滋賀と言えば琵琶湖が有名ですが、琵琶湖以外にも比叡山延暦寺や近江神社、安土城跡など、全国的に有名な歴史的な名所が滋賀にはたくさんあります。今回はそんな歴史あふれる滋賀に行った際に是非買って帰ってほしい、おすすめのおみやげを5つ厳選してご紹介します。
☆食感がたまらない、三井寺力餅本家の「力餅」
京阪線の浜大津駅のバスターミナルとは逆方向に出て少し右手方向に進むとすぐに見えてくる力餅と書かれた赤い建物が「三井寺力餅本家」です。明治2年創業の歴史ある老舗で、一般消費者による人気投票のベストワンにも選ばれたことや天皇皇后両陛下も召し上がられたこともある、由緒正しきおみやげです。食べた時のとろっとした味わいは、出来たてでしか味わえず、ぜひ店舗に赴き出来たてをご賞味ください。賞味期限は2日とあまり日持ちはしないですが、おみやげに買って帰ると喜ばれること間違いなしです。年中無休で、7:00~19:00と営業時間も長いのもうれしいポイントです。
☆見た目も可愛らしい、総本家多賀やの「糸切り餅」
近江鉄道の多賀大社前駅から徒歩10分のところにある多賀大社のそばにある「多賀や」。1951年創業の老舗で、糸切り餅が有名です。糸切り餅の主原料は米粉で、お餅よりやわらかく、やさしい食感です。賞味期限ですが、夏は1日、春、秋は2日、冬は3日と季節ごとに異なっています。お餅に青とピンクの3本のラインが入っており、お餅の見た目が可愛らしく、おみやげに喜ばれること間違いなし。年中無休で、8:00~17:00で営業していますが、人気のため売り切れることもしばしばあるため、早めに買いに行くことをおすすめします。
☆初めてでも安心、中川誠盛堂茶舗の「近江茶」
天保生まれの中川ミノが安政5年に創業した「中川誠盛堂茶舗」はJR大津駅から徒歩5分のところにあります。京阪島ノ関駅からでも徒歩5分で行けます。赤ちゃん水出し番茶とも呼ばれる「近江赤ちゃん番茶」という商品が人気です。香りの良さとさっぱりとした味わいが特徴で、ほかのお茶は飲めないけど、「近江赤ちゃん番茶」なら飲めるという方も多くいるようです。琵琶湖周辺の環境への負担を軽減するために、茶葉は農薬や化学肥料を通常の5割以上減らして栽培しています。本店の定休日は日曜・祝日、営業時間は9:00~19:00までです。
☆辛そうで辛くない、乃利松食品吉井商店の「赤こんにゃく」
1891年創業の乃利松食品吉井商店がつくる「赤こんにゃく」。赤の由来には諸説あるそうですが、織田信長の影響という説が有名です。辛そうで刺激的な赤とは裏腹に味は普通のこんにゃくと同じ。ですが、通常のこんにゃくと比べると歯ごたえがあり、ノンカロリーに加えて鉄分も多く含まれています。日牟礼八幡宮の近くにある乃利松食品吉井商店へは、JR近江八幡駅からバスの「日牟礼八幡宮前」で下車し、徒歩3分です。営業時間は8:00~19:00。定休日は日曜日になっています。賞味期限も冷蔵庫で保存すれば3カ月と長いところも嬉しい点ですね。
☆是非メインショップに行ってほしい、クラブハリエの「バームクーヘン」
オシャレな雰囲気あふれる、クラブハリエ。実は1951年に創業の老舗でバームクーヘンが有名です。店舗は全部で7店舗ありますが、メインショップである「ラ コリーナ近江八幡」には一面が芝に覆われた屋根や栗の木など印象的な店構えとなっており、行って楽しめる空間になっています。大手百貨店でも購入できるのですが、ぜひメインショップへ足を運ぶことをおすすめします。ラ コリーナ近江八幡へは、JR近江八幡駅から近江鉄道バスに乗換えて「北之庄 ラ コリーナ前」で下車し、徒歩3分のところにあります。年中無休・営業時間9:00~17:00ですが、焼きたてのバームクーヘンは無くなり次第終了なのでご注意ください。
もらって嬉しいおみやげ。おいしそうなものを渡すのもいいですが、その土地のことを知るきっかけだったり、会話のきっかけになるおみやげを選んでみてはいかがでしょうか。