ほたるいかミュージアムは、ほたるいかをテーマとする施設です。シーズンになるとほたるいかが発光する様子を間近で観察できます。今回は、富山県を代表する観光スポットの1つ、ほたるいかミュージアムの楽しみ方や見どころをご紹介します。
ほたるいかミュージアムってどんなところ？
ほたるいかミュージアムは、ほたるいかの生態や自然環境などを楽しく学ぶことができる世界でたった1つの体感型展示施設です。滑川特産のほたるいかは外敵から身を守るため、青白く発光して威嚇します。3月20日～5月31日には、生きたほたるいかを飼育展示し、発光するさまを実際に間近で見ることができます。「深海魚展示コーナー」では、深海に棲息しているダイオウグソクムシやオオグソクムシの珍しい姿を見ることができ、タッチプールでは深海の珍しい生き物に直接触れることができます。
立山連峰を望む「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の敷地内にあり、ほたるいかをはじめ、富山の旬の食材を使った料理を堪能できるレストランや、ほたるいか珍味や深層水関連商品などがそろったおみやげショップもあり、グルメやショッピングも楽しめます。
ほたるいかミュージアムの開館時間・料金
開館時間
9：00 ～17：00（入館は～16：30）
休館日
・6月1日～3月19日の毎週火曜日 （祝日の場合は翌日）
・年末年始
・1月最終月曜日から3日間
料金
2017年6月1日～2018年3月19日
高校生以上 600円
3歳～中学生 300円
ほたるいかミュージアムへのアクセス
・富山駅→あいの風とやま鉄道 約15分→滑川駅→徒歩8分
・電鉄富山駅→富山地方鉄道 約55分→富山地方鉄道滑川駅→地下通路→滑川駅→徒歩8分
ほたるいかミュージアムの見どころ
幻想的な発光ライブショー
ほたるいかミュージアムでは、ほたるいかや深海の生物の幻想的な発光ショーを開催しています。ほたるいかが見られる時期には「活きたほたるいかの発光ショー」を開催、それ以外の時期には「LEDライトによるほたるいか発光イメージ」か「発光性プランクトン”龍宮ホタル”の発光ショー」を見ることができます。
2017年度のほたるいかのショーは3月18日～5月31日に開催されており、2017年12月時点では終了しています。
2017年6月1日～2018年3月19日には、ほたるいかの発光をイメージしたLEDライトを見ることができます。また、龍宮ホタルの発光ショーも実演します。竜宮ホタルとは、深海性発光プランクトンのことで、甲殻類に属します。日本海の300～400mの深海に棲息し、発光物質を分泌して青白く光ります。ライブシアターには、半円型の水槽と上映スクリーンがあり、神秘的な海の生物の生態を間近で見ることができます。
深海の珍しい生きものとのふれあい
ほたるいかミュージアムの「深海魚展示コーナー」では、深海に棲むダイオウグソクムシやオオグソクムシなど、珍しい生き物を観察できます。
ダイオウグソクムシの水槽はミラー水槽で、腹側からも観ることができます。遊泳肢で砂を吹き飛ばしながらオオグソクムシ達がおしくらまんじゅうをしている姿が見られることもあります。フラッシュをたかなければ、写真撮影可能です。
「深海不思議の泉」は、富山湾の深層水で深海の生き物を飼育しているタッチプールです。滑川沖水深333mの深層水の冷たい水の中でほたるいかやトヤマエビなどが飼育され、直接触ることができます。
道の駅にある施設なのでグルメやショッピングも満喫できる！
ほたるいかミュージアムの2階には「パノラマレストラン光彩」があり、ほたるいかをはじめ、富山の旬の食材を使ったバラエティ豊かなメニューを提供しています。店内からは富山湾を一望でき、雄大な海を見ながら地元グルメを楽しめます。
「おみやげマーケット」には特産品や海産物などさまざまな商品がそろっています。特に白海老は世界でも漁獲しているのは富山湾だけで、ほたるいかとともに地元特産品として知られています。滑川の醸造所で作られた地ビール「立山エール」や、伝統の手延べうどん「氷見糸うどん」、ご当地ラーメンとして知られる「ブラックらーめん」なども取り扱っています。
さいごに
ほたるいかミュージアムはほたるいかをテーマとした世界でたった1つのミュージアムです。季節になると発光するほたるいかのライブショーを見ることができ、ダイオウグソクムシやオオグソクムシなど珍しい深海の生き物も展示され、深海の神秘に触れることができます。道の駅の中にあり、地元グルメやショッピングも楽しめます。
富山県へ旅行しに出かけた際は、ほたるいかミュージアムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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