世界遺産や秘境、壮大な富山湾、心落ち着く温泉、富山の魅力は数えきれません。また、豊かな自然に恵まれているため、美しい四季の景色、海の幸と美味しいお水を活かした絶品料理を求め、日本全国各地から多くの観光客が訪れています。そして観光の思い出として、富山を代表するおみやげの選択で悩む方も多いようです。そんな方のために、今回富山のエッセンスが凝縮された絶品おみやげを5つ厳選してご紹介します。
☆富山イチオシの銘菓「三角どらやき」
富山が誇る人気銘柄の三角どらやき。もっちりとした生地にしつこくない上品な粒餡が生み出す絶妙なバランスです。一番の特徴はその名のとおり形が三角になっているところで、四角いどらやきを半分にカットすることで三角形にしています。また通常のどらやきよりも皮が薄いため、口の中の水分が取られないため非常に食べやすくなっています。更に、値段も手頃なので幅広い年代の方々に愛されています。家族や親戚、会社の同僚に喜ばれること間違いなしです。
☆富山流絶品おみやげ「巻きかまぼこ」
かまぼこと言えば木の板がついたものを想像する方が多いでしょう。しかし、ここ富山ではかまぼこ作りの技と伝統を守る一方、富山カラーを生み出してきました。それが「巻きかまぼこ」です。赤巻きかまぼこ、白巻かまぼこ、すだれ巻きかまぼこ、昆布巻きかまぼことバリエーションにも富んでいます。中でも特に昆布巻きかまぼこは、富山で獲れる新鮮な魚のすり身を厳選された天然昆布で巻き上げ、蒸すことによって生み出される富山ならではの味わいを誇ります。富山には、河内屋や三権などの老舗が軒を連ねており、数多くある品揃いの中から自分に一番あうものを選べるのも楽しみですね。
☆富山の現代にいきづく古典銘菓「月世界」
「月世界」の商品名はすこし神秘的な世界を想像させてくれます。中国には嫦娥(じょうが)と月兎に関するやや寂しい神話がありますが、ここ富山では、大事な人への思いやりをお菓子に託すと温かい解釈がされています。「月世界」は明治三十年創業して以来、新鮮な鶏卵、和三盆糖と素材や月影に似た形作りへのこだわりを通じて、食べる者を魅了してきました。はじめは乾いた食感ですが、口の中でゆっくりと甘さが広がっていくなんとも幻想的な一品です。
☆富山名水の子!!富山の愛情を感じさせるふわふわおみやげ甘金丹(かんこんたん)
水の王国、富山。富山には大小合わせて300あまりの河川があり、水質も良好なため、清冽な水を求めて富山に人や企業が集まるくらいです。そんな富山の名水を存分に活かし、しっとりとしたスポンジとなめらかなカスタードクリームで生まれるのが、甘金丹(かんこんたん)というふわふわスチームケーキです。ふんわりとした食感と濃厚なカスタードクリームは女性にもちろん、子供や男性にも大人気です。一口食べたら、思わずにっこりすると言われるくらいなので、このお菓子を通して、笑顔が広がっていくのかもしれません。
☆富山の歴史を映りだすおみやげ「鱒寿司」
今から二百数十年前、当時の将軍徳川吉宗に富山藩主前田利興が鱒寿司を献上し、その美味しさに徳川吉宗が感銘し、激賞を与えた始まりだそうです。その後、鱒寿司一般社会に普及され、本日の富山を代表する名産となっています。
富山の鱒寿司は富山産コシヒカリ、最上級の鱒、天然調味料を使用しているので、鱒寿司好きにとってはまさに贅沢な一品です。全国各地から富山に訪れる際は富山の味としておみやげに選ぶのは間違いなしですね。
以上、富山の絶品おみやげを5つご紹介しました。富山にはまだまだ魅力的なおみやげがいっぱいあります。
最近、LCCの普及により東京や大阪などはもちろん、北海道などからも安く簡単に行けるようになっているので、ぜひ一度富山に行ってみてはいかがでしょうか。そして、絶品おみやげもお忘れなく。