バスや電車と違って搭乗に予約が必要な飛行機。出発時間に間に合わなければ搭乗できないことが原則です。
では出発の何時間前までにチェックインを済ませておけば良いのでしょうか。
そこで、国内便のチェックイン時間について調べてみました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認ください。
飛行機のチェックインは出発時間の15分前でもOK?
国内線のチェックイン締切時間は利用する航空会社によってそれぞれです。
JALやANA、ソラシドエア、スターフライヤーなどであれば、チェックインの手続きが必要ない運賃や航空券購入方法があり、カウンターや自動チェックイン機に立ち寄ることなく直接保安検査場に向かうことができます。
飛行機が出発する15分前までにICチップ付きの会員カードや、2次元バーコードがついたお客様控えや搭乗券、2次元バーコードを表示したスマホや携帯の画面などを保安検査場にてかざすだけでOKのため、スムーズに搭乗でき便利でしょう。
チェックインの手続きが必要な運賃や購入方法、預ける手荷物がある場合などにはカウンターや自動チェックイン機で手続きを済ませてから保安検査場を15分前までに通過しなければならないのが原則です。
チェックイン締切時間 | 航空会社 |
30分前 | ジェットスター、ピーチアビエーション、スプリングジャパン |
20分前 | JAL、ANA、スターフライヤー、エアドゥ、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、スカイマーク |
15分前 | フジドリームエアラインズ |
飛行機のチェックインはウェブチェックインも便利
スカイマークやピーチ、ジェットスター、スプリングジャパンなどの搭乗手続きは次のようになります。
スカイマークであれば出発の20分前がチェックインの締切時間となり、自動チェックイン機やカウンターで手続きを済ませなければなりません。
ピーチは出発予定時刻の90分から30分前まで、スプリングジャパンも同様に出発の90分から30分前までがチェックイン可能時間です。
ジェットスターは機材などによってチェックイン受付開始時間が違います。
しかし、チェックイン締切時間は同じく便出発の30分前までとなっており、カウンターや自動チェックイン機が利用可能です。
保安検査場の混み具合を予測!
多くの航空会社が保安検査場の通過時間に締切時間をもうけているため、余裕をもって保安検査場を通過できるかどうかが国内線搭乗のポイントとなります。
そのため、自分で保安検査場の込み具合をある程度予測する必要があるでしょう。
平日の昼間などであれば、少々時間ギリギリになっても余裕で通過できる場合がありますが、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどをはじめとする連休は混み合う場合がほとんどです。もちろん、夏休みや冬休み、春休みも混み合うことを前提としましょう。
平日であっても、修学旅行の学生や団体旅行客などと一緒の飛行機などになると保安検査場が混み合ってしまうことがあります。
混み合うことが予想される日、余裕を持って搭乗したい場合には、出発時間の1時間前には空港に到着するように行動をすると焦らずに済むでしょう。
飛行機のチェックインを早く済ませるメリット
チェックインや保安検査場通過の締切時刻は、昔に比べると出発時間のより近くに設けられるようになってきました。
しかし、締切時間が15分前だからといってギリギリに行動をすると、バーコードがうまく読み取れない、手荷物の大きさが機内に預けられる大きさを越えていたなど、思わぬ事態に焦ってしまうことも考えられます。
不測の事態に備えるためにも、空港には出発の1時間前には到着しておくと良いでしょう。
お手洗いにも余裕を持っていけますし、お土産を楽しみながら選ぶことも可能となります。
また、一般の旅行客であってもラウンジを利用できる航空会社もありますし、おしゃれなレストランやカフェが見られる空港やWi-Fiが利用できる空港も増えてきているため、待ち時間も快適に過ごせることでしょう。
飛行機のチェックインにもしも遅れたら
もし、チェックインの締め切り時間に間に合わない場合は、『予約した飛行機に搭乗出来ない』可能性が高いです。
