場合には、飛行機を利用するのが一般的で、稚内空港を選択することになります。そのため、稚内空港ではどのようなサービスを利用できるのか知りたい人も多いことでしょう。ここでは、稚内空港の近隣にある駐車場やレンタカー、空港内外のおすすめスポットなどの周辺情報をまとめてみました。
☆近隣駐車場の基本情報(営業時間や混雑状況,広さなど)
稚内空港を出てすぐのところには、稚内空港駐車場があります。近隣付近には、空港を利用するために利用できる駐車場はありません。稚内空港駐車場は、6〜22時までが営業時間となっており、休日はありません。早朝から利用でき、なおかつ年中無休なので便利だといえるでしょう。駐車料金は無料で、車の駐車制限も基本的にはありません。3ナンバー、RV、1BOX、外車など、すべて駐車することが可能です。収容台数は175台で、そのうちの4台が身障者専用となっています。また、駐車場の広さは大規模の部類に属するといえるでしょう。車1台駐車するために必要な面積は、約7坪であることが一般的です。したがって収容台数が175台ある稚内空港駐車場は、最低でも約1225坪の広さがあることになります。駐車場のタイプは、平地に1台ごとの駐車スペース枠の線を引いた平面駐車場です。利用者の数は日によって異なりますが、休日や大型連休の時期は混雑します。
☆近隣のレンタカー情報
稚内をはじめ、北海道で移動する場合には車が必要となることが多いものです。そのため、稚内空港ではターミナルビル1階の到着ロビー総合案内所にある受付カウンターで、レンタカーを利用することが可能です。主に、以下のレンタカー店舗で受付けすることができます。ニッポンレンタカーの営業時間は10〜17時となっています。基本料金は標準コースにおいて、6時間まで5,616円、12時間まで6,156円、24時間の場合は7,668円です。トヨタレンタカーの営業時間は原則9〜17時で、毎年1月1日から1月4日までは10〜15時までです。基本料金はP1クラスの車をレンタルした時、6時間までと12時間までの場合は5,400円、24時間までの場合は7,020円となっています。オリックスレンタカーは9〜17時までが営業時間となっています。コンパクトタイプSクラスの基本料金は、6時間と12時間までの場合はそれぞれ5,400円、24時間までの場合は7,020円です。ゴールデンウィーク、夏季休業、シルバーウィーク、年末年始などの大型連休はハイシーズン料金の扱いとなり、1,000〜1,400円ほど値上がりします。
☆空港内・空港周辺のおすすめスポット
稚内空港内のおすすめスポットといえば、2階のフロアにある空港レトランと空港内ショップが挙げられるでしょう。空港レストランでは、軽食やファーストフードをはじめ、おおなごのお寿司などを食べられます。空港ショップにはANA FESTAとハートランドフェリーがありますが、ご当地のお土産が売られているので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。稚内空港周辺のおすすめスポットとして挙げられるのは宗谷岬でしょう。日本最北端の地にあるこの場所から海を見ると、樺太の島を確認することができます。海外の雰囲気があるので、特別な場所へ来たような感覚になれることでしょう。それから、稚内公園も人気のスポットです。この公園内には、太平洋戦争時に樺太で亡くなった人の霊を慰めるため、氷雪の門が建てられています。門の真ん中に建っている女性像を見ると、厳しい戦争へ立ち向かった人のたくましさを感じられることでしょう。