長旅中の気晴らしや、旅行先のおみやげとして楽しみたい食べ物。しかし飛行機の手荷物には様々な規制があり、持ち込み禁止の食べ物が存在します。持ち込めない食べ物を覚えておき、スムーズで楽しい空の旅にしましょう。
※ページ内の情報は、2022年6月時点のものです。最新の情報については、航空会社や空港WEBページ等でご確認ください。
飛行機で飲食はできる?
機内での飲食については、機内食や機内販売の食べ物や飲み物の他、ご自身で持ち込んだものに関しても飲食が可能になっています。ただし持ち込みに制限がある飲食物もありますので注意が必要です。
飛行機に持ち込んではいけない食べ物があるのはなぜ?
飛行機に食べ物の持ち込み制限がかかる理由は大きく2つで、「航空中の安全確保」と「渡航先の国家のルール」です。たとえば液体の持ち込みは、テロ対策の観点から厳しく制限されています。液体製品だけでなく、少しでも水気を含む食品も規制の対象となってしまうため、いくつかの食品が持ち込み禁止となってしまうのです。また国際線で海外へ渡航する際には、訪問先の国家によって特定の食品の持ち込みが禁止されている場合があります。なお規制はされていませんが周囲への配慮として、強い匂い食品も避けるようにしましょう。
持ち込み制限がかかる食品リスト
基本的に国内線では規制が緩く、食品や検査を通過した飲み物は自由に持ち込むことができます。しかし国際線の場合は厳しい規制が存在します。国際線で制限のかかっている食品をご紹介していきましょう。まずは液体とみなされてしまう食品で、ジャムやソース類、味噌、ヨーグルト、ゼリー、プリンなどの他、つけものや缶詰、びん詰めは基本的に持ち込みが禁止です。あんこや生クリームなども規制の対象となるため、お菓子を持ち込む場合は水気の有無をしっかり確認しておきましょう。なおベビーミルクやベビーフードに限り、赤ちゃんを同伴したうえで必要性が確認されれば、持ち込みが許可されます。また、渡航先の国の法律を確認しておくことも大切です。たとえばハワイでは、肉エキスから作られたカップラーメンや果物全般などが持ち込み禁止です。
食べ物を持ち込みたいときの条件とは?
国際線で手荷物検査があるのは出国手続き前で、X線検査を受け許可されたものが持ち込めます。また、手続きが終わった後に免税店や自販機で購入したものは、安全性が確保されているとみなされるため基本的に機内への持ち込みが可能です。液体物は100ミリリットルのボトルに入れ、全てのボトルを透明の袋に入れるという方法で持ち込めますが、ゼリーやプリンなどの食品類の場合はなかなかそれが難しいため、家から食品を持っていくのではなく空港内にあるものを購入した方がトラブルにならず安心でしょう。赤ちゃん用のベビーミルクやベビーフードは、申告して必要性が認められれば持ち込みが可能です。なお渡航先の国で禁止されている食べ物は、機内持ち込みはできるものの、飛行機内で食べきってしまうことが前提となりますので注意しましょう。ちなみに、空港内には空弁と呼ばれるお弁当が販売されており、和から洋まで多彩なバリエーションが展開されています。空の旅の思い出にも、ぜひ購入して機内で楽しんでみてはいかがでしょうか。
飛行機で食べ物を楽しむために
手荷物検査でトラブルが生じたり、突然持ち込み禁止を言い渡されたりすると、せっかくの旅行の楽しさが損なわれてしまいますよね。海外旅行は特に規制が厳しいため、旅行先の国の法律や、自分が使う航空会社のルールを事前に調べておくことが大切です。現在は格安航空会社をはじめ様々な航空会社が増えているため、食べ物の持ち込みルールを比較し利用先を検討してみるのも良いかもしれません。また手荷物検査後のゲートラウンジには、免税店や売店が充実している空港が多く、そのエリアだけでも十分に楽しめるうえ購入物は飛行機に持ち込むことができます。時間に余裕があれば、ゆっくりお店を回りながら、安心して機内に持ち込めるお弁当やお菓子を買ってみてくださいね。
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