航空券の種類によっては、他の便に振替をしてもらえますが、キャンセル待ちの方が優先されるため、次の便に必ず振替ができるとは限りません。
また、LCCは特に時間厳守なので、チェックインの締切時間に少しでも遅れると搭乗出来ないので注意が必要です。
成田国際空港や、関西国際空港は他のターミナルから徒歩10分~15分程離れている場合があるため、空港への到着時間を考慮する必要があります。
空港に着いてから搭乗までの流れ
航空会社のカウンターへ
オンラインチェックインができない航空会社や、預け手荷物がある場合は、チェックインカウンターにてお手続きをすることが可能です。事前にチェックイン済みで、預け手荷物がない場合は、保安検査場へ直接向かってください。
チェックイン(搭乗手続き)
空港でのチェックイン手続きは、チェックインカウンターか、自動チェックイン機にて可能です。事前にオンラインチェックインがお済みの方は、空港でのチェックイン手続きは不要なため、チェックインの時間を省くことができます。
必要に応じて手荷物を預ける
機内持ち込み手荷物以外に、手荷物をお預けになる方は、チェックインカウンターか、自動手荷物預け機にてお手続きをしてください。自動手荷物預け機は、設置されていない空港もあるため、ご注意ください。また、預け手荷物も航空会社により預入可能なサイズが異なりますので、予めご確認ください。
保安検査場で検査を受ける
搭乗券をお手元にご用意の上、保安検査場へ向かってください。保安検査場も締切時間が航空会社によって異なるため、事前にご確認ください。また、繁忙期には混雑が予想されるため、検査に引っかかりタイムロスが発生しないよう、貴金属類やペットボトルなどはカバンからは取り出しておきましょう。
30分前までに搭乗ゲートへ
搭乗ゲートの番号は、搭乗券に記載があり、空港の案内掲示板にも表示されています。搭乗ゲートの締め切り時刻も航空会社により異なるため、事前に確認の上、搭乗ゲートへ向かいましょう。
機内へ搭乗
搭乗開始のアナウンスが流れたら、搭乗券を持ってゲートを通りましょう。座席の場所やプライオリティによって優先して搭乗ができる場合もあるので、アナウンスを聞き逃さないようにしましょう。
チェックインしてから搭乗まで、どう過ごす?
レストラン・カフェで過ごす
空港にもよりますが、おしゃれなレストランや気軽に入れるチェーン店など、さまざまなお店が揃っています。
保安検査場へ向かう前の空港内の方が、お店が多い為、その前にゆったり過ごしましょう。
ショッピングを楽しむ
お土産屋さんでは、ご当地限定の品物が揃っていたり、お土産の試食コーナーなども充実しています。
また、免税店のある空港では、コスメや、香水、ブランド品などが安く手に入る場合もあります。いろいろなお店を回ってショッピングを楽しみましょう。
屋上や展望デッキに行ってみる
展望デッキへ出ると、飛行機の機体が間近に見られたり、飛び立つ轟音を感じられたり、飛行機好きにはたまらないスポットです。
お天気が良ければ遠くまで眺めがよく見え、気持ちよく過ごすことができます。
専用ラウンジで過ごす
会員資格のある方は、専用ラウンジで過ごすこともおすすめです。軽食やドリンク、ソファ席などもあり、ゆったりとした雰囲気で過ごすことができます。
会員資格のない方でも、有料ですがご利用可能なラウンジもあるので、確認しておきましょう。
搭乗ロビーで待つ
早めに搭乗ロビーの椅子で過ごすことも、搭乗時間を待つだけなので、余裕を持った過ごし方ができます。
一緒に旅行へいく仲間と、旅行の計画を立てたり、ガイドブックを読んだりと、楽しみな気持ちが大きくなり、より一層旅を楽しめるでしょう。
余裕を持って空港に到着しましょう
航空会社やチケットによって異なるチェックイン締切時間。そのため、搭乗手続き方法や、チェックインの開始時間や締切時間は必ず確認するようにしましょう。しかし、チェックインや保安検査場通過の締切時間ギリギリに空港にいくと、思わぬ事態に慌ててしまうこともあるかもしれません。余裕を持って出発するためにも、空港には1時間ほど前には到着しておくと良いでしょう。出発時間までおしゃれなカフェやラウンジで過ごしてみるのも、楽しそうですよね。
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