新潟のおみやげといったら、何を思い浮かべますか?米どころ酒どころの新潟ですが、定番のおみやげからちょっと趣向の変わったものまで、もらった人が笑顔になるようなおみやげを5つ集めてみました。
☆もうほかの柿ピーが食べられなくなる!?「浪花屋の元祖柿の種」
米どころの新潟は米菓メーカーも多く、スーパーの米菓売り場には他県の数倍のせんべいやおかきが並べられています。米菓のレベルが高い新潟で長く愛されているのが「浪花屋の元祖柿の種」です。たかが柿の種と侮ることなかれ。元祖が作る柿の種は素朴ながら食べ飽きない味わいが魅力です。どこか懐かしさを感じさせる缶入りの商品はおみやげにも喜ばれます。
最近ではチョコレートでコーティングされた「柿チョコ」なるバリエーションも増えています。意外な組み合わせですが、柿の種の香ばしさとピリ辛味、チョコレートの甘味が一体となって新たなファンを増やしています。
☆大人風味の発酵調味料「かんずり」
知る人ぞ知る妙高市特産の辛味調味料が「かんずり」です。塩漬けにした唐辛子を雪の上に直接まいてさらします。米麹、柚子、塩を加え、3年の間熟成と発酵を繰り返しようやく出来上がる一品です。辛みにかどがなくてまるみがあります。爽やかな風味も感じられ、薬味として使うと料理の味を格上げしてくれるでしょう。鍋や冷ややっこの薬味にぴったりです。辛みとしてどんな料理にも合いますが、おすすめは塩の焼き鳥とイカの刺身です。あっさりした素材の持ち味を損なうことなく爽やかな辛みと香りを加えてくれます。
3年ものがレギュラー品ですが、さらに熟成させた6年ものもあります。ちょっとお高めですが、目上の方へのおみやげにはぜひ!
☆懐かしく素朴な味の「笹団子」
新潟のおばあちゃんたちが作ってくれる「笹団子」は、新潟のふるさとの味です。その正体は笹の葉に包まれたヨモギ団子。笹の葉には殺菌効果があり、香りづけの効果もあります。戦国時代に生まれた保存食が今に伝わって笹団子になったといわれています。土産店のみならず新潟県内には100店近い専門店があり、県民に親しまれています。
店によって変わってきますが、一般的にはよもぎ団子の中にあんこがたっぷり詰まっています。素朴ながらもモチモチの団子と、やさしい甘さのあんこが郷愁を呼ぶ一品です。
☆新潟にスキーをもたらしたレルヒ少佐の「レルヒさんカレー」
ゆるキャラブームの影響で全国各地にゆるキャラがいますが、新潟にももちろんいます。日本に初めてスキーを伝えたレルヒ少佐をモデルにしたレルヒさんです。レルヒさんの名前を使ったカレーはただのキャラクター便乗商品ではありません。湯沢町編、妙高編、上越市編の3種類があり、それぞれ異なった味が楽しめます。黄色い湯沢町編は隠し味に地酒を使った大人風味、赤い妙高編は地元産のエビのすり身団子や大葉が入ったオリジナルの味、そして茶色い上越市編はワインと味噌で仕上げています。
☆国産ワインの隠れた名品「深雪花」
日本ワインの父と呼ばれる川上善兵衛氏が設立したワイナリーで作られているワインが「深雪花」です。雪国ならではの気候と代々受け継がれた醸造技術で高品質の国産ワインをつくり出しているこのワイナリーで、特におすすめなのが「深雪花」です。完熟したマスカット・ベーリーAから醸造したミディアムボディの赤ワインで、まろやかさと果実感に特徴があります。国産ワインコンクールで受賞歴がありますが、値段は720mlで2,018円とお手頃なのもおみやげとしてうれしいですね。
ここでは紹介しきれませんでしたが、ほかにも食べて欲しいものがたくさんあるのが新潟県です。濃厚なのに後味が爽やかなヤスダヨーグルト、すっきりとした氷の味わいで人気の桃太郎アイス…。そこでしか食べられないものもあります。深雪花をつくっているワイナリーの岩の原葡萄園は見学もでき、資料館やレストランもあります。試飲しながら好みの一本を見つけるのも旅の楽しみです。
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